東京新聞杯はスズカフェニックスが外から強烈な追い込みで重賞初制覇を飾った。直線では横一線になったが、あれだけ外を回って差しきったのだから完勝。2着のエアシェイディは対照的に内から良く差を詰めて2着。馬群を捌くのに少し苦労していたのが最後の差に響いた感じ。
それにしても東京競馬は落馬や競争中止が多くかなり騎手変更もあった。ただ、大事故に至らなかったのは良かったが、レースを見ているとかなりヒヤっとした。
【京都11R:京都牝馬ステークス】
◎④ディアデラノビア
○⑭ソリッドプラチナム
▲②ピアチェヴォーレ
△③ワディラム
×⑨サンレイジャスパー
×⑪アグネスラズベリ
×⑤コイウタ
昨年行われた牝馬限定のGⅠビクトリアマイル、エリザベス女王杯でともに3着したディアデラノビアがここでは力が一枚抜けている。久々の勝利に期待しての本命。昨年は3着続きだが、差し届かなかったり、牡馬相手に健闘したりなど、3着=詰めが甘い、ということではない。前走の香港は度外視していい。遠征帰りになるが栗東に戻ってきてからの動きはそれほど悪くない。調子だけが気がかりだったが、あの動きなら走れる態勢は整ったと見たい。昨年は重賞の連対もなく賞金の加算が出来なかった。今年のGⅠに確実に出走するためには勝利が必要。54キロで出られるのは恵まれた。
対抗はソリッドプラチナム。前走の愛知杯は外からいい伸びを見せての3着。この馬らしさは見せた。いつも上がり34秒台の脚を使えるのが魅力。調教もしっかりと出来ていて、前走の調子は持続している。1600mに関しての不安はないし、京都の外回りコースなら、この馬の末脚は活きる。柴原Jへの乗り替わりも元々の主戦であり、この馬の特徴を知っているので不安はない。ただ、ディアデラノビアと同斤量というのは不利。
3番手評価は少し穴目を狙ってピアチェヴォーレ。まだ準オープンに出走できる馬だが、ここ2走は格上挑戦をしている。2走前のターコイズSは本当に惜しい競馬で4着。前走の愛知杯は前々で競馬をして最後の末をなくしてしまった形で敗れたが、じっくり溜めればそれなりの脚を使える。牝馬限定戦ならそこそこ出来る力がある。ここ2走はハンデ戦で軽量に恵まれているが、別定の54キロはやや不利。2走前の内容から1600mの距離は向くかも。今週もウイングレットに先着した調教の動きは好感が持てる。
ワディラムは休み明けになるが、久々も苦にしないタイプ。京都の1600mは一番得意にしている条件だけに、今回は絶好の狙いといえそう。先週、今週と調教の動きがいい。少しメンバーは強力で、ディアデラノビアより1キロ重い55キロの斤量は不利も、この条件なら克服できるかも。雨が降っても、時計勝負になってもどちらも問題なくこなせるのは魅力。先行して粘りこめればチャンスはある。
サンレイジャスパーは昨年の夏に地力強化して重賞でも連対した。前走は牡馬相手で展開にも恵まれなかった。それと少し調子落ちだったかも。どちらかというと夏馬のイメージがあるだけに、この季節には?がつく。それと1800mがベストの馬。1600mはこの馬にしては短い。京都の外回りコースに替わるのは良いが、今回は押さえまで。
アグネスラズベリは前走で本命にしたが着外に敗れた。やはり除外続きで順調に使えなかったのが響いたとしか思えない。それと1200mも今のこの馬には忙しかった。中1週で使って、調教もしかりとできた今回が試金石の一戦。牝馬限定戦になるのはいいし、1600mの距離になるのもプラスのはず。今回ダメなら見限り時かも。
コイウタは4歳で55キロの斤量は不利。前走は初めてダートに使ったが全く適性がなかった。再度芝に戻っての巻き返しはあるはず。鞍上にルメールJを迎えて一発の可能性は十分。この馬の力を出せばチャンスはある。
【東京11R:根岸ステークス】
◎⑫シーキングザベスト
○⑥ボードスウィーパー
▲⑦タイキエニグマ
△⑧オフィサー
×⑨リミットレスビッド
×②ヒカルウイッシュ
×①トウショウギア
フェブラリーSへの重要なステップレース。どうも本番と結びつかない結果が残っている。今回もこの距離でこそという馬もいるが、ダートでは圧倒的な強さを見せるシーキングザベストにとっては、フェブラリーSを占う意味では重要な一戦。最近の内容を見ても大崩れしないだけにここも本命にする。前走は58キロの斤量が少し応えていたが、直線で追いすがられると、もう一伸びしてキッチリと勝利をものにした。東京コースも前々走で武蔵野Sを勝って重賞勝ちした実績もある。東京1400mのレコードを持っているように時計勝負になっても問題はない。目標は次だけに若干の余裕はあるかもしれないが、それでも勝ちきる力はある。57キロの斤量なら負けられない。
対抗はボードスウィーパー。秋に準オープンを勝って、その勢いでオープン特別も勝った。前走は少し早目に動く競馬をしてシーキングザベストを捕まえられなかった。終い勝負の競馬に徹すれば、この馬らしい末脚を披露できるはず。それだけに東京の1400mはベストの条件。それほど行きたい馬がいないだけに、展開が嵌るかが鍵を握る。GⅠのフェブラリーSに出走するにはここでどうしても勝利が欲しい。
鞍上に武豊Jを迎えたタイキエニグマ。前走の平安Sはスタートで遅れて、2角で先頭に並びかける少し強引な競馬。それでも終いもタレることなく4着を確保できなのには驚いた。追い込みの競馬が最近は板についていたが、この馬の新味が発見できたのはプラス。東京のダート1400mは最適の条件だし、昨年のこのレースの2着馬。連闘するからには見込みがあるはずだし、どういったレースをするのか注目。
オフィサーは末脚だけならボードスウィーパーにヒケはとらない。極端な競馬しかできないだけに展開の助けがどうしても必要。一時はスタートで後手を踏んでしまうことも多かったが、最近は五分に出られるようになった。重賞のメンバーでどうかということはあるが、もし前が速くなるなら一発の可能性は秘めている。
リミットレスビッドは59キロを背負った前走が好内容。最後は勝ち馬との斤量差が結果に影響した。ダートの短距離はやっぱり走る。今年は連覇を狙うがチャンスは十分。斤量の58キロは克服できるはず。連闘して、中2週で東京への輸送を考えると疲れだけが心配。
ヒカルウイッシュは2走前の武蔵野Sのように、直線だけに競馬に徹するのが良さそう。前走は中途半端に欲を出して乗ってしまったのが裏目に出た格好。約2ヶ月ぶりになるが、調教の動きは良い。東京コースも得意にしており、連対の可能性ならある。
トウショウギアは一時に比べるとスピード任せの競馬をしなくなった。落ち着いてきたのかもしれないが、この馬の持ち味が活かされなくなってきたの確か。今回は最内の枠を引いただけに中途半端な競馬はしないはず。逃げてダメなら仕方がない。衰えているかもしれないが、得意のこの条件で走れなければもうダメ。侮れない存在はこの馬。
【小倉11R:火の山特別】
◎⑰キルシュワッサー
○④ヤマニンパンテール
▲⑬パラダイスバード
△⑥ロングフラワー
×①プリンセスルシータ
×⑪トウショウカレッジ
×⑧エーティーホーオー
先週の帆柱山特別からの連闘馬も多い。そこで好走した馬から狙う手もあるが、ここは昇級戦になるキルシュワッサーを本命にする。前走は先行して押し切る強い内容。スタートを五分に切れれば楽な競馬ができるということ。今回も五分のスタートが出来ればチャンス十分。たとえ出遅れてもレースが出来るのは強み。テン乗りの赤木Jがどう乗るかだけ。昇級戦でも戦える力はある。
対抗は連闘になるヤマニンパンテール。前走はハンデなど条件的には絶好。この馬の脚は使っていたのだが、時計が速すぎて前が止まらなかった。昨日も雨が降って時計的にも少しかかるようになってきた。先週よりはこの馬の走れる馬場になった。行きたい馬も多いだけに展開は向きそう。
パラダイスバードは休み明けになる。このクラスで勝ち負けできるまでは微妙かもしれないが、1番人気にも推されていることから、力はあるはず。久々の方が走るし、小倉コースも得意。仕上がりは良さそうで逆転も可能。
ロングフラワーは小倉は得意。時計が速くなると苦しいだけに、もう少し雨が降って欲しいというが本音のはず。それでも時計はあるだけにいきなりの狙いは立つ。あとは同型馬をどう捌くかだけ。緒戦は狙い目。プリンセスルシータは叩き3走目でそろそろ走り頃。1走ごとに内容は良くなってきている。トウショウカレッジは開幕週で先行有利のレースで後方から一番差を詰めてきていた。連闘で再度の小倉遠征が微妙も、昇級してからの内容を考えればここも勝ち負けできるが、不安もあるので押さえまで。穴はこのクラスで着順ほど負けていないエーティーホーオー。渋い馬だけに展開が紛れれば浮上の余地十分。
人気blogランキングへ ←ぜひクリックを
それにしても東京競馬は落馬や競争中止が多くかなり騎手変更もあった。ただ、大事故に至らなかったのは良かったが、レースを見ているとかなりヒヤっとした。
【京都11R:京都牝馬ステークス】
◎④ディアデラノビア
○⑭ソリッドプラチナム
▲②ピアチェヴォーレ
△③ワディラム
×⑨サンレイジャスパー
×⑪アグネスラズベリ
×⑤コイウタ
昨年行われた牝馬限定のGⅠビクトリアマイル、エリザベス女王杯でともに3着したディアデラノビアがここでは力が一枚抜けている。久々の勝利に期待しての本命。昨年は3着続きだが、差し届かなかったり、牡馬相手に健闘したりなど、3着=詰めが甘い、ということではない。前走の香港は度外視していい。遠征帰りになるが栗東に戻ってきてからの動きはそれほど悪くない。調子だけが気がかりだったが、あの動きなら走れる態勢は整ったと見たい。昨年は重賞の連対もなく賞金の加算が出来なかった。今年のGⅠに確実に出走するためには勝利が必要。54キロで出られるのは恵まれた。
対抗はソリッドプラチナム。前走の愛知杯は外からいい伸びを見せての3着。この馬らしさは見せた。いつも上がり34秒台の脚を使えるのが魅力。調教もしっかりと出来ていて、前走の調子は持続している。1600mに関しての不安はないし、京都の外回りコースなら、この馬の末脚は活きる。柴原Jへの乗り替わりも元々の主戦であり、この馬の特徴を知っているので不安はない。ただ、ディアデラノビアと同斤量というのは不利。
3番手評価は少し穴目を狙ってピアチェヴォーレ。まだ準オープンに出走できる馬だが、ここ2走は格上挑戦をしている。2走前のターコイズSは本当に惜しい競馬で4着。前走の愛知杯は前々で競馬をして最後の末をなくしてしまった形で敗れたが、じっくり溜めればそれなりの脚を使える。牝馬限定戦ならそこそこ出来る力がある。ここ2走はハンデ戦で軽量に恵まれているが、別定の54キロはやや不利。2走前の内容から1600mの距離は向くかも。今週もウイングレットに先着した調教の動きは好感が持てる。
ワディラムは休み明けになるが、久々も苦にしないタイプ。京都の1600mは一番得意にしている条件だけに、今回は絶好の狙いといえそう。先週、今週と調教の動きがいい。少しメンバーは強力で、ディアデラノビアより1キロ重い55キロの斤量は不利も、この条件なら克服できるかも。雨が降っても、時計勝負になってもどちらも問題なくこなせるのは魅力。先行して粘りこめればチャンスはある。
サンレイジャスパーは昨年の夏に地力強化して重賞でも連対した。前走は牡馬相手で展開にも恵まれなかった。それと少し調子落ちだったかも。どちらかというと夏馬のイメージがあるだけに、この季節には?がつく。それと1800mがベストの馬。1600mはこの馬にしては短い。京都の外回りコースに替わるのは良いが、今回は押さえまで。
アグネスラズベリは前走で本命にしたが着外に敗れた。やはり除外続きで順調に使えなかったのが響いたとしか思えない。それと1200mも今のこの馬には忙しかった。中1週で使って、調教もしかりとできた今回が試金石の一戦。牝馬限定戦になるのはいいし、1600mの距離になるのもプラスのはず。今回ダメなら見限り時かも。
コイウタは4歳で55キロの斤量は不利。前走は初めてダートに使ったが全く適性がなかった。再度芝に戻っての巻き返しはあるはず。鞍上にルメールJを迎えて一発の可能性は十分。この馬の力を出せばチャンスはある。
【東京11R:根岸ステークス】
◎⑫シーキングザベスト
○⑥ボードスウィーパー
▲⑦タイキエニグマ
△⑧オフィサー
×⑨リミットレスビッド
×②ヒカルウイッシュ
×①トウショウギア
フェブラリーSへの重要なステップレース。どうも本番と結びつかない結果が残っている。今回もこの距離でこそという馬もいるが、ダートでは圧倒的な強さを見せるシーキングザベストにとっては、フェブラリーSを占う意味では重要な一戦。最近の内容を見ても大崩れしないだけにここも本命にする。前走は58キロの斤量が少し応えていたが、直線で追いすがられると、もう一伸びしてキッチリと勝利をものにした。東京コースも前々走で武蔵野Sを勝って重賞勝ちした実績もある。東京1400mのレコードを持っているように時計勝負になっても問題はない。目標は次だけに若干の余裕はあるかもしれないが、それでも勝ちきる力はある。57キロの斤量なら負けられない。
対抗はボードスウィーパー。秋に準オープンを勝って、その勢いでオープン特別も勝った。前走は少し早目に動く競馬をしてシーキングザベストを捕まえられなかった。終い勝負の競馬に徹すれば、この馬らしい末脚を披露できるはず。それだけに東京の1400mはベストの条件。それほど行きたい馬がいないだけに、展開が嵌るかが鍵を握る。GⅠのフェブラリーSに出走するにはここでどうしても勝利が欲しい。
鞍上に武豊Jを迎えたタイキエニグマ。前走の平安Sはスタートで遅れて、2角で先頭に並びかける少し強引な競馬。それでも終いもタレることなく4着を確保できなのには驚いた。追い込みの競馬が最近は板についていたが、この馬の新味が発見できたのはプラス。東京のダート1400mは最適の条件だし、昨年のこのレースの2着馬。連闘するからには見込みがあるはずだし、どういったレースをするのか注目。
オフィサーは末脚だけならボードスウィーパーにヒケはとらない。極端な競馬しかできないだけに展開の助けがどうしても必要。一時はスタートで後手を踏んでしまうことも多かったが、最近は五分に出られるようになった。重賞のメンバーでどうかということはあるが、もし前が速くなるなら一発の可能性は秘めている。
リミットレスビッドは59キロを背負った前走が好内容。最後は勝ち馬との斤量差が結果に影響した。ダートの短距離はやっぱり走る。今年は連覇を狙うがチャンスは十分。斤量の58キロは克服できるはず。連闘して、中2週で東京への輸送を考えると疲れだけが心配。
ヒカルウイッシュは2走前の武蔵野Sのように、直線だけに競馬に徹するのが良さそう。前走は中途半端に欲を出して乗ってしまったのが裏目に出た格好。約2ヶ月ぶりになるが、調教の動きは良い。東京コースも得意にしており、連対の可能性ならある。
トウショウギアは一時に比べるとスピード任せの競馬をしなくなった。落ち着いてきたのかもしれないが、この馬の持ち味が活かされなくなってきたの確か。今回は最内の枠を引いただけに中途半端な競馬はしないはず。逃げてダメなら仕方がない。衰えているかもしれないが、得意のこの条件で走れなければもうダメ。侮れない存在はこの馬。
【小倉11R:火の山特別】
◎⑰キルシュワッサー
○④ヤマニンパンテール
▲⑬パラダイスバード
△⑥ロングフラワー
×①プリンセスルシータ
×⑪トウショウカレッジ
×⑧エーティーホーオー
先週の帆柱山特別からの連闘馬も多い。そこで好走した馬から狙う手もあるが、ここは昇級戦になるキルシュワッサーを本命にする。前走は先行して押し切る強い内容。スタートを五分に切れれば楽な競馬ができるということ。今回も五分のスタートが出来ればチャンス十分。たとえ出遅れてもレースが出来るのは強み。テン乗りの赤木Jがどう乗るかだけ。昇級戦でも戦える力はある。
対抗は連闘になるヤマニンパンテール。前走はハンデなど条件的には絶好。この馬の脚は使っていたのだが、時計が速すぎて前が止まらなかった。昨日も雨が降って時計的にも少しかかるようになってきた。先週よりはこの馬の走れる馬場になった。行きたい馬も多いだけに展開は向きそう。
パラダイスバードは休み明けになる。このクラスで勝ち負けできるまでは微妙かもしれないが、1番人気にも推されていることから、力はあるはず。久々の方が走るし、小倉コースも得意。仕上がりは良さそうで逆転も可能。
ロングフラワーは小倉は得意。時計が速くなると苦しいだけに、もう少し雨が降って欲しいというが本音のはず。それでも時計はあるだけにいきなりの狙いは立つ。あとは同型馬をどう捌くかだけ。緒戦は狙い目。プリンセスルシータは叩き3走目でそろそろ走り頃。1走ごとに内容は良くなってきている。トウショウカレッジは開幕週で先行有利のレースで後方から一番差を詰めてきていた。連闘で再度の小倉遠征が微妙も、昇級してからの内容を考えればここも勝ち負けできるが、不安もあるので押さえまで。穴はこのクラスで着順ほど負けていないエーティーホーオー。渋い馬だけに展開が紛れれば浮上の余地十分。
人気blogランキングへ ←ぜひクリックを