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前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

関西電力・プルサーマル計画は安全か

2009年10月12日 | Weblog
    しんぶん「赤旗」・・・・・日本科学者会議のエネルギー・原子力問題研究委員会(委員長・野口邦和日本大学講師)は9日、各地の原発へのプルサーマル導入に反対する見解を発表し、資源エネルギー庁と民主党にたいして計画を凍結するよう申し入れました。
    同委員会は、プルサーマル技術の必要性と安全性について検討を重ねた結果、「プルトニウムという危険な放射性物質を大量に社会に流通させる一方、資源の有効活用のメリットは小さく、処分に困る劣悪なプルトニウムを大量に生み出すきわめて拙劣なプルトニウム利用技術だ」との結論に達したことを説明しました。

    そのうえで、「国は現在進行しているプルサーマル計画を凍結して、核燃料サイクル政策の抜本的検討を行い、改めて国民合意を形成すべきである」と申し入れました。

    対応した資源エネ庁の職員は、長官に伝えることを約束。民主党政策調査会の担当者は「プルサーマルについては、党内でもいろいろな意見がある」と述べたといいます。

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   わたしが福井県議会議員として初当選した時、県庁幹部が最初に訴えてきたのはこのプルサーマル導入を高浜原発でやりたい、認めて欲しい、ということだった。その県庁幹部もいまは鯖江市長である。
その時、「なぜこんなひどい計画にこだわるのか」と質問。当時の牧野部長は「これは国策でございます」と答えたのが印象的だった。

   その後、イギリスのBNFL社に燃料発注したが数値をごまかすなどデタラメが判明。頓挫。今度はフランスの会社に変えて燃料を発注。しかし、規格がずれているなどの問題がおこっている。
この際、危険なプルトニウム路線の「国策」からの転換が必要ではないか。

    関西電力の関係者と名乗る方から「プルサーマル燃料についての情報を提供したい。話を聞いて欲しい」との連絡をもらったことがある。社内でも疑問視する方がいるのだろう、と思った。残念ながらその後の連絡はない。
     いったい何が県民から隠されているのか。勇気をもって情報提供していただきたいたいと思う。なにより、国民・県民の安全のためなのだから。