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まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

道の駅「マリーンアイランド岡島」

2011年09月25日 | 宗谷管内
前回からのつづき

雄武(おうむ)から国道238号線を北上しまして、
枝幸の町の手前にある道の駅「マリーンアイランド岡島」に着きました。


船の形をした建物ですが、形だけではありません。
ブリッジ部分へは登ることだって出来ちゃうのです。



で、登ってみました。

風はそんなに強くなく、むしろさわやかな感じで、
波もおだやかでした。


それから、何度も繰り返すようですが、とってもいい天気です。

この日は後半になるにつれて、青空が広がっていきました。

道の駅の建物のそばでは白い花が一面に咲いておりました。

北の地で咲く花は存在感を大きく出すこともなく、
どこか遠慮がちに咲いているような気がしました。


112駅中79駅を制覇!


<この日の走行距離>稚内からここまで295キロ(道の駅「おうむ」から43キロ)





ここからは、この日の宿泊地である枝幸の町へと真っ直ぐ入りました。


<この日の総走行距離>305キロ


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道の駅「ピンネシリ」

2011年09月21日 | 宗谷管内
前回からのつづき

中頓別鍾乳洞から国道275号線を南下しまして、
次に訪れたのが道の駅「ピンネシリ」。


ちなみにピンネシリは漢字で書くと「敏音知」となります。
こいつは知らなければ、読むことも書くことも出来そうにありませんね。



ピンネシリとはアイヌ語で「男の山」という意味だそうです。
背後に見える山が、その敏音知岳(704メートル)。


道の駅の脇に敏音知岳への登山道の出発点があります。
1時間半程度で登る事が出来ますので、
お手軽な登山コースとなっているようです。

ちなみに「女の山」はマツネシリと言うそうです。
マツネシリは漢字で書くと「松音知」。



ところで、ここは旧国鉄の敏音知駅があった場所でもあります。

音威子府から、この敏音知、さらに浜頓別を経由して
稚内へと向かう天北線が走っておりました。

敏音知駅の開業は1916年(大正5年)と意外に古い歴史を持ちます。
これは当時、日本の統治下にあった南樺太への連絡鉄道として
建設されたことによるものです。


その後、音威子府から中川、幌延を経由して稚内へと向かう
より短いルートが開通した事により、
主力はそちらへと移行していく事になります。
やがて、国鉄からJRへと営業が承継された後に、
この敏音知を経由した路線は廃止となりました。

この駅跡は道の駅から少し離れた場所にあるため、
存在に気付く人はほとんどいないようです。


月日が経ち、ここを列車が走っていた事は忘れ去られていく。
そんな気がして、少し寂しい気持ちになりました。



さあ、ここからどんどん南下していきますよ。


112駅中75駅を制覇!

スタンプの押し方が雑になってきたかな・・・

<この日の走行距離>稚内からここまで129キロ(中頓別鍾乳洞から19キロ)

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中頓別鍾乳洞(その2)

2011年09月20日 | 宗谷管内
前回からのつづき

どうせここまで来たんだからと、中は見れなくとも、
他の鍾乳洞も見てみることにしました。



第1洞から歩いて数分の所にあるのが第3洞。


「入り口は狭いので、お気をつけください」と看板に書いてありましたけど、
私の体で入ろうとすると、確かに狭く、何より天井があまりに低すぎです。
ちょっと入る事は断念いたしました。
小さい子供なら、行けるかもしれませんね。



第3洞からさらに坂を数十メートル程行きますと、そこにあるのが第4洞。

どことなく苔の洞門を思い起こさせるような雰囲気です。


こちらは、完全に立入禁止となっております。

まあ、入ろうと思っても、こちらも入り口が小さすぎて、
入る事は出来ないでしょうけどね。



そんな洞窟から引き返して、しばらく歩きますと、
ここのもう一つの見物であります軍艦岩が見えてきました。


こちらは小さな貝類が海底で密集して石灰岩となり、
それが隆起し、さらに雨水などで浸食して出来たものなんだそうです。
ほんとに軍艦そっくりですね。


・・・・・・
と言う事は、この山の中もかつては海底だったのでしょうか。


どうひいきめに見ても、
この眺めからは、想像だに出来ませんでした。

途方もない位に長い年月を要しているとはいえ、
自然の力とは凄いものです。



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中頓別鍾乳洞(その1)

2011年09月19日 | 宗谷管内
前回からのつづき

猿払から国道238号線をオホーツク海沿いに南下し、
浜頓別から内陸へと入って、さらに国道275号線を南下しました。
そして、次に向かった先が中頓別にある鍾乳洞。



ここにはいくつかの鍾乳洞がありますが、
中に入っていけるのは、そのうち一つだけです。
その第1洞へと行ってみました。


中は相当暗いようで、入り口の所に懐中電灯が用意されております。


懐中電灯で中を照らしながら、入っていきますと、確かに暗い。
所々に照明は用意されてはおりますが、
足元なんて、ほとんど見えないに等しい位です。


そして、ひんやりとしております。
暑い日には、ここで涼むといいのではないでしょうか。



この鍾乳洞は新生代第三紀(約1000万年前)の
地層に形成されたものです。
日本の代表的な鍾乳洞は中生代から古生代(約1億年前~
2億5000万年前)の地層に形成されたものが多いことから、
ここの鍾乳洞は相当新しい時代のものなんだそうです。



ここの地層はホタテ貝やフジツボ類の貝殻片が
大量に堆積して出来た石灰岩でして、それが長い年月をかけ、
雨水や地下水によって溶かされて、この鍾乳洞が形づくられました。



それにしても、鍾乳洞の中はえらく狭いです。
ここなんて、体がこすれてしまいました。


どうせなら、もうちょっと溶かされてくれれば、
歩きやすかったんですけど(笑)


そして、天井も低い

気をつけていたつもりだったんですけどね、
予想を裏切らずに、頭をぶつけてしまいました(泣)



入り口から60メートル程で、鍾乳洞は終わりとなりますが、
実際歩いてみると、もっと距離があるようにすら感じられます。


ちょっとした洞窟探検を味わう事が出来ました。


<この日の走行距離>稚内からここまで110キロ(道の駅「さるふつ公園」から50キロ)

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道の駅「さるふつ公園」

2011年09月18日 | 宗谷管内
前回からのつづき

宗谷岬からは国道238号線を南下して、
道の駅「さるふつ公園」に着きました。


あまり知られていないかもしれませんが、
実は、ここは日本最北端の道の駅なのです。
ですが、そんなイメージがぱっと思い浮かばないのは、
宗谷岬から30キロも南にあるからかもしれません。



こちらは敷地内にある風雪の搭と農業資料館。
開拓当時の生活用品や農機具が展示されております。


この風車なんかは、欧州風の異国情緒をかもし出しており、
いかにも遠くへ来たなと感じさせてくれます。



天気は依然として曇ったままですが、気持ち回復してきたでしょうか。

ほんのちょっぴり空が明るくなってきたようにさえ見えます。

この日、風の風速は4メートルと表示されておりました。

風速2ケタなんてざらにあるここでは、かなり弱いほうでしょうか。
そんな風が心地よくさえ感じられました。



112駅中74駅を制覇!


<この日の走行距離>稚内からここまで60キロ(宗谷岬から31キロ)


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宗谷岬

2011年09月17日 | 宗谷管内
前回からのつづき

7月9日(土)
道北の旅、3日目のスタートです。
この日も雲が低く立ち込めている天気の中での出発となりました。

   

まずは国道238号線を北上し、目指すは最北の地、宗谷岬。
稚内市街からおよそ30分余りで到着です。



到着時の気温は18℃程。
風が結構強くて、半袖だと肌寒いくらいでした。



沖合いの見通しもあんまり良くありません。

天候が良ければ、岬から40キロ程離れた先にある
サハリンをも見ることが出来るそうですが、
その姿は完全に雲に阻まれて、見えませんでした。



こちらは「真の」最北端である弁天島。

弁天島:北緯45度31分35秒。
宗谷岬:北緯45度31分22秒。
わずかながら、弁天島のほうが北にあります。
ですが、このちっぽけな島に注目する人は皆無です。
見た感じ、ただの岩礁にしか見えませんし、
案内板も何もないですからね。
しょうがないと言えば、しょうがないですね。
でも、私の道路地図にはちゃんとこの島が表示されているんですよ。



最北の地では、アルメリアの赤い花が咲いておりました。

天気がぱっとしなかっただけに、
花の色の鮮やかさが、際立っておりました。


<この日の走行距離>稚内からここまで29キロ

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「海鮮れすとらん 夢広場」の海鮮どんぶり定食

2011年09月16日 | 宗谷管内
前回からのつづき

稚内の市街地へと入り、ホテルに向かう前に夕食をいただく事にしました。
向かった先は稚内駅の裏手にある「海鮮れすとらん 夢広場」。
ここは1階が海鮮市場、2階が海鮮レストランとなっております。



海鮮どんぶり定食(1575円)をいただきました。

ネタはいたって普通ですが、サラダに玉子豆腐まで付いて、
このお値段は観光地としては、ややお得感があるかな。
特に旅先では野菜不足に陥ってしまいますので、
サラダ付きと言うのは、ありがたいことです。



お店の住所は稚内市開運2-1-5


<この日の走行距離>士別からここまで329キロ(ノシャップ岬から5キロ)


お腹を満たしたところで、真っ直ぐホテルへと入りました。


<この日の総走行距離>332キロ


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ノシャップ岬

2011年09月15日 | 宗谷管内
前回からのつづき

サロベツ原生花園から道道106号線へと戻り、
ぐんぐん北上を続け、ノシャップ岬へと到達。


このイルカのオブジェはもはやおなじみですね。
ちょっと角度を変えて、撮ってみました。
正面からばかりでなく、たまには、こんな感じのもいいでしょう。



ノシャップ岬は北緯45度26分58秒に位置し、
わずかながら宗谷岬よりも南になります。


ノシャップはアイヌ語の「ノッ・サム」が語源となっており、
顎のように突き出た所、波の砕ける場所という意味だそうです。



遠くにおぼろげながら、利尻富士をとらえました。

夕刻に情緒深い光景ですね。

空に飛ぶカモメ。
巣に戻る所でしょうか。


私もこの日の宿泊先へと向かう事にしますよ。


<この日の走行距離>士別からここまで324キロ(サロベツ原生花園から51キロ)

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サロベツ原生花園

2011年09月14日 | 宗谷管内
前回からのつづき

道道106号線の北上を続け、一旦道道444号線を東へと入り、
サロベツ原生花園へと向かいました。
ここには道路沿いに古びたビジターセンターとレストハウスがあったはず。
と思いながら、車を走らせましたが、行けども行けども見つかりません。


通り過ぎちゃったかなと思い、引き返し、数キロ程も戻りますと、
道路から奥まった所に、このような建物を発見。


こちらは、今年4月にオープンしたサロベツ湿原センターです。
前の建物は取り壊されちゃったみたいです。
あれはあれで、サロベツ原野にふさわしい程に味があったんですけどね。
場所も前の所よりも結構東に移っていると思います。
すっかり新しく整備されました。



センター内はサロベツ湿原の自然や歴史に関するものが多く展示されておりました。
中でも、私の興味を引いたのは、平均気温、降水量、降雪量、日照時間について、
釧路と比較した展示物。
多分、サロベツ原野の冷涼な気候を示したかったのでしょうが、
それにしても、何故、比較対照が釧路なんだろうか?
北海道の人間でも、釧路の気候について知っている人は
少数派のような気がします。

気候が似通っているから?それとも湿原があるから?
どうせなら、人の多い札幌とか、あるいは思い切って、
首都東京にしちゃって、気候の違いを示したほうが
良かったような気がしなくもありませんが・・・



そんなセンターの建物を突っ切ると、
そこには原生花園を巡る木道が整備されておりました。


以前のよりも太く、そして頑丈に出来ております。

サロベツ原野は南北27キロ、東西8キロもある非常に広大な原野です。


はるか彼方の地平線すらも見渡すことが出来ますので、
その原野のあまりの大きさに、こちらが圧倒されてしまいそうです。



その原野では、ちょうどエゾカンゾウの黄色い花が咲いておりました。


その黄色いじゅうたんは、果てしなくどこまでも続いているようで、
自然のスケールの大きさをも実感させられました。



そんな大きな光景を眺めていると、1周1キロ余りある道が
思いのほか短く感じられてなりませんでした。



・・・・・・
最北の地はまだ北にあります。
さらに北上いたしますよ。




<この日の走行距離>士別からここまで273キロ(サロベツ原野駐車公園から28キロ)

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北見神威岬

2010年08月28日 | 宗谷管内
前回からのつづき

浜頓別から国道238号線を南下しまして、
北オホーツクトンネルへと差し掛かりました。
ここでトンネルの手前にある脇道へと入ってみることに。
この道は1999年にトンネルが出来るまで、
国道として使われていた道です。



その道の先にありますが、北見神威岬。

岬の下に広がる岩場はオホーツクの荒波にさらされておりました。


背後には、断崖絶壁がそびえております。
その中腹にある灯台。
よくぞ、あんな所に建てたものです。


崖の上に立つ様は、一つの迫力すら感じられます。


道もそんな崖を切り崩してつくられたようでして、
かなりな難所だった事をうかがわせます。



ここは決して、観光名所という訳ではありませんが、
ドライブの途中で、ちょっと立ち寄り、
しみじみと昔に思いをはせる。
そんな事をしたくなるような場所です。



<この日の走行距離>幌延からここまで191キロ(ベニヤ原生花園から17キロ)


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