Mintの香り

☆北国の季節を感じて下さい☆

入道崎-秋田県男鹿半島

2012年09月02日 | 東北


秋田県西部にある日本海に突き出た男鹿半島

その先端に位置するのが入道崎です。

その位置は北緯40度線上にあり、それを印した安山岩のモニュメントがあります。


位置はこちらの地図をご覧ください↓








草原上に走る北緯40度ライン。





北緯40度ライン上には刻みが入った岩が並べられ

その光景が他の岬にはない素敵な雰囲気を醸し出しています。







入道崎にある白黒の縞模様の入道埼灯台は

海上保安庁による"日本の灯台50選"に選ばれているそうです。

ちなみ"崎"と"埼"の違いに気づかれましたでしょうか?

地名は"崎"を使用し、灯台は"埼"の漢字を使用しています。

読みでは同じ"さき"ですが、異なる漢字を使用していて

日本語って難しくてややっこしいなと日本人の私でも思います。







道沿いにお店が並び、お土産や郷土料理を楽しむことができます。

男鹿半島近辺の日本海沿岸部に伝わる魚のアラを使った郷土料理"ざっぱ汁"や

桶の中に魚介と真っ赤に焼けた石を入れて作る、男鹿半島の漁師の暮らしの中から生まれた"石焼料理"など

色々と海鮮料理を頂くことも出来るようです。





↑こちらはご当地ソフトクリームの"黒い塩ソフトクリーム"

男鹿半島の天然塩をスモークにした黒い塩を使用したソフトクリーム。

他に"なまはげアイス"などもあり迷いましたが

人気No1と書かれていたのが決め手となり"黒い塩ソフトクリーム"を頂きました。

一口目に思わず「しょっぱー!!」と言うほど

塩の味がダイレクトにやってきます。

これには、なまはげもビックリ!







じわじわと、しょっぱさを感じる塩ソフトはたべたことはありますが

直に、しょっぱい!!と思ったのは初めてでした。

でも、スイカやトマトに塩をかけると甘さが増すと言い、好んで食べる方が多いので

そう言う意味では驚くことではないのかもしれないです。

ただ私はスイカなどに塩をかけて食べるのは苦手で

折角の甘いスイカが、しょっぱくしか感じなく

未だに甘さが増す感覚が分からないのであります。






入道崎の崖下から出ている海底透視船は

船底にあるガラス窓越しに海底の様子が眺められるようです。

入道崎は落差30mもある荒々しい海岸でありながら

芝生に覆われた大地が海に突き出していて日本海を一望できます。


今回は見ることができませんでしたが

岬から見る夕陽が美しく日本の夕陽百選にも選ばれているそうです。







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仙台中心街

2012年08月29日 | 宮城県


仙台の街中を初めてゆっくりと歩いた。

車ではアッと言う間に通り過ぎてしまう街も

歩いてみるととても広く興味惹かれるものが沢山あった。

↑の画像は、ペデストリアンデッキとして最も規模の大きな仙台駅西口のペデストリアンデッキ。






JR仙台駅西口ペデストリアンデッキと接続している19階建ての仙台マークワンと

31階建てのAER(アエル)







仙台駅の目の前から東西に伸びるアーケード街。

そこには、藩制時代に御名懸組の組士屋敷が置かれた"ハピナ名掛丁商店街"

城下町開府当初は日形町と呼ばれていた"クリスロード商店街"

藩政時代「大町三四五丁目」と呼ばれ、商人の町として豪商が軒を並べていた"マーブルロードおおまち商店街"

戦前には仙台初の映画館「文化座」があった"サンモール一番町商店街"

昭和45年に土曜・日曜の歩行者天国を仙台市内でいち早く実施した"ぶらんどーむ一番町商店街"

通りの両側にだけアーケードがかかり青空を眺めることができる"一番町四丁目商店街"

仙台市の中心を見事に続くアーケード街は観光としても楽しめるところです。






江戸時代には中級以下の家臣が住む侍町だった一番丁。

明治維新以降、仙台藩の家臣だった山家豊三郎が自邸内に数十戸を建て藩士たちに商売をさせ

以後、東一番丁沿いには、芝居小屋、映画館、寄席、喫茶店、芸妓置屋、露店などが立ち並ぶようになり

商店街として賑わうようになった歴史がある。




↑この写真は信号を渡る際に慌てて撮ったため

"一番丁"しか写っていないのだけど

実は"一番丁"の上に"東"の文字があった(汗)






三越に掲げられていた「がんばろう宮城 がんばろう東北」の垂れ幕に

胸が熱くなりました。










定禅寺通(じょうぜんじどおり)は、仙台市青葉区にある「杜の都・仙台」を象徴する並木道の1つ。

1601年(慶長6年)に仙台城の鬼門封じのために「定禅寺」が開基され

その参道として整備されたのが現在の定禅寺通りの始まりらしいです。









仙台市交通局が運行する仙台市内の観光地を循環する路線バスがある。

それが、このレトロな雰囲気を醸し出しているバス。






見所満載で

もっともっと歩いてみたいと思う仙台でした。




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仙台七夕まつり

2012年08月23日 | 東北

8月6日、7日、8日に行われた"仙台七夕まつり"に行って来ました。

テレビ等では見たことがありましたが

実際に観るのは初めてだったので、そりょあーもう嬉しいのなんのって!







仙台七夕まつりと言ったら"東北三大祭りの1つ"

人混みが苦手な私もこの時ばかりは行け行けモード。







ところで七夕と言えば普通7月7日ですが、仙台の七夕まつりは月遅れの8月7日。

その仙台の七夕も昔は7月7日に行われていたようですが

維新の変革とともに衰退し、新暦の採用を境に年々行われなくなったようです。

昭和に入り不景気を吹き飛ばそうと七夕飾りを復活させ

元来旧暦の7月7日に行っていた行事を新暦日付の月遅れに行うようになった歴史があるようです。


北海道も一部の地域では7月7日に行うところもありますが

多くは8月7日に七夕を行います。






今まで七夕飾りと言ったら短冊を飾るのがせいぜいだったのですが

それとは明らかに違っていました。

仙台七夕の笹飾りは数ヶ月前から手作りで行い

飾りは1本数十万円~数百万円もするものもあるそうです。

また、くす玉は故人の霊を慰めるためのもので

吹流しは5本1セットで飾るのが仙台七夕の習わしらしいです。








短冊には「出世!」「お金がふってきますように」と色んな願い事が書かれていました。

思わず「同感!!」と思った願い事がありました。






福幸傘福と書かれ

復興を願う折鶴が沢山ありました。









少しでも涼しさをと、氷の中の飾り。







本当に工夫を凝らした沢山の飾りがありました。






目が回るほどの沢山の人と飾りで、主人の姿を見失わないことに必死になりつつも

仙台のお祭りを楽しんできました。







今年の来場者は200、2万人だったようです。









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波しぶき

2012年08月21日 | 


暑い、とにかく暑いので、少しでも涼しさを。

ただ、それだけでこの画像をUpしました。






フェリーの中から見た波しぶきです。

次から次へと絶え間なく湧き上がる波しぶき。

ずっと見ていると、まるで生き物のように見えてきます。






ナッチャン号に乗って津軽海峡を渡った時の様子です。

暑いからと言って、津軽海峡にダイブすることはできませんが

頭の先からつまさきまで全身スッキリサッパリしたい気分です。




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道道41号

2012年06月17日 | 道南



道道41号は函館市庵原町から函館市日浦町を結ぶ北海道道ですが

女那川町と日浦町の間は旧国道278号です。

今回は旧国道278号を女那川町から日浦町方向を目指してみました。







かなり狭い道路で対向車とすれ違うのもやっとですが

山側へ迂回する新道とサンタロトンネルが開通するまでは国道278号線として使用されていた道路です。







進んでいくと道路際にゴツゴツとした大きな岩があります。

この辺りをサンタロナカセ岬と言うようです。








サンタロナカセ岩と呼ばれる岩があって

この地に住む三太郎の息子が漁に出たまま戻らず

三太郎と嫁の2人が泣き続けて岩になったという伝説から名付けられたそうです。







どんよりとした空の中で見る伝説の岩。

なんだか物悲しさが伝わってくるような感じがしました。

空が青ければまた違った印象だったのかもしれません。







この辺りはサンタロナカセ岩だけではなく他にも奇岩があったり

道路の際に大きな岩があったりと

あまり見ない景観を目にすることができます。






ゴツゴツとした岩の間を通らせて貰っているような狭い道路です。






道路は狭いですが視線を変えると広い海が広がっています。






旧国道278号はまだ続きます。

向こうに見えるのが、これから向かう道です。






せり出した岩盤を素掘で作られた、これらのトンネルを日浦洞門と言います。

このようなトンネルが連続して幾つもあるのを見たのは初めてだったので

驚きと興奮が一度にやってきました。






1929年に開通した日浦洞門。

小さなトンネルが7つあります。






この日浦洞門は、絶壁の海岸に道を通すために硬い岩盤を素掘りで砕いてトンネルが掘られたもので

生活になくてはならない道路だったのだと思います。






道幅もトンネルも狭いですが

現在も函館と恵山を結ぶ路線バスが経由している道路です。

ただ、高波や落石により通行止めになることもあるようなので

走行には注意が必要です。



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恵山

2012年06月16日 | 道南


以前にも紹介したことのある行き止まりの道、道道635号のドライブで海沿いの景色を楽しんだあと

恵山の町を山の方に向かって行きました。


つつじ公園の駐車場があったの車を停め景色を眺めることにしました。

が、モヤっていて何もかもがボヤとしていました。

でも、それが何だか神秘的な雰囲気を醸し出していました。




駐車場内に階段を見つけました。

よく見ると随分と長く向こうまで続いているように見えます。

以前ならさっそうと階段を上って行ったかもしれませんが

以前ほど体力がないことを自覚しているので見るだけにしておきました。

恵山は活火山で崩壊壁内部では現在も噴気が見られるそうですが

登山もでき、気軽に出来る前山散策コースなどもあるようです。

この階段は前山遊歩道の入り口のようです。





つつじ公園駐車場から、次にあてもなく道を進んで行くと

突然目の前に現れた観音様。

周りにはこれと言って何もなく、荒地のようなところにぽつんと佇む観音様。

まるで置き去りにされたような観音様を見た時、不思議としか言いようがありませんでした。




帰宅後、調べてみたら

ここにはかつてバブル時代に恵山モンテローザと言う総合観光施設があり

かなりの金額を投資して建設されたようですがバブルが弾けると共に

恵山モンテローザも閉鎖となったようです。

巨大な涅槃像や巨大なプール、凱旋門等々とても派手な施設だったようです。

閉鎖されてから10年以上経った今も一部の仏像などが残ったままになっているらしく

この観音様も、そのひとつのようです。



恵山は、青森の恐山と姉妹山の霊山で、信仰の山のようです。

そう思うと、不思議な観音様、モヤった神秘的な景観が繋がるような気がするのは気のせいでしょうか。

モヤっていたのはたまたまですが、春はつつじ、秋には紅葉などがとても綺麗なところのようです。




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国道278号ドライブ

2012年06月14日 | 道南


国道278号は、北海道茅部郡森町から亀田半島の海岸線を回り北海道函館市までを結ぶ国道ですが

今回はその間の、函館市尾札部町から函館市日ノ浜町までをドライブした時の様子です。








尾札部町では以前に人型の焼き物が出土し発掘調査を行なったところ

縄文時代後期の墳墓群の可能性があることが判明し、著保内野遺跡として登録されています。

発見された土偶は、中が空洞になっている中空土偶で中空土偶としては国内最大級で

平成19年に北海道初の国宝に指定されました。







平成23年10月には道の駅「縄文ロマン 南かやべ」がオープンしています。






トンネルの上に圧し掛かっているのが獅子鼻岬と言い

横から見るとライオンの鼻のように見えることから名付けられた岬です。

霧でぼやぁとしてるのと、ピンボケで、なんだかよく分からないと思います。







今回画像はありませんが

南茅部には太平洋が一望できる「黒鷲岬」や、迫力の「古部大滝」など

自然が織りなす素晴らしい景観が色々とあります。







こちらは自然がおりなす景観ではありませんが

ある意味タイムスリップしたような感覚を味わえる場面でした。






国道278号沿いにある道の駅「なとわえさん」

屋上に上ることができ津軽海峡を一望できるようですが

この時は霧と寒さで登るのを断念しました。

キャンプ場も併設されているので、ゆっくり楽しむことが出来ると思いますが

日によっては風が強いこともあるのでご注意を。



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黒松町から森町砂原までドライブ

2012年06月13日 | 道南


国道37号線で南を目指してのドライブ。

だが突然の濃い霧。

景色どころか夢の中にいるような気分。

夢の中なら良いけれど、この世ではないところに行ってしまったのでは?と

考えてしまうほどの霧。

何となくしか見ていなくても建物だったり木だったり

何かしら目に見えるものがあるのが当たり前で

何も見えなくなると不思議と言うか不安な気分になります。





国道37号から国道5号を走り、森町の市街地を通る北海道道1028号を行きます。

北海道道1028号は茅部郡森町を結ぶ総距離14.3kmの道道です。

間もなくJR森駅が見えて来る筈なので

駅を撮ろうとカメラを構えて準備。

バッチリ撮れた!と思ったら

撮れたのは駅の隣にある商工会議所だったことに気づく。

が時既に遅し。。。





JR森駅を過ぎた辺りから道が狭くなり

漁業関連の建物が多くなってきます。






海沿いの道ですが、海と道路の間に家やお店などがあって

生活感が漂う風景が色々とある道路でした。






北海道道1028号から国道278号に出る交差点で

電柱に隠れて見えない看板を発見。

交通注意の看板だろうと思いながらも、なんだか気になった看板。






電柱から姿を現したので撮ってみた。

しょうもない親父ギャク的な看板だったけど笑ってしまったし

間違いなくインパクトありだと思った。



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礼文華海浜公園キャンプ場

2012年06月12日 | 道央


ドライブ中に見つけたキャンプ場の看板に惹かれて行ってみました。

キャンプ場があることも知らなかったので

特に期待もなく、興味だけで訪れてみました。

道路を道なりに進んでいくとアッと言う間に着いたキャンプ場は

礼文華海浜公園キャンプ場と言うようです。





キャンプ場に着いてみると入り口は閉まっていて立て看板には

「礼文華キャンプ場は場内整備のため使用できません。

(オープンは7月中旬~8月下旬まで)」

このように記載されていました。

先にも書いたように、キャンプ場を利用するつもりで訪れた訳ではなく

興味だけで訪れただけなので良いのですが

全く中にも入れないのは残念でした。




帰宅してから調べてみたら

平成14年にリニューアルオープンしたキャンプ場。

芝生のキャンプサイトや水洗トイレ、シャワー、管理塔があるセンターハウスなどが新設されています。

※キャンプ期間は、平成24年7月14日(土)~8月19日(日)

と、豊浦町のHpに記載がありました。






海は直ぐ側なのでキャンプ場としては良い場所だと思いますが

利用出来るのは約1ヶ月間しかないのは、なんだか勿体無いような気がしました。

中に入ることが出来ないので、遠目から見るくらいしか出来ず

どんな感じのキャンプ場なのか分からずでしたが

海があり、かなり広い芝生があり、綺麗な感じのキャンプ場に見えました。

但し遠目で見た印象です。




海と反対側の景色はこんな感じで、とてものどかな所でした。





キャンプ場から少し車を走らせると、JR礼文駅があります。

道道609号から少しだけ中に入ったところにあり

うっかりすると見落としてしまいそうになる礼文駅は現在無人駅です。




これと言った情報も得られませんでしたが

ドライブ中に看板に誘われて行ったにしては

なかなか良いキャンプ場を見つけたような気がします。



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豊浦文学碑公園

2012年06月04日 | 道央


虻田郡豊浦町礼文華にある豊浦文学碑公園です。


『豊浦には、悠久の昔からその風光にひかれ、住み着く人や訪れる人も多く、そのためもあってか歴史は意外に古い。

史跡や伝説なども数多く残されており、斉藤茂吉、与謝野鉄寛・晶子、伊藤整など、近代文学を代表する歌人や文人たちも訪れ

豊浦の海岸の美しさを賞賛しており、文学碑公園には、歌碑や随筆碑が建てられています。

またの名をロマンチック海岸と呼ばれる豊浦の景勝地

礼文華海岸の美の岬を背景にしたこの公園から見る夕日は、まさに感動的な美しさです』

豊浦町のHpに、このように書かれています。




何か面白い景色はないだろうかと当てもなく道を進んで行くと

時折行き止まりになってることがあります。

大きな岸壁があったので、この先は行き止まりだろうと思っていたら

なんと道は続いていました。







道の先には静かで素敵な景色がありました。






ここが文学碑公園です。

文学碑公園を目指して訪れた訳ではなく

当てもなく色んな道を進んでいたら、こんな素敵な場所に出会いました。





夏には多くの人が訪れる場所なのかもしれませんが

この時は訪れる人もいなく、この景色を独占したような気分になりました。







更に道は続いています。

この道は"北海道道609号礼文停車場線"

豊浦町礼文華内を通る道で総距離2.6kmの道道のようです。






狭い道、道の直ぐ近くの大きな岩、そして海。

とても不思議な感覚の風景と感動たっぷりの道でした。

沢山の道がありますが、このような道に偶然にも出会えたことに感激です。














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