今年はこのレースから年末の有馬記念まで7週連続のGⅠ開催。天皇賞秋でGⅠの連敗もストップさせただけに、ここから勢いに乗っていきたい。
今週は牝馬限定のエリザベス女王杯。一筋縄ではいかない牝馬戦。そして京都は雨予報ということだけに、また難しさが…。
【京都11R:エリザベス女王杯】
◎⑤ポルトフィーノ
○⑮カワカミプリンセス
▲⑯リトルアマポーラ
△⑬ベッラレイア
×⑨アルコセニューラ
×⑧エフティマイア
×⑥トレラピッド
天皇賞秋で激戦を演じたウオッカ、ダイワスカーレットが参戦しないということもあり、牝馬ナンバーワンを決めるレースとはいえない現状のある今年。フルゲートだがメンバーを見てもGⅠとしては少し物足りない。断然の人気馬がいるが、ここは敢えて反発してポルトフィーノを本命にする。血統的なものからデビュー前より注目されていた馬。新馬戦を勝ったあとに長期の休養を挟んでエルフィンSを快勝。その後のアーリントンCでは折り合いをまともに欠いて惨敗。その後の牝馬三冠は桜花賞は出走取り消し、オークスは故障で回避、秋華賞は賞金不足で除外と全く縁がなかった。姉のアドマイヤグルーヴも牝馬三冠は勝てなかったことから、この血統にはクラシック戦線は鬼門なのだろう。秋華賞当日の準オープン戦の清水Sで復帰。行きたがる素振りを見せたがしっかり抑えも利いた。ハナ差での勝利も内容・時計的には優秀だった。成長を見せてGⅠでも十分戦えるところを見せた。今回は2200mに距離が延びて、ペースがゆったりしたときに行きたがらないかが心配はあるが、克服できると信じている。道悪も血統的に見てこなせるはず。姉のアドマイヤグルーヴも初GⅠはこのレース。同じ軌跡を辿ってほしい。
対抗は断然の1番人気に推されているカワカミプリンセス。2年前のこのレースは1位入線を果たすも、直線で進路妨害をしてしまい降着の憂き目に。その後は脚元の不安などがあり順調に使えず、勝利からも2年見放されてしまっている。ただ、今季は金鯱賞で3着、前走の府中牝馬Sも2番手から粘って2着と復調は明らか。3歳時にオークス、秋華賞の2冠を達成しているように、この尾メンバーに入れば実績は断然。ウオッカやダイワスカーレットがいない牝馬限定のGⅠなら勝って当然の馬。ただ、2年も勝っていないというのは気になるところ。横山典Jも断然の1番人気でGⅠを騎乗するのは覚えがないくらい。鞍上も久々のGⅠ制覇を狙っている。ただ、このレースが日曜日最初の騎乗になるだけに、馬場をレースでチェックできないのは不安。2年前の忘れ物を取り返すチャンスは十分。
3番手評価は3歳馬のリトルアマポーラ。三冠レースは大きくは負けていないが一押し足りないレース内容。前走の秋華賞は休み明けということもあり厳しかった。上がりは最速だったが、スタートの出遅れが響いた。今回はルメールJが騎乗するだけに何とも不気味。距離の2200mは向くはずだし、休み明け2走目での上積みもあるだけに、スタートさえまともなら好勝負になる。道悪も得意だけに、他馬が気にすればチャンス。
ベッラレイアもGⅠを勝つ能力はあるが、最近は以前のような爆発力は少し影を潜めている。それでも、前走の府中牝馬Sは上がり33秒3の末脚で3着と復活の兆しは見えた。京都の外回りコースで流れが少し速くなれば、差しきりの可能性も十分。ただ、2走前のマーメイドSがさっぱりだったように道悪は苦手。それだけに雨予報は何とも恨めしい。
アルコセニューラは記念重賞を2勝しているように、牡馬相手でも好走している実績がある。ただ、どちらもハンデ戦だった。それでも、牝馬限定戦ならこの馬の実績も評価できるもの。距離延長は問題ないし、時計がかかるようなら浮上の余地もありそう。
エフティマイアはクイーンSからの直行はやはりマイナスだったエフティマイア。それでも掲示板を確保したから内容としてはマズマズ。ある程度前につけて粘れる馬。3走目で間隔を詰めて使える今回はそろそろ走り頃。
外国馬の取捨もポイントだが、雨が降って時計がかかるなら出番があるかもしれない。どちらかならローテーションはきついがレベルの高いといわれる3歳馬のトレラピッドを押さえたい。
人気blogランキングへ
今週は牝馬限定のエリザベス女王杯。一筋縄ではいかない牝馬戦。そして京都は雨予報ということだけに、また難しさが…。
【京都11R:エリザベス女王杯】
◎⑤ポルトフィーノ
○⑮カワカミプリンセス
▲⑯リトルアマポーラ
△⑬ベッラレイア
×⑨アルコセニューラ
×⑧エフティマイア
×⑥トレラピッド
天皇賞秋で激戦を演じたウオッカ、ダイワスカーレットが参戦しないということもあり、牝馬ナンバーワンを決めるレースとはいえない現状のある今年。フルゲートだがメンバーを見てもGⅠとしては少し物足りない。断然の人気馬がいるが、ここは敢えて反発してポルトフィーノを本命にする。血統的なものからデビュー前より注目されていた馬。新馬戦を勝ったあとに長期の休養を挟んでエルフィンSを快勝。その後のアーリントンCでは折り合いをまともに欠いて惨敗。その後の牝馬三冠は桜花賞は出走取り消し、オークスは故障で回避、秋華賞は賞金不足で除外と全く縁がなかった。姉のアドマイヤグルーヴも牝馬三冠は勝てなかったことから、この血統にはクラシック戦線は鬼門なのだろう。秋華賞当日の準オープン戦の清水Sで復帰。行きたがる素振りを見せたがしっかり抑えも利いた。ハナ差での勝利も内容・時計的には優秀だった。成長を見せてGⅠでも十分戦えるところを見せた。今回は2200mに距離が延びて、ペースがゆったりしたときに行きたがらないかが心配はあるが、克服できると信じている。道悪も血統的に見てこなせるはず。姉のアドマイヤグルーヴも初GⅠはこのレース。同じ軌跡を辿ってほしい。
対抗は断然の1番人気に推されているカワカミプリンセス。2年前のこのレースは1位入線を果たすも、直線で進路妨害をしてしまい降着の憂き目に。その後は脚元の不安などがあり順調に使えず、勝利からも2年見放されてしまっている。ただ、今季は金鯱賞で3着、前走の府中牝馬Sも2番手から粘って2着と復調は明らか。3歳時にオークス、秋華賞の2冠を達成しているように、この尾メンバーに入れば実績は断然。ウオッカやダイワスカーレットがいない牝馬限定のGⅠなら勝って当然の馬。ただ、2年も勝っていないというのは気になるところ。横山典Jも断然の1番人気でGⅠを騎乗するのは覚えがないくらい。鞍上も久々のGⅠ制覇を狙っている。ただ、このレースが日曜日最初の騎乗になるだけに、馬場をレースでチェックできないのは不安。2年前の忘れ物を取り返すチャンスは十分。
3番手評価は3歳馬のリトルアマポーラ。三冠レースは大きくは負けていないが一押し足りないレース内容。前走の秋華賞は休み明けということもあり厳しかった。上がりは最速だったが、スタートの出遅れが響いた。今回はルメールJが騎乗するだけに何とも不気味。距離の2200mは向くはずだし、休み明け2走目での上積みもあるだけに、スタートさえまともなら好勝負になる。道悪も得意だけに、他馬が気にすればチャンス。
ベッラレイアもGⅠを勝つ能力はあるが、最近は以前のような爆発力は少し影を潜めている。それでも、前走の府中牝馬Sは上がり33秒3の末脚で3着と復活の兆しは見えた。京都の外回りコースで流れが少し速くなれば、差しきりの可能性も十分。ただ、2走前のマーメイドSがさっぱりだったように道悪は苦手。それだけに雨予報は何とも恨めしい。
アルコセニューラは記念重賞を2勝しているように、牡馬相手でも好走している実績がある。ただ、どちらもハンデ戦だった。それでも、牝馬限定戦ならこの馬の実績も評価できるもの。距離延長は問題ないし、時計がかかるようなら浮上の余地もありそう。
エフティマイアはクイーンSからの直行はやはりマイナスだったエフティマイア。それでも掲示板を確保したから内容としてはマズマズ。ある程度前につけて粘れる馬。3走目で間隔を詰めて使える今回はそろそろ走り頃。
外国馬の取捨もポイントだが、雨が降って時計がかかるなら出番があるかもしれない。どちらかならローテーションはきついがレベルの高いといわれる3歳馬のトレラピッドを押さえたい。
人気blogランキングへ