久代の日記

音楽、矯正治療のこと、日々のこと等

絆が切れた社会の現実。

2010-04-05 17:24:23 | 日記
NHKの無縁社会の2時間のスペシャル版を見ていると、この社会の人と人との絆が、薄れつつあるんだなと思います。無縁死とは、その人の痕跡が残らない不条理さがあります。社会との関わりが薄れてきています。人事ではないです。いつ自分の身にも起きるか分かりませんから。人との関わりがないと自分を残す痕跡がなくなるんですね。家族が担ってくれればいいですが、担ってくれない場合は痕跡が分からなくなってくるんですね。生きた証が分からないと言う事は、存在そのものが分からなくなっていると言う事です。誰にも自分の死が分からない、こんな寂しい人生ってないですね。生涯未婚率は年々高くなって行くようです。国際的にも高いそうです。2030年には男性の3人に一人が、女性は4人に一人が生涯未婚になっていくそうです。今の雇用情勢で結婚したくても、経済的に出来ない人が、増えている事も現実の一つにあります。絆が薄れていく世の中に、突入しています。殺伐たるこの世の中、悪い時代に、今生きています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする