気まぐれなサイコロVR

趣味の競馬を中心に、日常で気になったこと津々浦々を気まぐれに書いています。

1月13日メイン予想

2007-01-12 22:53:05 | 競馬
3日間開催の最終日に行われたシンザン記念はアドマイヤオーラが勝利。中京2歳Sで負けたダイワスカーレットに雪辱した。広い京都コースになればキッチリ巻き返した。上がり勝負に持ち込めばこの馬の切れ味の方が上だったか。これで今後が楽しくなった。負けたとはいえダイワスカーレットもレース内容は悪くなかった。牡馬相手に負けただけ。牝馬同士となる桜花賞戦線に向けては最有力候補の一頭になったのは確か。ローレルゲレイロは57キロを背負っていたとはいえ、上位2頭とは差をつけられた。朝日杯FS2着馬に先着した上位2頭のレベルの高さ、そして朝日杯FS組のレベルはそう高くないことを証明した格好になった。
今週は土曜日は古馬のオープン特別が東西で組まれている。

【京都11R:淀短距離ステークス】
◎⑪アグネスラズベリ
○⑤コスモフォーチュン
▲⑫タマモホットプレイ
△⑨ブルーショットガン
×④タガノバスティーユ
×②シルヴァーゼット
×⑮タニノマティーニ

次開催に同条件でシルクロードSも行われるので、そこへの前哨戦の意味合いもある。高松宮記念に向けて今年の短距離戦線もいよいよ始動となる。このメンバーならアグネスラズベリにとっては絶好のチャンスとみて本命に。前走のマイルCSのときも本命にしたが、あの時は当日の雨に完全に泣かされた格好。その後阪神C、京都金杯と使いたいレースをことごとく賞金不足で除外になった。それだけにここは勝って今後に向けて賞金を稼いでおきたいはず。調教も山と積まれ動きも絶好。1200mへの距離短縮もプラス。今回は良馬場で行われそうなので絶好の条件。53キロで出走できるここは負けられない。
対抗は休み明けになるがコスモフォーチュン。昨夏は北九州記念を制するなど素質がようやく開花した。前走のセントウルSはレース直前の大雨でこの馬の持ち味がそがれてしまった。休み明けは走らないだけに今回は割り引いての対抗。それでも調教本数は少ないものの、放牧先で乗り込まれているようなので心配ない。使っていれば本命にしていたはず。リフレッシュの効果があれば逆転まで。
タマモホットプレイは連闘。前走はレース当日に雨が降って、この馬にとっては最悪の馬場状態になってしまった。それだけに度外視できる一戦。連闘は巻き返しの意気込み十分。1200mは3走前に京阪杯で追い込んで3着と堅実。良馬場が見込める今回は差し切りまで警戒したい。
ブルーショットガンは前走の内容が案外も、定量戦のGⅡ戦でメンバーも強力だった。昨秋の3走は2桁着順続きだが、この中間の調教の動きは悪くない。オープン特別なら巻き返せそうな雰囲気はある。4走前のキーンランドCくらい動ければここではチャンスはあるが。
タガノバスティーユは前走、後方からの馬が上位を占めた事を考えれば物足りないレース内容。ただ、この馬自身は上がり33秒5で走っている。そう考えればこの馬の末脚を繰り出せた。ここも位置取りと展開次第になりそう。スプリンターズS3着の実績を考えればもっと走って欲しいのだが…。高速決着にならないのはこの馬にとってはプラス。
シルヴァーゼットは休み明けで久々の芝。条件は厳しいが、もともとは芝で走っていた馬。ここ最近の調教で坂路の時計も出ている。初騎乗となる岩田Jというのも不気味で押さえたい一頭。
タニノマティーニは逃げ馬だったのだが、最近は脚質転換を図って、前走はそれがようやく生きた。差す競馬ができたのは収穫。ここでも同じ競馬ができれば引き続きの連対は可能なはず。

【中山11R:ニューイヤーステークス】
◎④マヤノグレイシー
○⑩ダンスインザモア
▲⑭キングストレイル
△⑦メテオバースト
×⑨アルビレオ
×⑬スターイレブン
×⑮ルーベンスメモリー

4歳馬がいなくて、7歳以上の馬が10頭。オープン特別のハンデ戦の典型的なメンバー構成な感じ。勢いのある馬がいないだけに難解だが、前走の中日新聞杯はレースにならなかった8歳馬のマヤノグレイシーの巻き返しに期待して本命にした。その前走は3角で内に押し込められて埒に接触。そこからは追わずにただ回ってきただけ。それでのシンガリ負けなら度外視できる。外傷を負ったためプール併用の調教になったが、坂路での調教でも本数はこなしており仕上がりに不安はなさそう。前走のトラウマさえなければ改めて。55キロのハンデなら差しきれるはず。
対抗はダンスインザモア。前走はこの馬らしい末脚で4着。メンバー的には連対した2頭を除けばメンバーレベルは低かった。そこでの4着なら評価しにくいが、上がり33秒7で走った上がりには注目したい。良績のある中山コースに替われば前走以上も期待できる。調教の動きも良く、久々の勝利にありつける可能性はある。
久々になるがキングストレイルも強敵。昨春はダービー卿CTで56キロのハンデを背負って2着と重賞での連対実績もある。ここまで2勝しかしていないが、この馬の能力からすればもっと勝っていて不思議はない。久々もセントライト記念を勝ったときも10ヶ月ぶり。それだけに今回の休み明けも苦にしない。調教の動きも絶好でこのメンバーなら勝って不思議ではない。
メテオバーストは芝に戻ってからの3戦は距離が長かったり、道悪だったりと悪条件が続いた。1600mになるのはこの馬にはプラスのはず。2走前の富士Sは重賞ということもあるが、スタートでの出遅れが響いた。調教の動きも悪くない今回は絶好の条件。一発の可能性があるならこの馬か。
アルビレオは勝ちきれないが、オープン特別ならそこそこ走る。今回は55キロとハンデも手ごろ。2走前くらいのレースが出来ればチャンス十分。
スターイレブンは前走は展開に恵まれた感じはある。今回は1ハロン短くなって頭数も増えただけに展開的には厳しそう。それでも53キロのハンデは魅力的。
ルーベンスメモリーは長距離線を使われていたが、距離短縮した前走に見所があった。1600までになると忙しい距離になるが、折り合える可能性は高いだけに今はいいかも。以前ほど右回りも気にしないし穴ならこの馬か。

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