まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

鹿鳴の滝

2009年07月31日 | 網走管内
前回からのつづき

山彦の滝からさらに山道を進みました。


道はアップダウンを繰り返し、
段々と細くなっていきます。


付近には誰もいない山の中ですので、
道が細くなると、すこーし心細くなったりします。



そんな道を500m程進んだところで、
ようやく滝が見えてきました。


鹿鳴の滝です。
鹿が水を飲みに集まるところから、この名が付いたそうです。


山彦の滝とは姉妹滝とされておりますが、
上から下まで一直線に落ちる山彦の滝と異なり、
幾筋にも分かれて流れ落ちる様は対照的です。



また、この滝周辺の道は非常にぬかるんでおり、
大木なんかも倒れていたりしますので、
滝に近付くのはやや難儀すると思いますよ。


泥に汚れても平気な服装で来る事をおすすめします。

帰りは山彦の滝から来た道とは違う道で降りることにしました。

こちらだと、200m程で車道に出ることが出来るのです。
山彦の滝からの500mに比べれば、あっという間です。



ここから駐車場まではさらに数百メートルありますが、
山道に比べれば、はるかに歩きやすいというものです。


車に戻って、次へと向かいましょう。


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山彦の滝

2009年07月30日 | 網走管内
前回からのつづき

森林公園から道道1070号線を奥へと進みまして、
向かった先が山彦の滝。
駐車場から滝までは200mほど。



まずは階段を登り、

さらに山道を進みます。


さわやかな森の中を進んでいきますと、
滝が姿を現しました。


高さ28メートルのこの滝は真東を向いていることから、
ご利益が深いと言われ、成田不動尊が祀られており、
毎年7月28日に例祭が行われております。



また、この滝は裏側からも見ることが出来まして、
「裏見の滝」とも呼ばれております。



で、滝の裏側へと入ってみました。

裏側から滝を見るなんて初めての経験です。
水を通して見える光景は何だか不思議でして、
あたかも、こちらが水の中の別世界にいるようでした。



・・・・・・
次にもう一つ滝を見ますよ。



<この日の走行距離>釧路からここまで233キロ(森林公園から6キロ)


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森林公園いこいの森

2009年07月29日 | 網走管内
7月18日(土)
この日から2泊3日で、道北方面を中心に出かけてきました。


まずはじめに立ち寄ったのが、丸瀬布にある森林公園いこいの森。

ここにはキャンプ場や温泉施設、郷土資料館、昆虫生態館などがありますが、
目玉はやはりこちら。


蒸気機関車「雨宮21号」です。
かつて実際に、木材の輸送を行っておりましたが、
現役を引退した今も観光用に運行しております。



この機関車はここ丸瀬布で昭和4年に運行を開始。
以来、木材の運搬や住民の足として活躍しておりました。


やがて、ディーゼル機関車の導入により、
蒸気機関車は昭和33年に廃止されてしまいます。


一時はスクラップになる話もありましたが、
どうにか免れ、鉄道資料として保存されることになりました。



しばらくの間、営林署で眠っていた後、
昭和54年に関係者や町民の強い要望により復活試運転が実現。
昭和57年から実動しております。



現在は30分から1時間おきの運行で、
公園内にある森の中を2キロほど走っております。



まだまだこれからも力強い姿を見せてくれることでしょう。




<この日の走行距離>釧路からここまで227キロ

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お食事処 きらく

2009年07月28日 | 根室管内
前回からのつづき

茨散沼からは別海の市街地へと向かいました。
ここでお昼ご飯をいただく事に。
寄ったお店は「お食事処 きらく」。


チャーハンセット(900円)をいただきました。

チャーハンはエビがたっぷり入っています。
ラーメンのスープはあっさりめで飲みやすく、
麺をいただいた後はチャーハンのスープ替わりにして、
ほとんど飲み干してしまいました。



また、お店のご主人は人柄が良く、
きめ細やかな心配りをする方でした。

お店の住所は別海町別海川上町140。
国道243号線から少し奥まった所にありますが、
国道脇に小さめの看板が出ており、それが目印になるかと思います。


<この日の走行距離>釧路からここまで196キロ(茨散沼から22キロ)




ここから天気は急速に悪化。
どこにも寄れずに釧路へと帰りました。



<この日の総走行距離>303キロ


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茨散沼

2009年07月27日 | 根室管内
前回からのつづき

尾岱沼から折り返し、国道244号線を南下しました。
次に向かいましたのが、茨散沼。
ほとんど知られていない存在ではありますが、
一応(?)、別海十景にも指定されております。



また、その場所も分かりにくく、
国道脇にこんな小さな案内板があるだけ。


これに気付く人も少ないのではないでしょうか。

この看板からはダート道を1.5キロ程進んで行きます。

このとおり、車がすれ違えるような幅もなく、待避所も充分にありませんが、
さすがにここを通る車は皆無のようです。

だからと言って、油断して運転しちゃいけませんぞ。

幸いにも(笑)、他の車と出くわすことなく、茨散沼に到着。


風を受けた水面には波が出来ていました。


超が付くぐらいの穴場的存在ですので、
一人でたたずむにはもってこいの場所かもしれません。



それでも近くの森からは、
チチチチチ、
ピピピピピ、
カッコウカッコウ、
ホーホケキョ

と幾種類もの鳥の鳴き声が聞こえてきて、
意外とにぎやかでした。


滅多に人が来ない場所だからこそ、
これだけの鳥が集まっているのかもしれませんね。





<この日の走行距離>釧路からここまで174キロ(尾岱沼から20キロ)


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尾岱沼

2009年07月26日 | 根室管内
前回からのつづき

新酪農村展望台から国道244号線を北上して、
尾岱沼へと向かいました。


尾岱沼と言えば、北海しまえび。
しまえびはアマモという海草の中で生育します。
このアマモは水深1~3メートル程の大変浅い所にあるため、
普通の船で行きますと、スクリューでアマモを傷つけてしまいます。
そのため、しまえび漁は三角帆で風を受けて進む打瀬船によって行われます。
漁の時期は6月中旬から7月中旬までと10月中旬から11月中旬の2か月間行われ、
これがこの地域の風物詩ともなっております。



この日、打瀬船の姿を見ることは出来ませんでしたが、
漁協の直売店「海紋」でしっかりと北海しまえびを買いました。


300gで1440円!
やはり、いいお値段がしますが、
ぷりっぷりとした食感と、濃厚なミソは絶品です。

ちょっとした贅沢です。

<この日の走行距離>釧路からここまで154キロ(新酪農村展望台から49キロ)


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新酪農村展望台

2009年07月25日 | 根室管内
7月12日(日)
この日は別海方面へと行ってきました。
まずはじめに立ち寄りましたのは新酪農村展望台。


展望台は高さ10メートル程のシンプルな鉄骨造りとなっています。
シンプルなだけに、登っている間は下が見えて怖いです


登ってみますと、そこに広がるは牧場の風景。

どちらを向いても、そんな風景がはるか彼方まで広がっております。

道路もどこまでも真っ直ぐ続いております。


この一帯では昭和48年から昭和58年にかけて、
農林水産省が広域農業開発事業を行いました。
農用地の造成、農業用水の整備、共同利用施設の整備などを行い、
新規入植94戸を含む222戸の酪農家の規模拡大・合理化を進めました。



1戸当たりの草地は50ヘクタール程、
乳牛の数は60~70頭程でして、
北海道でも大きな規模となっております。


そう言えば、今年は丑年なのに、
牛の写真を撮っていませんでしたな。



ところで、展望台のそばにあった看板を見ますと、

畜産経営群を草急に創設すると共に・・・
酪農地帯だからって、くさかんむりを付ける必要はないかと(笑)



<この日の走行距離>釧路からここまで105キロ


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あやめが原

2009年07月24日 | 釧路管内
前回からのつづき

霧多布岬から道道123号線を進みまして、
次に立ち寄りましたのが「あやめが原」。
ここは文字通り、ヒオウギアヤメの群落地でして、
6月中旬から7月上旬が見頃となっております。



広さ100ヘクタールもある草原の中に、
何と30万株ものアヤメがあるそうです。




辺りは霧に包まれており、その中で咲く紫色の花々は
とっても幻想的で、怪しげに見えました。




また、ここにはアヤメだけでなく5月から10月にかけて、
100種類もの花々が咲くそうです。






そうした様々な花を見ながら、霧の中を進んで行きますと、
馬の群れに出くわしました。



ここ、あやめが原には馬が放牧されているのです。


どうした訳か、霧の中で馬達は全く微動だにしませんで、
生き物というよりも、まるで人形のように見えましたよ。



<この日の走行距離>釧路からここまで260キロ(霧多布湿原から23キロ)




ここからは真っ直ぐ、釧路へと帰りました。


<この日の総走行距離>316キロ


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霧多布湿原

2009年07月23日 | 釧路管内
前回からのつづき

納沙布岬から折り返し、西へとひたすら走りました。
そして、つづいて立ち寄りましたのが霧多布湿原。



ちょうど、エゾカンゾウの花が咲いておりました。


緑の草原の中をアクセントのあるオレンジ色が続いております。


また、エゾカンゾウだけでなく、
他にも幾つもの花が咲いておりました。



さらに遠くに目を転じれば、
ワタスゲの白い穂が風に揺られておりました。



湿原の奥へと延びる遊歩道は500メートル程続きます。


遊歩道を進むにつれ、花の数が少なくなっていくような気がしますが、

行き着いた先には川がありました。

川の流れをゆったりとした気持ちで、
眺めているというのもいいものです。




・・・・・・
気が付けば天候が急変。
海のほうから、霧が一帯を包み込むように流れ込んできております。


早目に出発したほうが良さそうです。

<この日の走行距離>釧路からここまで237キロ(納沙布岬から92キロ)


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納沙布岬

2009年07月22日 | 根室管内
前回からのつづき

ご飯をいただいた後、岬を散策。
納沙布岬灯台のあるほうへと行ってみました。


納沙布岬灯台は明治5年(1872年)に点灯された、北海道で最初の灯台です。
また、日本最東端の灯台でもあります。



ここからは歯舞諸島の貝殻島や水晶島などが間近に見えるはずなのですが、
霧が濃くて、遠くがまったく見えません。



すぐ目の前にある岩場がかろうじて見える程度です。

この季節には、よくある事です

その替わりに見えたのがこちら。

ラッコです!
しかも2匹!

釧路川に現れたラッコのくーちゃんは、
ゴールデンウィークが終わるとともに姿を消しました。
それから数日たって、この納沙布岬に現れたものですから、
「釧路にいたラッコでは?」
とも言われておりますが、真相はいまだ不明です。


悠々と波間をただよう2匹のラッコ。
「釧路にいたかどうかなんて、どうでもいいじゃん。」
な~んて、思っているかもしれませんね。

・・・・・・
それでは次へと向かいましょうか。


遠くに見えるは「四島のかけ橋」のモニュメントです。

<この日の走行距離>釧路からここまで145キロ(東灯から400メートル)

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