まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

卯原内サンゴ草群生地

2009年10月31日 | 網走管内
9月26日(土)
この日は網走方面へと出かけてきました。

まずはじめに立ち寄ったのは卯原内(うばらない)にあるサンゴ草の群生地。


ちょうど一面に赤いじゅうたんが広がっておりました。


サンゴ草の正式名称はアッケシソウと言いまして、
1891年に厚岸湖で発見されたことが、その名の由来となっております。


塩分の多い湿地に生える葉のない一年草でして、
高さは10~20センチ程度とそれ程高くはありません。
普段は濃緑色ですが、秋になりますと、このように赤くなります。


赤く枝分かれした様がサンゴに似ていることから、
サンゴ草と呼ばれております。



ここ卯原内では他の植物を抑制するなどして、
アッケシソウの植生を維持するような努力を行ったために、
国内最大級の群落を形成するようになりました。


ですが、全国的には近い将来に絶滅の危険が高い種に指定されており、
最初の発見地である厚岸湖でも、その群生は縮小傾向にあるようです。



・・・・・・
秋の風物詩が見れなくなるのは、寂しい限りです。


いつまでも、こうした風景が見れたらいいなと思います。

<この日の走行距離>釧路からここまで161キロ


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池田ワイン城

2009年10月30日 | 十勝管内
前回からのつづき

南富良野から国道38号線をさらに進みまして、
最後に池田にあるワイン城へと寄ってみました。


中央の入り口のところ、よく見ますと開いております。
いつもここへ来る時には、開いていなかったような気がするけど・・・

中へ入ってみますと、
真ん中にでーんと大きなものが。


これはドイツで昔、使われていた圧搾機です。
20世紀初頭に油圧式の圧搾機が出るまでは
これでブドウを搾っていたそうです。



だいぶ陽も傾いてきました。

秋の夕陽に照らされた町の光景は、
暖かい季節の終わりを表しているかのようです。
きっと、確実に冬が近付いてきているんでしょうね。



<この日の走行距離>札幌からここまで320キロ(南富良野から106キロ)




この季節、夕陽が沈むのはあっという間です。
ここから真っ直ぐ釧路へと帰りましたが、
釧路に入る前に辺りはすっかり暗くなってしまいました。



<この日の総走行距離>426キロ

これにて、3泊4日の旅終了!

<4日間の走行距離>1203キロ

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道の駅「南ふらの」

2009年10月29日 | 上川管内
前回からのつづき

芦別から国道38号線を進みまして、道の駅「
南ふらの」で休憩。

この道を通る時には必ずといっていい位、立ち寄る道の駅です。
お土産品が比較的充実しており、
レストランのメニューも多く、エゾカツカレーなど、
ここならではの物があったりするので、
買い物をするにも食事をするにも、
物足りなさを感じることはないかと思います。



こちらは道の駅裏手にあるラベンダー畑。

さすがに青くなる時期はとっくに過ぎており、
背後の山々も秋めいてきました。



もう間もなく、この辺りは白一色に覆われることでしょう。

そうなったら、来シーズンまでここへは来れないです。
何せ狩勝峠を越えなければなりませんからね。

北国ならではの事情です・・・

<この日の走行距離>札幌からここまで214キロ(芦別から81キロ)


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カナディアンワールド公園

2009年10月28日 | 空知管内
前回からのつづき

芦別市内から国道452号線を山のほうへと向かい、
次に寄りましたのはカナディアンワールド公園。


以前、ここは芦別カナディアンワールドという、
「赤毛のアン」の世界をモチーフにしたテーマパークでした。



小説に出てくるアンの家、教会、学校、親友ダイアナの家、リンド婦人の家
などが再現されており、園内にはアンもおりました。


TVコマーシャルなんかもやってましたね。


ですが、お客さんの入りはかんばしくなかったようで、
赤字のため経営破たんし、1997年に閉園となり、
赤毛のアンもこの地を去ってしまいました。


あの時のアンは今頃どうしているんだろう?

破たん後、建物はそのままに、
ここは無料の市民公園となります。



実は、破たんして間もなく、一度訪れたことがあるのですが、
そこに人の気配は全くなく、非常に寂しい雰囲気でした。


当然、施設整備や園内のメンテナンスが充分に出来るはずもなく、
そのまま荒れ果てていくのかなと思っておりました。



で、この日、数年ぶりに訪れてみますと、意外や意外。

喫茶店やオルゴール美術館、いくつかの売店などが営業しており、
園内を巡るミニ列車すらも運行しておりました。



お客さんもそこそこ入っているようでして、
かつてのテーマパークが閉園後、そのまま廃墟と化す。
なんて事は、ここにはないような気がします。



公園の開園時期は4月下旬から10月下旬まで。
今年の営業はもう終わってしまいましたので、
また来年・・・ですね。



<この日の走行距離>札幌からここまで133キロ(道の駅「スタープラザ芦別」から11キロ)

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道の駅「スタープラザ芦別」

2009年10月27日 | 空知管内
前回からのつづき

歌志内から次に向かったのが芦別。
道の駅「
スタープラザ芦別」でお昼ご飯をいただくことにしました。

芦別と言えばもちろん「ガタタン」ですね。
ガタタンとは10種類以上の具が入った、とろみがついた塩味の中華風スープです。
炭鉱街芦別の伝統的な料理です。



この日いただいたのはガタタンチャーハン(840円)。

ガタタンラーメンですと、あまりのとろみの熱さに
はふはふ言いながら、いただくところですが、
こいつは思ったよりも熱くはありません。
舌をやけどする事もないですね。


・・・・・・
観音様のおかげかどうかは分かりませんが、
天気が良くなってきました。


もう少し、芦別を散策することにしますよ。

<この日の走行距離>札幌からここまで122キロ(歌志内から13キロ)


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悲別ロマン座

2009年10月26日 | 空知管内
前回からのつづき

歌志内市内で次に寄りましたのは悲別ロマン座。


昭和59年放映のテレビドラマ「昨日、悲別で」の舞台となりました。
倉本聡脚本のこのドラマでは
東京に出ていこうとする者、地元に残る者、
若者たちの心の交流が描かれておりました。



ここの正式名称は住友上歌会館と言いまして、
炭鉱従業員の福利厚生施設として、昭和28年に開館しました。
当時は映画上映や舞台公演、歌謡ショーなどで大いに賑わったそうです。



やがて昭和46年に炭鉱が閉山し、
この建物も閉館となってしまいます。


その後、昭和52年に「幸福の黄色いハンカチ」
さらに「昨日、悲別で」で使用されたことにより、脚光を浴びます。
この2つをきっかけに、期間限定で一般公開されましたが、
やがて閉鎖。
再び建物は眠りにつきます。



それが最近になって夏季限定で再復活。
館内には来館した有名人のサイン色紙、ドラマ撮影時の写真
などが展示されております。
お土産品の販売や喫茶コーナーもあるそうです。



今シーズンの営業はもう終了してしまいましたが、
来年もまたやってくれることでしょう。


<この日の走行距離>札幌からここまで109キロ(道の駅「うたしないチロルの湯」から5キロ)


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道の駅「うたしないチロルの湯」

2009年10月25日 | 空知管内
前回からのつづき

宮島沼から次に向かったのは道の駅「
うたしないチロルの湯」。

ここの名物はと言いますと、やはり漬け物ではないでしょうか。
その数、何と30種類以上!
全て試食出来、お茶も出てきます。
そこまでしていただくと、何か買わざるを得なくなってしまいますが・・・



で、買っちゃったのがこちら。

左が寒干大根のしょうゆ漬け。
右が里ごぼうのみそ漬けです。
どちらもおいしくいただきました。



<この日の走行距離>札幌からここまで104キロ(宮島沼から53キロ)


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宮島沼

2009年10月24日 | 空知管内
前回からのつづき

9月23日(水)
4日目(最終日)のスタートです。

札幌から国道275号線を北上し、向かった先は宮島沼。


宮島沼はわずか30ヘクタール、
サッカー場にすると40面程度の小さな沼です。



そんな宮島沼にはマガンやコハクチョウなど数多くの水鳥がやって来ます。
特にマガンにいたっては世界有数の飛来地となっております。


この日も向こう岸あたりに水鳥の群れがおりましたが、
訪れたのが朝の早い時間帯だったこともありまして、
付近は濃い霧に包まれており、デジカメのピントがあいません。
ピンボケの失敗作を連発してしまいました。



それでもかろうじて、
近くにいた一羽が飛び立つのをとらえました。


ちょっと分かりにくいかもしれませんが、
水面すれすれの点みたくなっているのが、そうです。

実は、近くにいたの気付いてませんでした。
シャッター押したら、偶然撮れた一枚です。


・・・・・・
トンボのほうはねらって撮りました。


秋も深まりつつある宮島沼でした。

<この日の走行距離>札幌からここまで51キロ


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フラワーパーキング

2009年10月23日 | 後志管内
前回からのつづき

賀老渓谷(多分・・・)から次に向かいましたのが、
真狩村にあるフラワーパーキング。


こちらもまた、羊蹄山のビューポイントとなっており、
この特徴的な展望台が設置されております。


ですが、肝心の羊蹄山のほうは、雲に隠れてしまいました。

以前ここを訪れた時も雲に隠れて山頂付近が見えなかったのですが、
この日も・・・だめでした


周りを見ても、雨こそ降らないものの、
雲に覆われております。


天気さえ良けりゃ、ずっと向こうまで畑が広がっていて、
眺めのいい所なんですけどね。


<この日の走行距離>長万部からここまで132キロ(賀老渓谷から29キロ)



ここからはこの日の宿泊地である札幌へと真っ直ぐ入りました。


<この日の総走行距離>213キロ


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賀老渓谷?

2009年10月22日 | 後志管内
前回からのつづき

京極から国道276号線を2キロほど北上し、
すぐに道道95号線へと入りました。
そして向かった先は賀老渓谷。
と言いましても、道路脇に特段看板が出ているわけではありません。
道路地図に載っていただけなのです。



ですから、渓谷らしき所に着きましても、
果たしてここがそうなんだか、どうなんだかよく分かりません。



国道からほんの数キロ入った所ですが、
周りを険しい山々に囲まれ、
とんでもなく山奥に来てしまったかのような場所です。



道道から一本脇道に入ってみました。
入ってまもなく、舗装道がダート道に変わります。



その先にはカーブミラーも設置されております。
ここから道はきっと険しくなっていくのでしょうか。
どんな所に行き着くのか何だかどきどきです。



カーブを曲がってみますと、

道がありません。


反対側には標識も設置されておるというのに・・・

どうするつもりだったんでしょう。ここ。


このあたりは紅葉の時期がいい眺めになるのかなと思いますが、


ちょっとまだ早かったようです。


・・・・・・
一旦、道道へと戻り、双葉ダムに向けて、さらに進んでいきましたが、
何とこちらは途中で工事のため通行止め。
引き返すことにしました。

ダムのそばにある展望台からは羊蹄山が一望出来たそうです。

<この日の走行距離>長万部からここまで103キロ(京極から9キロ)


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↓こちらの地図には朝日渓谷の表記がありますが、
賀老渓谷との違いが分かりません・・・

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