今週はGⅠは一休み。とはいえ、2歳牝馬と伝統の古馬長距離戦の重賞が行われる。各場ともなかなか難しい一戦。
【京都11R:ファンタジーS】
◎②アルーリングボイス
○⑥セントルイスガール
▲⑨ブラックチーター
△⑫ニシノフジムスメ
×④ラッシュライフ
×⑤ニシノタカラヅカ
×⑩マルカアイチャン
ここ2年の勝ち馬スイープトウショウ、ラインクラフトは、牡馬と戦ってもGⅠを勝つなど、その後の阪神JFより出世レースとしての評判が上がってきている。どちらも新馬を勝ってここに挑戦してきたことから、実力が抜けていればそれでも太刀打ちできる。ただ、まだこの時期なら完成度の高さでリードしている馬も無視はできない。今年は3連勝中のアルーリングボイスに期待する。小倉2歳Sは最内枠という苦しい条件を、3角から先頭に立って最後まで凌ぎきるという強いレースだった。前走は56キロを背負って快勝。メンバーに恵まれたということもあったが、時計的にはやや平凡。完成度の高さでここまで戦ってきているといえる。牡馬相手で56キロを背負ったのだから、今回牝馬限定で54キロになること、距離も前走で克服したことはこの馬にはプラス。自在の競馬ができること、道悪経験もあり雨が降っても大丈夫。負けるまでは狙っていきたいだけに今回も本命。
小倉2歳Sでアルーリングボイスに迫ったセントルイスガールが対抗。その前走は4角で少し外を回らされる格好となったが、よく追い上げての2着は評価できる。今回は初の1400mになるが血統的には問題ないはず。小柄な馬ながら勝負根性もあり、馬場が渋っても大丈夫。久々も調教は動いており影響はないはず。
ブラックチーターは最近のトレンドの1戦1勝馬。そしてここ2年の勝ち馬と同じ、2週目の牝馬限定の芝1400m戦という出世レースからの挑戦も同じ。馬場状態もあり時計的にはそれほどではないが、直線の伸び脚は強烈で後続をちぎった。ここ2年の勝ち馬の新馬も後続を引き離しており、どうもダブって見えてしまう。血統的に見ても奥は深そうで、これからの成長力ならこの中でも1番ありそう。こちらも馬場が渋ったときの対応もできており不安はない。キャリアの浅さをカバーできる素質は秘めているはず。逆転もある。
ニシノフジムスメはいいスピードを秘めている。前走はスタートでダッシュがつかなかったが、4角で2番手まで押し上げたが、勝った馬の決め脚が想像以上だった。やや強引な競馬もあったが粘ったレースは評価できる。距離が伸びると厳しくなるが、1400mに短縮する今回は前進必至。2走前の未勝利の勝ち時計はかなり速く、あの時計はここに入っても見劣りはない。牝馬限定になって与し易くなるのは確かか。
ラッシュライフは函館以来。連闘で臨んだ函館2歳Sは外を回りながらもしぶとく粘った内容は素質を秘めていることをうかがわせるものだった。いいスピードは持っている。久々も調教の動きはとく乗り込み量も十分。血統的に距離に限界はありそう。今回は外回りの長い直線コースを克服できるかが鍵。
ニシノタカラヅカは未勝利勝ちからの挑戦となるが、レース内容は堅実で相手なりの戦いができる馬。札幌の後半の開催で1200mを10秒台で走れるのは力がないとできない。血統的にも魅力的なだけに穴はこの馬。マルカアイチャンは先週アッといわせた松永Jの騎乗となる。前走は休み明けを考えるとよく走っているし、差してこられる脚は魅力がある。ペースが速くなれば連対圏まで。
【東京11R:アルゼンチン共和国杯】
◎⑬マイソールサウンド
○①サクラセンチリー
▲⑪デルタブルース
△④ビッグゴ-ルド
×⑮ニシノドコマデモ
×⑰ファストタテヤマ
×⑥コイントス
毎年難しいレースが続いているが、今年も例年通りの超難解な一戦。まともならデルタブルースとなるが、今回は休み明けの上に59キロのハンデを背負う厳しい条件。この馬の取捨が鍵を握るのは確か。昨年の菊花賞馬。JC3着、有馬記念5着と実績はずば抜けている。スタミナは豊富で先行集団につけて抜け出す競馬ができればここでもやれる。ただ、59キロのハンデは他馬と比較するといかにも重い。またどちらかといえば、叩かれて調子を上げていくタイプだけに、休み明けからいきなり走るのは苦しいかも。乗り込み量は十分も一杯の調教はしていないだけに、8割方のデキに見える。それで走られれば仕方がないが、苦戦は必至かもしれない。ただ、実力はあるだけに存在は無視できない。今回は▲評価まで。
替わって本命はマイソールサウンドで穴狙いといってみたい。この馬を穴馬というのは失礼かもしれない。重賞5勝の実績はデルタブルースを除けば1番といってもいい。阪神大賞典でもアイポッパーやリンカーンを相手にしての勝利を挙げている。前走を除けば今年の春は負けても1秒と負けていない。そういった意味ではある程度堅実な走りができているといえる。前走は休み明けという事に加え、陣営の話では外から一気に来られて戦意喪失したというのが敗因。その影響か今回はあまり人気がなくなっている。ハンデは58キロも背負いなれた斤量だけに苦しいことはない。東京コースでの実績はないが、左回りがダメではない。先週は遅れたとはいえ、この馬としてはかなりな好時計で調教を消化できており問題ない。一発に期待。
対抗はサクラセンチュリー。前走は完全にスローペースに泣いた格好。とはいえ、休み明けの2戦の走りに物足りなさが残るのは事実。58キロを背負うと思ったほど伸びないのが気になる。斤量に多少敏感なタイプなのかもしれない。それだけに57.5キロの斤量も微妙だが、長い直線の東京コースはこの馬には有利。スローでも追い込んでこられる脚は持っている。この内枠をどう活かすかがポイントになりそう。ビッグゴールドの単騎逃げも穴の気配がある。このメンバーなら楽にハナは奪える。春の実績から考えれば、この馬の逃げは怖い。東京コースの実績もある。侮ると逃げ粘りは要注意。
3歳馬の参戦もあるがその中ではニシノドコマデモに注意したい。東京コースでは大きく負けておらず、ダービーでも6着した実績。今回は休み明けとなり少し評価は割り引いたが、54キロのハンデは有利。展開が向くようなことがあれば怖い。ファストタテヤマはこの3走が復活の兆しがある。前走も展開的に苦しかったが、よく追い込んできた。左回りの実績がないのは気になるが、今デキはよさそう。昨日絶好調だった横山典Jが騎乗するコイントスも怖い。ただ、最近はムラだけに2走続けて好走することは?
【福島11R:フルーツラインC】
◎②ケイアイカールトン
○④マチカネホマレ
▲⑨マヤノルドルフ
△⑥ミスフェリチタ
×①マイティシルバー
×⑧ポジティヴトライ
×⑫デアテンビー
前走いいスピードを見せたケイアイカールトンが距離短縮で更に前進。ハナに行きたい馬は他にもいるが、この枠なら行くはず。展開が速くなればマチカネホマレの追い込みが決まるか。
人気blogランキングへ ←ぜひクリックを
【京都11R:ファンタジーS】
◎②アルーリングボイス
○⑥セントルイスガール
▲⑨ブラックチーター
△⑫ニシノフジムスメ
×④ラッシュライフ
×⑤ニシノタカラヅカ
×⑩マルカアイチャン
ここ2年の勝ち馬スイープトウショウ、ラインクラフトは、牡馬と戦ってもGⅠを勝つなど、その後の阪神JFより出世レースとしての評判が上がってきている。どちらも新馬を勝ってここに挑戦してきたことから、実力が抜けていればそれでも太刀打ちできる。ただ、まだこの時期なら完成度の高さでリードしている馬も無視はできない。今年は3連勝中のアルーリングボイスに期待する。小倉2歳Sは最内枠という苦しい条件を、3角から先頭に立って最後まで凌ぎきるという強いレースだった。前走は56キロを背負って快勝。メンバーに恵まれたということもあったが、時計的にはやや平凡。完成度の高さでここまで戦ってきているといえる。牡馬相手で56キロを背負ったのだから、今回牝馬限定で54キロになること、距離も前走で克服したことはこの馬にはプラス。自在の競馬ができること、道悪経験もあり雨が降っても大丈夫。負けるまでは狙っていきたいだけに今回も本命。
小倉2歳Sでアルーリングボイスに迫ったセントルイスガールが対抗。その前走は4角で少し外を回らされる格好となったが、よく追い上げての2着は評価できる。今回は初の1400mになるが血統的には問題ないはず。小柄な馬ながら勝負根性もあり、馬場が渋っても大丈夫。久々も調教は動いており影響はないはず。
ブラックチーターは最近のトレンドの1戦1勝馬。そしてここ2年の勝ち馬と同じ、2週目の牝馬限定の芝1400m戦という出世レースからの挑戦も同じ。馬場状態もあり時計的にはそれほどではないが、直線の伸び脚は強烈で後続をちぎった。ここ2年の勝ち馬の新馬も後続を引き離しており、どうもダブって見えてしまう。血統的に見ても奥は深そうで、これからの成長力ならこの中でも1番ありそう。こちらも馬場が渋ったときの対応もできており不安はない。キャリアの浅さをカバーできる素質は秘めているはず。逆転もある。
ニシノフジムスメはいいスピードを秘めている。前走はスタートでダッシュがつかなかったが、4角で2番手まで押し上げたが、勝った馬の決め脚が想像以上だった。やや強引な競馬もあったが粘ったレースは評価できる。距離が伸びると厳しくなるが、1400mに短縮する今回は前進必至。2走前の未勝利の勝ち時計はかなり速く、あの時計はここに入っても見劣りはない。牝馬限定になって与し易くなるのは確かか。
ラッシュライフは函館以来。連闘で臨んだ函館2歳Sは外を回りながらもしぶとく粘った内容は素質を秘めていることをうかがわせるものだった。いいスピードは持っている。久々も調教の動きはとく乗り込み量も十分。血統的に距離に限界はありそう。今回は外回りの長い直線コースを克服できるかが鍵。
ニシノタカラヅカは未勝利勝ちからの挑戦となるが、レース内容は堅実で相手なりの戦いができる馬。札幌の後半の開催で1200mを10秒台で走れるのは力がないとできない。血統的にも魅力的なだけに穴はこの馬。マルカアイチャンは先週アッといわせた松永Jの騎乗となる。前走は休み明けを考えるとよく走っているし、差してこられる脚は魅力がある。ペースが速くなれば連対圏まで。
【東京11R:アルゼンチン共和国杯】
◎⑬マイソールサウンド
○①サクラセンチリー
▲⑪デルタブルース
△④ビッグゴ-ルド
×⑮ニシノドコマデモ
×⑰ファストタテヤマ
×⑥コイントス
毎年難しいレースが続いているが、今年も例年通りの超難解な一戦。まともならデルタブルースとなるが、今回は休み明けの上に59キロのハンデを背負う厳しい条件。この馬の取捨が鍵を握るのは確か。昨年の菊花賞馬。JC3着、有馬記念5着と実績はずば抜けている。スタミナは豊富で先行集団につけて抜け出す競馬ができればここでもやれる。ただ、59キロのハンデは他馬と比較するといかにも重い。またどちらかといえば、叩かれて調子を上げていくタイプだけに、休み明けからいきなり走るのは苦しいかも。乗り込み量は十分も一杯の調教はしていないだけに、8割方のデキに見える。それで走られれば仕方がないが、苦戦は必至かもしれない。ただ、実力はあるだけに存在は無視できない。今回は▲評価まで。
替わって本命はマイソールサウンドで穴狙いといってみたい。この馬を穴馬というのは失礼かもしれない。重賞5勝の実績はデルタブルースを除けば1番といってもいい。阪神大賞典でもアイポッパーやリンカーンを相手にしての勝利を挙げている。前走を除けば今年の春は負けても1秒と負けていない。そういった意味ではある程度堅実な走りができているといえる。前走は休み明けという事に加え、陣営の話では外から一気に来られて戦意喪失したというのが敗因。その影響か今回はあまり人気がなくなっている。ハンデは58キロも背負いなれた斤量だけに苦しいことはない。東京コースでの実績はないが、左回りがダメではない。先週は遅れたとはいえ、この馬としてはかなりな好時計で調教を消化できており問題ない。一発に期待。
対抗はサクラセンチュリー。前走は完全にスローペースに泣いた格好。とはいえ、休み明けの2戦の走りに物足りなさが残るのは事実。58キロを背負うと思ったほど伸びないのが気になる。斤量に多少敏感なタイプなのかもしれない。それだけに57.5キロの斤量も微妙だが、長い直線の東京コースはこの馬には有利。スローでも追い込んでこられる脚は持っている。この内枠をどう活かすかがポイントになりそう。ビッグゴールドの単騎逃げも穴の気配がある。このメンバーなら楽にハナは奪える。春の実績から考えれば、この馬の逃げは怖い。東京コースの実績もある。侮ると逃げ粘りは要注意。
3歳馬の参戦もあるがその中ではニシノドコマデモに注意したい。東京コースでは大きく負けておらず、ダービーでも6着した実績。今回は休み明けとなり少し評価は割り引いたが、54キロのハンデは有利。展開が向くようなことがあれば怖い。ファストタテヤマはこの3走が復活の兆しがある。前走も展開的に苦しかったが、よく追い込んできた。左回りの実績がないのは気になるが、今デキはよさそう。昨日絶好調だった横山典Jが騎乗するコイントスも怖い。ただ、最近はムラだけに2走続けて好走することは?
【福島11R:フルーツラインC】
◎②ケイアイカールトン
○④マチカネホマレ
▲⑨マヤノルドルフ
△⑥ミスフェリチタ
×①マイティシルバー
×⑧ポジティヴトライ
×⑫デアテンビー
前走いいスピードを見せたケイアイカールトンが距離短縮で更に前進。ハナに行きたい馬は他にもいるが、この枠なら行くはず。展開が速くなればマチカネホマレの追い込みが決まるか。
人気blogランキングへ ←ぜひクリックを