気まぐれなサイコロVR

趣味の競馬を中心に、日常で気になったこと津々浦々を気まぐれに書いています。

7月3日メイン予想

2005-07-03 08:57:18 | 競馬
西日本は雨予報で、阪神は道悪も考慮しないといけない。北海道では今年初の重賞。福島では伝統のレース。各場ともに見所十分

【函館11R:函館スプリントS】
◎⑪プレシャスカフェ
○⑨ディープサマー
▲⑯フェリシア
△⑧ゴールデンロドリゴ
×②シーイズトウショウ
×⑭アタゴタイショウ
×⑩カリプソパンチ

開幕週は時計の早かった函館も、例年とおりの馬場状態になってきた。1分9秒台の前半での決着が濃厚。時計がなくても対応できるし、巧者の存在も無視はできない。といいながら函館が初となるプレシャスカフェを本命にする。高松宮記念では1番人気に支持されたように、この距離なら実力はトップレベル。その高松宮記念では発馬の後手が最後まで響いた。ましてや直線で馬場の悪い内を通り、道中脚を使っていれば最後伸び切れないのは当然。前走の京王杯SCは直前の雨が影響したのか、敗因が定かではないが大敗。完全に復調しきれてはいないが、調教の動きだけなら9割方は戻ったと見たい。函館は初となるが、同じ洋芝の札幌での勝鞍もありそれほど心配する必要はないか。距離・コース替わりは望むところ。重賞2勝している大崩れのない1200mで、他馬と殆ど斤量差のない56キロは有利に写る。秋に向けて上々のスタートを切りたい。3歳馬を相手の上位候補にとりたい。ディープサマーは昨年の函館でデビュー。函館2歳S2着の後は、賞金的にもクラシックを狙うように長い距離を試すも、伸びきれずの内容続き。今年に入ってダートを試すなど試行錯誤状況だったが、久々の1200mのクリスタルCで復活勝利を挙げる。その後は距離延長でまた敗戦。結局は1200mがベストの馬。距離短縮は好転。相性のいい函館で53キロの斤量なら古馬相手に一発の可能性は秘めている。フェリシアも1200mでこその馬。前走は馬場が荒れた中京の最終週だが、内目で唯一伸びる一頭分のコースを通って最後伸びてきた。力のあるところを見せ付けた。今回は一転大外枠になったが、確実に伸びてくる馬だけに、外に振り回されなければ。51キロも魅力。久々になるが北海道シリーズで毎年必ず1度は来るゴールデンロドリゴ。それがいつかはわからないが狙いたい。8歳になったが衰えはそれほどない。最近はスタートが安定していないが、上手く流れに乗れれば、昨年のCBC賞のような激走はある。昨年の覇者シーイズトウショウは前走が圧巻。1分6秒7の時計は優秀。力の要る馬場もこなせるだけに、要は落ち着きがあるか。以前はイレこみが災いしていたが、年を経るごとにそれも解消されてきた。55キロになる斤量も有利。ただ続けて好走できないだけに、その辺がどうか…。アタゴタイショウは函館巧者。後は久々の克服如何。カリプソパンチの前走は不満も、重賞で上位争いしていただけに、格下とはいえ侮れない。

【福島11R:ラジオたんぱ賞】
◎⑪ダブルティンパニー
○⑦コンラッド
▲⑨トップガンジョー
△⑧ピカレスクコート
×②シルクネクサス
×⑥エイシンサリヴァン
×⑤ピサノグラフ

ダービー組が幅を利かせていたが、最近はダービー組の出走数が少ない。それだけに調子を上げている馬の台頭が盛ん。今年も秋に向けての賞金稼ぎのための一戦か。本命をどの馬に打つかかなり迷ったが、芝に替わってからの内容がいいダブルティンパニーにした。デビューからダートを使われていたが、ややもたもたしていた。2走前に芝を使うようになってから、本当に内容が一変した。前走はオープンでペースの遅さもあったが、2着に粘るなど地力強化が著しい。今回は重賞でメンバーもかなり強力になり、同型の先行馬も多い。克服すべき課題は多いが、血統的に見ればまだまだ伸びるし、時計のかかる馬場も向くはず。上手く立ち回れれば重賞制覇のチャンス。コンラッドが対抗。休み明けは度外視できるし、2走前は故障馬のあおりを受けての敗戦。芝では堅実で素質はかなりのものを持っている。前走は33秒7の上がり時計を使えるだけに、切れる脚ももっている。今回は小回りの克服が鍵。ただ、陣営がここを目標にしているとのことだから、対応できると見ているのだろう。トップガンジョーはスプリングS3着と小回り、1800mはベストの条件か。前走も直線の長い東京コースでよく粘っていた。右回りは左回りほどの実績がないだけにそこが気掛かり。ピカレスクコートの前走はやや太め。いいペースで逃げていたものの最後止まってしまったのはそのあたりが影響したか。今回もびっちりと調教で追っており、福島への輸送で絞れるか。もう一つの課題は折り合いとなるか。シルクネクサスは実績的にはこのメンバーに中では最右翼か。3走前に好時計で1800mのオープンを勝っており、福島コース向き。ダービーは距離が長かった。今回唯一のダービー組。デキ落ちはなく経験を生かせるならば。評価は押さえだが怖いのはこの馬。エイシンサリヴァンはスローペースで届かなかったが、前走の最後の脚は見どころあった。先行馬揃った今回、ペースが速くなれば展開嵌るかも。ピサノグラフは血統的に重賞のひとつは勝てるはず。牝馬だけに牡馬相手のここでどこまで勝負できるか。調教はしっかりとこなしており休み明けは気にならないだろうが…。

【阪神11R:米子S】
◎①サイドワインダー
○⑨ケイアイガード
▲⑩ニューベリー
△⑪ハッピートゥモロー

ハンデを背負った実績馬に、条件戦を勝って勝負してくる馬。頭数は少ないが、見どころのある一戦。ただ、近走不振の馬が多く、メンバー的には上位と下位の実力差ははっきりしている。軸馬さえ間違わなければ的中の可能性は高いと思う。トップハンデだが一叩きされての上昇が見込めるサイドワインダーを本命にする。1年2ヶ月振りでいきなりのGⅠでは荷が重かったはずだが、それでも勝った馬から0秒7差の9着なら上出来。今週の調教でも好時計を出しており、復活なってきている。強烈な末足があるだけに、展開が向かないと不発の可能性もある。逃げ馬の少ない今回はその危険性も十分はらんでいるが、そこは武豊Jだけに大丈夫か。平坦コースに良績があり、阪神コースへの実績がないのも不安といえば不安だが…。ケイアイガードが逆転候補。久々となった前走の都大路Sは太く見えたが、それでも勝つあたり能力を示した。本当に1800m以下なら大崩がない。前走からまた一息入った。熱発明けとなり不安はあるが、調教で動いており大丈夫か。ハンデの57キロも仕方がない。ニューベリーは先行できそうなメンバー構成で展開も有利に働きそう。2走前の都大路Sでは33秒1の上がりを使っており、しっかり伸びていた。7歳とはいえ調子は上向き。その時同斤量だったケイアイガードとは2キロ差が今回ついた。そのときがハナ差の接戦なのだから非常に有利。この馬も逆転は可能。ハッピートゥモローは条件戦とはいえ58キロを背負って買った内容は強かった。調子は最高潮といえる。オープン挑戦となるが、得意の阪神1600mで54キロなら軽視はできない。上がり馬ならこの馬。そのほかの馬は強調できず、この4頭の争い。

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