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【小倉10R:小倉記念】
◎⑧メイショウカイドウ
○⑤スウィフトカレント
▲①ニホンピロキース
△③ニルヴァーナ
×②サンレイジャスパー
×⑫ソリッドプラチナム
×⑥アップドラフト
サマー2000シリーズも第3戦。先週の函館記念同様に、小倉記念も頭数が落ち着いた。上下のハンデ差が7.5キロも開いており、軽ハンデの馬の一発にも注意したい。と書いたものの本命はトップハンデの59.5キロを背負うメイショウカイドウ。昨年は小倉記念3連覇を狙ったが6着に敗れた。昨年は七夕賞からの中2週に、坂路の閉鎖でいつもどおりの調教が出来なかったことが敗因。59.5キロも響いていただろうが直接の敗因ではなさそう。それ以来1年ぶりで、今年も59.5キロのハンデはいじめに近い。今年はここ目標にしてきた感がある。調教の動きはもう少しだが、走れる態勢はあるはず。小倉になって絶好調の武豊Jの勢いも怖い。
対抗は昨年の覇者のスウィフトカレント。昨年はその勢いのまま初代のサマー2000王者になった。今年もそれを狙っての出走になった。前走の宝塚記念は雨で馬場が渋ったことが敗因。パンパンの良馬場が前提の馬には厳しかった。2走前の金鯱賞での内容が良かっただけに、巻き返しには要注意。夏は北海道が主戦の横山典Jがわざわざ小倉まで遠征してくるのだから勝負気配濃厚。58キロのハンデは微妙に気になるが大丈夫だろう。
昨年の3着馬のニホンピロキース。前走の七夕賞では期待したが5着。最終週の荒れた差し有利の馬場状態で先行押し切りを図ろうとしたが、そこまでの力はまだなかった。2000mの距離でもしっかりとした競馬ができるようになってきたのは強み。今の小倉の馬場状態ならまだ大丈夫。昨年ほどの不安はない。ここは展開次第。行く馬がいないのならマイペースの逃げは不気味。
1000万条件を勝ちあがっての挑戦になるニルヴァーナ。前走は逃げずにレースをして勝ったことが収穫。ああいった競馬ができれば今後にも期待ができる。時計勝負では分が悪いが、58秒台後半の決着なら対応可能。53キロのハンデも魅力だし、この馬の素質と合わせて一発は要警戒。
夏場が活躍の場のサンレイジャスパー。使い詰めで状態が気になった前走で2着。夏になって本当に状態が上がってきた。小倉も得意でハンデも53キロ。詰めの甘さは気になるが、今回はチャンスがあるかもしれない。
ソリッドプラチナムは末脚は強烈。あとは展開が嵌るかだけ。輸送しての競馬は微妙も、52キロのハンデなら牡馬相手でも連対圏はうかがえる。
アップドラフトは1年ぶりの前走は度外視。1度使っての上積みは期待できるし、昨年の夏、芝で連勝した内容は強かった。特に博多Sでの内容は優秀。一変あるなら今回かも。
【新潟11R:北陸ステークス】
◎⑤チョウカイロイヤル
○③トシザヘネシー
▲⑦トウショウギア
△⑩オフィサー
×⑨ワキノカイザー
×⑧エアアドニス
×②エイシンボーダン
実績的にはトウショウギアが断然の存在。前走はハイペースで逃げてのレコード勝ちと優秀な内容。今回は59キロの斤量を背負うことになるが、メンバーは前走より楽。まともに走れば連勝濃厚だが、成績を見てもわかる通り勝つか惨敗か。それとベストは1400m。同型がかなり揃ったのも気になる。逃げなくても3走前で勝っているのだから大丈夫だろうが、絶対の信頼ができないのも確か。ここは▲評価にとどめた。
本命にはチョウカイロイヤル。前走は差を詰めたが、スタートで出負けしたのは痛かった。この馬のベストは1200mだけに、今回は条件的にはベスト。3走前の京葉Sではトウショウギアに先着している。その時は3.5キロ差あったが、今回は4キロの斤量差がある。普通に考えれば今回も先着できる公算。ハイペースが必至でこの馬に展開は嵌りそう。
前走のプロキオンSでも穴として推奨したトシザヘネシー。かなりペースが速く、直線の坂で失速してしまったが、残り200mの地点までは大丈夫だった。同じように行くかは微妙だが、この馬らしさが見えたのは復調の証。控える競馬もできるし今度こそかもしれない。
オフィサーはレースに幅が出てきたのはプラス。今回は後方から末脚を活かすレースになりそうだが、前が速ければ嵌る。1400mでは少し甘くなってしまうだけに、距離短縮はプラス。状態的にも変わりなさそうで、逆転まである。
ワキノカイザーは最近は1200mの方がレース内容がいい。前走は内容的にはマズマズ。オープン特別のメンバーなら連対圏はありそう。
エアアドニスは格上挑戦。今季は堅実な成績だがあと一歩足りない。時計的にももう少し短縮しなかれば勝ち負けは苦しいが、新潟は好相性だけに注意したい。
昨年の覇者のエイシンボーダン。去年とはメンバーレベルが違うだけに厳しいだろうが、1ハロンの短縮はプラス。ここまで押さえたい。
【函館9R:UHB杯】
◎⑤トールハンマー
○②エアニックス
▲⑦エイシンツルギザン
△⑨ブルーショットガン
×③ツルガオカハヤテ
×⑧アズマサンダース
去年の1~3着馬が今年も出走してきた。その中で決まるのか、別の馬が絡むのか。ただ、どの馬も一長一短だけに狙いが難しい。昨年の2着馬のトールハンマーを本命にした。近走は冴えないが、函館コースは得意にしている。休み明けを1度使っての上積みと、コース替わりで浮上の余地はある。昨年の雪辱の意味をこめた。
昨年の3着馬のエアニックスが対抗。1600万条件でも勝ち負けできる馬だが、あと一押しがない。ただ、この馬も函館コースでは好相性。1年での成長も見込めるし、このメンバーならそんな力量差はなさそう。ただ、54キロのハンデは他馬と比べて見込まれた。
エイシンツルギザンは休養前に1200mのオープン特別で2着した実績がある。元々NHKマイルCで2着した馬。それだけに55キロのハンデでここに出走できるのは有利。1度使っての上積みも期待できる。それに岩田Jへの乗り替わりは不気味。
ブルーショットガンは函館巧者。待望の大外枠だし、メンバー的にはかなり楽になった。追い込み一手だが、頭数は少ないだけに捌くのは楽そう。8歳になっても決め手に見劣りはない。今回はチャンスかもしれない。
昨年の覇者のツルガオカハヤテ。今回は押さえにしたが、印ほどの差はない。前走でも勝ち馬とは0秒4差。オープン特別なら大崩れはない。テン乗りの津村Jがどう乗りこなすかだけ。
アズマサンダースは52キロとハンデは恵まれた。1200mなら堅実に走っている。このメンバーならある程度前で運べそうだし、レースも楽にできそう。ただ、あてにならないだけに押さえが妥当。
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