三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

道路整備に妙案はあるか?そこが知恵の出しどころ!!

2006年01月21日 07時14分12秒 | 社会、政治、三重県、議員
 一昨日の亀山の市長さんと入れ替わりのように、昨日は伊賀の市長さんが亀山の助役さんやアノ有名な「幹線道路整備を進める会」の女性お二人と一緒に国道422号線の建設促進の要望に来られた。
 近畿自動車道紀勢線での「命の道」以来、最近の道路行政は言わば「女性パワー」によって「決定」される観を呈していて、昨日も紀勢線が「命の道」ならば422号線は「経済の道」であると・・・なかなかの迫力のある陳情団であった。
 確かに、説明を聞けば伊賀から第二名神、滋賀、京都に抜ける重要な道路で、滋賀県側はかなり、整備が進んできているが、三重県側はトンネルや高架などお金のかかるところが大幅に遅れているとのことである。
 しかし、伊賀市サンなどの熱意は本当にヨク判るが、「道路特定財源」などの公共事業を取り巻く環境や、とりわけ三桁国道の現状を考えると、いくら「女性パワー」のド迫力もってしても、急速な進展を望むのは難しいのではないか?と思います。そこで、率直に「何か妙案は・・・?」と市長さんに聞いてみたところ、「一つの提案ですが」・・・「合併特例債を予定通り使えるようにすると言うのはどうでしょうか?」との返答が返ってきた。
 今や、合併特例債の使い勝手が悪い!と言うのは常識となっている・・・一昨日、お目にかかった松阪市長が「450億あると思っていたが、あれはダメ!コレに使ってはダメで、実際に使えるのは150億しかなかった」と愚痴っていたのを思い出した。
 国のワル知恵の産物のような福祉ダメ!教育ダメ!の合併特例債だが、「道路」には使える。そこで合併で大きくなった市町の中に「起点」と「終点」がある「県管理」の道路を「市町管理」に移行し、合併特例債で整備をする。それで浮いてきた県の「道路予算」を重点的に幹線道路の整備や合併特例債の地元3割負担の軽減に廻すと言う提案である。
 この提案は現実性がある!・・・どの合併市町に、どの程度の「起点」「終点」のある「県管理道路」があるかは判らないが、一度、シッカリと調査をして、検討してみる価値は十分ある提案ではないだろうか?
 丁度、あの評判の悪い「道路整備15ヵ年?戦略」の見直しにも入っているし、思い切って「地域産業振興指針」と「合併特例債提案」を使って、大幅に見直してみてはドウだろうか?

 少なくとも「文化力指針」で見直すよりはコウカが期待できると思いますが・・・?
 
 
 

大きく打てば?小さく打てば??

2006年01月20日 05時52分13秒 | 社会、政治、三重県、議員
 先日も、ある県議から「地域産業振興条例が出来ました・・」と商工会議所の賀詞交歓会で挨拶をしたら、もっと詳しく説明をしてくれと要望があり、「具体的に、どんなメニューがありますか?」などの質問を受けたばかりであるが、一昨日の「予算・決算特別委員会」でも、「地域産業振興条例」に関する「来年度施策」についての質問や「地域特性」に応じた本県独自の「農業政策」展開についての注文などがあり、ここへ来て「地域産業振興条例」に対する関心が急速に高まってきているのを感じます。
 昨日の昼過ぎ、亀山市長さん、議長さんをはじめ鈴鹿、四日市の各建設部長さんなどが亀山市の工業団地の横を通る「フラワー道路」の建設促進の要望に来られた。議長応接室でお目にかかり、改めて現地の「航空写真」を見せてもらうと、シャープや凸版印刷、八千代工業などの工場群の大きさに本当に驚いたところですが、その大工業団地の動脈とも言える隣接道路が、未だ開通していない現状にも「ナゼ?」との思いとともにイラダチを感じたところです。
 30年来、念願の道路が開通しない理由を市長さんに聞いてみると、その原因の一つが、本道路が農道、市道、県道とツギハギの道であることを挙げられ、国、県の縦割り行政の文字通りの弊害によって、遅れに遅れているとの説明であり、ついては県も力を入れて、道路建設に努力をして欲しいと要望があった。
 コレに対して田中議長が「この四月から『地域産業振興条例』と言うのが施行されることになりました・・・」と条例の解説を始めた。「この条例は地域の皆様自身がその地域の産業を活性化するために、ナニが必要か?を考え、計画的に実施する趣旨で作られている」ので「この条例の精神に則って、道路の優先順位」を皆さん自身が「考えられれば、イイのでは・・」と答弁をしたのには「オオ~!条例検討会の座長の私より、議長の方が条例を理解している!」と感動してしまいました。
 まさに、その通りである。この条例は執行部の強烈な抵抗によって「骨抜き」化され、一種の「理念条例」「宣言条例」的なモノになってしまったが、その結果、逆に「大きく」解釈すれば「大きな」絵が描ける「条例」となっている。
 「リーディング産業展」の継続も結構ですが、「地域特性」と「地域の協働」と「計画的」と言う「キーワード」を武器に、もっと大きな「地域産業政策」・・・地域政策のグランドデザインを描ききったらどうでしょうか?地域の皆さん自身が選択と集中、施策の優先順位を決めていただく・・そんな政策展開!!
 「文化力指針」で「産業政策」「地域政策」を見直すより、「地域産業振興指針」で見直すほうが、よっぽど県民の皆様には判りやすいと思いますが、いかがですか?

 大きく打てば、大きく響く!小さく打てば、小さく響く!農商I部長にその技があるか?それとも新しく出来る「政策部」に任せるか???
 

リーダーシップが問われています!知事殿??

2006年01月19日 06時10分15秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は「予算・決算特別委員会」。来年度予算についての「総括質疑」が知事はじめ県執行部幹部職員出席の下、開催された。一番バッターは「新政みえ」のO議員である。いつもながらの訥々とした語り口であるが、質疑、質問の切り込みの度合いは鋭い。直球勝負!と言う感じで、県が毎年、実施している「1万人アンケート」と「来年度予算要求状況」との関係を質した。
 「1万人アンケート」によると、県民の皆様が重要かつ不満足と感じていることは「地域防犯体制」「雇用問題」「防災体制の整備」の三点だそうである。この要望が高いが、満足度が低い課題が、どう来年度予算要望に反映されているのか?また、知事はどのような「指示」を出しているのか?・・・と、まさに「知事」の「リーダーシップ」」の在りようを質問した。
 これに対して知事は防犯体制の充実に関しては「スーパー防犯灯」の設置や警察官の増員など昨年来行われている施策の説明にとどまり、また、「雇用問題」では北勢は製造業を中心に元気であるとか、東紀州、伊勢・志摩などは観光プランを実施するとかの表面的解説に終始し、「雇用問題」の本質・・・例えば、地元雇用が少ないことや派遣、パートなど正規雇用に結びついていないことへの言及はなかった。
 さらに各施策の進捗度がCやDである「地震」「交通事故」「医療」「中小企業地策」関係予算に関して「各部局の方で考えている」と答弁するに至っては、驚きを通り越して、ガックリとしてしまった。
 ここでO議員が聞きたかったことは、県民の皆様の要望は高いが満足度が低いこれらの課題や進捗度が思わしくないこれらの施策対して「知事のリーダーシップ」がドウ発揮されたのか?そして、その結果、どのような「施策」や「対策」が考えられたのかであり、従来の施策の説明を聞こうと思っていたわけではないし、いわんや、「各部局の方で考えている」と言うようなアナタ任せの答弁を求めたわけではない。
 今年は年度末までに解決したり、その方向性を明らかにしなければならない「緩和ケア」問題や「企業庁のあり方」「環境保全事業団経営健全化」などの課題が山積しております。まさに一つひとつが「知事」の「リーダーシップ」を問われるモノばかりです。
 今、県政に必要とされているのは「各部局の方で考える」ことではなく、「県の所有者」である「県民」の「考え」を知事自身がどう考えているのか?そのためにどう行動しようとしているのか?であり・・・言い換えれば、「ガバナンス」が問われているのではないでしょうか?

 それとも、知事と私では「ガバナンス」の理解が違うか???
 
 

勝ち組、負け組、高齢化??

2006年01月18日 06時02分37秒 | 社会、政治、三重県、議員
 ライブドアの株不正取引疑惑に対する強制捜査や国会では耐震強度偽装疑惑で、フュ-ザー社の小嶋社長を証人喚問するなど、姦しい世の中ですが、私の方は「プチダイエット」に挑戦しながら、淡々と年末のアノ雪で遅れに遅れた「挨拶廻り」をこなしております。
 その「挨拶廻り」をしていると、ついつい、お邪魔した家で長話をしてしまい、効率性の観点からは、余り捗は行きませんが、結構、勉強になる意見も聞かせてもらえる。
 昨日も、とある市内のお宅を訪問して、今度、実施する「日帰り旅行」の話などをしていると、「この辺りでは、バス旅行する人などは、もう、いませんよ!」との返事。なんで?とその理由を聞いてみると、例によって「高齢化」の話題である。
 訪問した先は、市内の漁師町で、昔ながらの狭い道と本当に肩を寄せ合うように家々が連なっているところで、市内での中央部と並んで高齢化が進んでいるので、知られている地区であるが、改めて「地区」の実態の説明を聞いて驚いてしまった。
 まず、若い人がいない!若い人がいないのは、決して東紀州の専売特許ではない。桑名でもいないところはいない!ついで男の人が少ない!・・・つまり、年をとった腰の曲がった一人暮らしの「後家さん」が極端に多い!と言うことである。アノ家も「後家さんだけ」、この家も「後家さんだけ」との説明がつづく。
 そうなると必然的に「背広」を着ている人がいなくなるので、「クリーニング屋さん」がヤッテいけなくなって、「廃業」となる。祭の山車の上に乗る人がいないので、だんだんと祭が寂れてくる。出て行く人はいるが、入ってくる人がいないので、無人の家が徐々に増えてくるが、壊すのに費用がかさむため、そのまま放置されたまま、朽ち果てるのを待っている・・・そんな暗い話が次々と出てくる。
 「勝ち組」「負け組」や「上流社会」「下流社会」などイヤな言葉が流行している昨今ですが、一つの市の中でも、「勝ち組」「負け組」に類する二極化が進んでいるように思えます。
 「政治」の責任を今一度、噛み締めた「挨拶廻り」となりました。

ブログの行方はフェロシルト??

2006年01月17日 05時40分03秒 | 社会、政治、三重県、議員
 いつの間にか本ブログも200号を超えて、今日で208号目になっていた。購読者数もお蔭さまで、徐々に広がりを見せ、最近では1週間の閲覧者数もコンスタントに2000の大台をキープするところまで、増加をしてまいりました。これも偏に、今日までアキもせずお付き合いをいただいております皆様の根気と忍耐力の賜物と、厚く感謝申し上げる次第です。
 そんなこんなで、この頃は思わぬところで「ブログ見てますよ!」とか「先日のグログに書いてあったことは・・・」などと話しかけていただける機会が増え、「ああ!この人も読んでもらっているのか?」とコチラも嬉しくなり、「有難うございます!」とついついお礼を言ってしまったり、その話を契機に、いろいろと話が弾んで、長話になってしまうことが多くなってきました。
 先日、「雨の街宣」をした「松田事務所」でも二人、日曜日の「某団体」の「新年会」でも一人の方から声を掛けられ、本ブログの広がりを実感しております。
 この「ブログの広がり」の効果?か結果かは知りませんが、東京の大手経済紙Nの系列雑誌である「N○○○○」の「環境経営フォーラム」事務局の方から「ブログを拝見しております。フェロシルトについて教えて欲しい」と電話が入った。
 何でも「環境経営フォーラム」と言うのはN紙の会員組織で産業界を代表する「環境先進企業」が集い、「環境経営によって、企業価値を高める」ことを目的として「研究会やシンポジュウム」などの活動している組織だそうで、会員企業を見ても、なるほど日本を代表するような一流企業が名を連ねている。
 「会員企業から参加者をつのり、投棄現場の視察や県の環境担当者からの説明を受けたい」ついては力になって欲しいとの申し出である。
 今や、本県は「フェロシルト」だけではなく世界に冠たる「大矢知の産廃」や大赤字の「環境保全事業団」、あの大惨事の「RDF]など「環境問題」は何でもアレ!状態ですから・・・なんて胸を張るわけにもいかず、「一度、県の意向を聞いてみます」と言って電話を切った。こんな電話が入るのは、喜ぶべきか?悲しむべきか?
 日曜日の「某自治会」での「県政報告」でも、報告が終わり「ナニカ質問はありませんか?」と言うと、一人のお爺さんが「フェロシルトってナニ?」と手を挙げた。
 本県の「環境問題」・・・日本全国どこでも、老若男女、年齢を問わず有名になったものだ!これは、ヤッパリ、悲しむべきことか・・・???
 

プチ断食宣言!この誘惑を断ち切れるか?

2006年01月16日 05時40分44秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨年来、実行をしてきたダイエットが無事、目標値を達成したことは、先日の本ブログで報告をさせていただいたが、その後も連日のように、「過食」や「過飲」?の誘惑との戦いがつづいており、このあたりで、思い切って、過去のアノ忌まわしい「デブ」の時代と明確に一線を引いた方が、自分自身の気持ちの上でも、踏ん切りがついてイイのでは?と考え、今日、明日と一日半の「プチ断食」を敢行することといたしました。
 ここに厳かに「宣言」いたします!
 昨日も、午前中に桑名市内での「某自治会」の総会。毎回、その総会の場で、「三谷てつお県政報告」と言う時間をわざわざ取って頂き、「県政報告」をさせていただいているが、問題は「報告」や「協議事項」が終わった後、豪華な「弁当」を前にしての「懇親」タイムである。
 ついつい手が出てしまいそうな立派な「弁当」を思わず、突付いてしまうと、一気に食欲を抑制する理性が麻痺してしまうので、悲壮な決意で「弁当」を風呂敷につつんで、次の会場へ!
 昼前から市内のホテルで始まった「会合」は「某団体」の「新年会」である。型どおりの主催者挨拶、表彰などがあり、来賓として私も挨拶をさせていただいた。
 第一部の「式典」が終わり、第二部は「昼食会」。「昼食会」はホテルでよくあるような「結婚披露宴」形式の宴席で、着席している目の前に、次々と料理が運ばれてくる。
 このホテルには「フランス料理」がナカナカ評判のレストランが入っており、今日の「料理」も予想通りの美味しそうな「フランス料理」がコースで出てくる。
 しかし、これら日ごろ、余り口にする機会もない「フランス料理」を最初に少し箸ならぬフォークをつけただけで、涙を呑んで断念し、後ろ髪が惹かれる思いで、次の会場へとヒタスラ車を走らす。
 三会場目は四日市のMホテルで開催されている「レセプション」。「立食パーティー」形式で、およそ300人くらいの出席か?ほほ満員である。
 ここでは特別に挨拶もする必要もなく、ただただ、主催者や来賓のみなさんの話を聞いていればよいだけで、気楽な「枯れ木も・・・」的な出席者の一人である。しかし、問題はここでもレセプション会場の中央に見事に盛り付けられた「料理」の数々である。しかも、いつもより多い!
 一連の挨拶が終わり、「乾杯」の発声が、スタートの銃声となって、ついに、ここで爆発してしまった!午前中から我慢に我慢を重ねてきた「食欲」を抑制する「理性」が、いとも簡単に吹っ飛んでしまい、「空腹」と「欲望」の赴くまま、ひたすら「食べて」しまったのである。
 一口、二口食べれば、あとは勢いのまま、行き着くところまで、十二分に満足するまで、あたかも「餓鬼」のように、砂漠に水!食べに食べて、後はむなしい「後悔」が残るだけとなった。
 ここで改めて「宣言」します。今日から明日にかけて「プチ断食」をします。でも、「プチ」ですので、何も食べない!と言うことではありません。少しは食べます。少しです。どれくらいが「少し」か?と言うのは「主観」的なモノですから・・・  「す・す・少し」?しか食べません!

雨の街宣!ナノテクの威力??

2006年01月15日 07時52分18秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は朝から、久しぶりの雨。豪雪で悩んでいる地域や雪山では雪崩の心配とのニュースが流れている。実はこの日の午後から、津市長選に出馬予定の松田前県議の応援で、街頭演説をする約束をしている。
 が、だんだんと雨脚が激しくなってくる。こんなに降っているのだから、ヒョットすると「今日は中止」では・・・と半ば期待?ナカバ諦め?の気持ちで、「新政みえ」選対担当のM県議に電話をすると「こちらも天候は極めて悪いですが、予定通りヤラしてもらいま~す!」といつもの明るい調子で笑いながら返事。まあ、選挙に天気は関係ない!と自分の気持ちに言い聞かせながら、「雨の津」に行く準備をすることにした。
 さて、この天気だし、何を着ていこうか?と考えたとき、ハタと頭に閃いた。「そうだ!この日のために買ったスーツがある!」のだ。そう思い出して、洋服ダンスの奥から、まだ1,2度しか袖を通していない真新しいスーツを取り出してみた。
 このスーツは昨年の秋、名古屋のジャスコに遊びに行ったとき、ショッピングセンターの広場で、「秋、冬もの大バーゲン」「1万円セール」が開催されており、その時、ついつい「出張スーツ」のネーミングに引かれて9000円で買ってしまったシロモノで、「丸洗い可」「シワにならない」「雨に強い」などのうたい文句が値段のタグと一緒に添えられている「最新素材」を使った「ナノテク」スーツなのである。
 「ヨシ!このスーツを着て行こう!」そう決心をして、「ナノテク・スーツ」に身を包んで、一路、津へ向かった。
 到着した津は桑名と同じく「雨」!少し小降りになったかな?と喜んでいると、また激しくなる。エエイ!ママよと名張のK県議と「街宣」に出発。津市内のスーパーマーケットを廻っての街宣・・・雨なので買い物客が少ないのではと心配していたが、駐車場にはそこそこの数の車がある。
 街宣会場で「松田直久」前県議と合流。選挙疲れもマッタク感じさせない元気な声で合併した「新津市」の課題解決への決意を訴える松田前県議を見ていると、なにか一回り大きくなったように思う。
 三人で交互に演説をしながら、市内のスーパーを数箇所廻っているうち、激しい雨にタタラレて、膝から下はずぶ濡れ。厚手のウインドブレーカーにしみ込んだ雨が上着の中まで通ってくるような気がする。傘を差しての演説であるが、余り役にたたないくらいの雨の中、やっと、街宣が終わった。
 「なんだ、ナノテクも大したことがないや!」と思いながら、松田事務所のストーブにあたっていると、どうしたことか?スーツがどんどん乾いてくる。そして、乾いてくるに従って、ズボンのシワが伸びてくるではないか!しかも、シワが伸びるだけではなく、まるでプレスしたようにズボンの線が浮き出てくる!
 オオ~!これはナンだ!どうしたことか?これはスゴイ!「現代科学の粋」を結集した「ナノテク・スーツ」の威力とはこのことか?それにつけても、これが、たったの9000円とは!!まさに、感激の極みである。
 早速、来年の自分の選挙用に、もう1着買っておかなければ・・・!!
 次回の選挙は「科学」の力で戦うぞ!そう「決意」を新たにした「雨の街宣」でありました。
 

景気って、ホントにイイの??

2006年01月14日 08時41分39秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日の夕刻の会合で、名古屋の不動産屋さんと隣り合わせになった。初対面の方ではあったが、なかなか気さくな人で、ついつい話が弾み、結構、勉強になった。
 その話の中で、私が「初詣に行った熱田神宮は、例年に比べて空いていた」「名古屋は景気がイイので、神頼みの人が少ないのでは・・・」と言うと即座に、「イヤ、イヤ、景気は良くない!」との返事が返ってきた。
 アレ?世間の話とは違うな。日本中で、名古屋が一番、元気なはずだが・・?と率直な疑問を呈すると「景気がイイのは、名古屋駅前だけです!」と大きな声で自信満々に断言する。何でも「昨年、全国で地価が上がったところが10箇所あり、その内6箇所が名古屋駅周辺」であるが、同じ名古屋市内でも、駅周辺以外は地価も上がっていないし、大きな取引も、さほどではないと、いかにも「不動産屋さん」らいし解説がつづく。
 その方によると「トヨタ効果も名古屋駅周辺に限られている」「本当の景気の回復は土地取引が活発化しなければ、本物ではない!」「その意味では、景気はまだまだ、悪い!」とのこと。
 確かに、昨年、桑名商工会議所からいただいた「景況調査」の資料を見ても、従業員20人未満の企業の「景況感」は、おおむね「悪い」との結果がでている。やはり「景気の回復」はトヨタなど一部、自動車関連や機械関係の大企業などに限られているのだろうか?また、地域的には名古屋駅周辺やその近辺だけが、元気なだけなのだろうか?でも、シャープが新たに2000億円の投資をするし、富士通も1200億円の設備投資の記事も出ている。
 一体、果たして真実はどうなのか?・・・不動産屋さんの話を聞きながら、いろいろ、考えてしまいました。
 しかし、「悪い!悪い!」を連発するわりに、この不動産屋さんの元気のヨサはどうしたことだろうか??
 景気って、ホントにイイの?それとも、ワルイの???

禍福はあざなえる縄のごとし??

2006年01月13日 05時57分00秒 | 社会、政治、三重県、議員
 桑名の新春を飾る風物詩と言えば、それは「白魚」措いて他にはない!新聞の報道によると、今年は「不漁」とのことで、半ば諦めていたが、昨日の朝、「大量に獲れたので・・」との電話。早速、毎年、この時期になると「白魚」を届けている名古屋の某工事会社の会長に「今日の昼からお届けしますので・・」と連絡をとった。
 昼過ぎに「白魚」を見に行くと、大きさは中くらいか?半透明の「白魚」がギッシリと詰まった発泡スチロールの箱が、既に用意されている。今年は「漁獲高」も少ないし、油も高いので、網を船で引っ張るのを止めて、「刺し網漁」で獲ったとのこと。1kg入りの「白魚」を、「家」用に一箱、「進物」用に五箱それぞれ購入して、いざ、名古屋へと出発した。
 山本先生の秘書の時代から、毎年、欠かさず届けている名古屋の会長は、大変な「美食家」と言うか?「食道楽」と言うか?珍しいもの、美味しいものは、どんなことをしても手に入れる方で、この「白魚」も大変、楽しみにして待っていてくれる。五箱をお届けするのも、一箱は当然、自家用。他の箱は、「白魚」に「酢橘」などを付けた上に、「食べ方」の解説を添えて、お得意さんに配るそうである。
 名古屋の会社に着くと、ビルの玄関まで総務部長がお迎え。別に私を迎えたのではなく、待望の「白魚」を出迎えたことだけは間違いないが、会長室では満面笑みの会長が迎えてくれた。日ごろのご無沙汰をお詫びしながら、近況の報告やら「白魚」の獲れ具合などを話した後、帰ろうとすると「チョット、待って!用意したものがあるから・・」と紙袋を差し出した。 
 袋の中身は二つ。岐阜の「白扇酒造」の「味醂」と「大吟醸」が入っている。この「味醂」は、前にも一度、いただいたことがあるが、ナマジノ「味醂」ではない。「福来純 秘蔵十年 古々美醂」と言って「古式製法」による・・・粳米による味醂麹を糯米に混ぜて、そこに純米焼酎を加えて十年寝かせてつくる「飲む」味醂なのである。この3年物が「吉兆」の食前酒としてでているとの話。
 さらに「大吟醸」もただの「大吟醸」ではない。「純米大吟醸 花美蔵 馥」と銘打ったこの酒は圧縮して搾り出すのではなく「布袋に入れ、吊るして自然に滴り落ちて来る雫を、そのまま一升瓶に封じ込めた」逸品である。この二品が入っている。
 帰りの私の車の中には「白魚」と「古々美醂」と「大吟醸」の三つが鎮座している。なにはともあれ、「家」の冷蔵庫に入れなければ・・・帰心矢の如しとはこのことか?気持ちはすでに今夜の食卓に飛んでいる。名古屋から家へと車を走らせた。
 高速を降りて、木曽川の堤防道路を一路、木曽岬へ急ぐ! 突然!車の前に「停まれ」の赤い旗。シマッタ!ネズミ捕りにツカマッタ!!慇懃無礼を絵に描いたような警察官が隠れていた物陰から出てきて「大したことはありませんが、19キロのオーバーです」と冷たく言い放った。「12,000円を19日までに払ってください」と納付書を切りながら極めて事務的に宣告する。
 「あんた、こんなことしていて面白い?」と思わず言ってしまったが、アトの祭。一瞬の心の隙を突いて、気の緩みのハザマに入ってくるのは○○だけではない!天国から奈落の底に突き落とされた感じである。
 でも、でも、まだ「白魚」と「古々美醂」と「大吟醸」がある。人生にはいい事も悪い事もあるさ! アア???

大願成就!!ダイエット成功!!

2006年01月12日 08時04分32秒 | 社会、政治、三重県、議員
 あれは忘れもしない11月10日の「人間ドック」の時である。いろいろな検査に先立って「身長」「体重」「体脂肪」などを測るが、その数値を何気なく見てガガ~ン!!ときた!なんと?昨年の体重に比べて3.4kgも増えているではないか!
 前の選挙が終わった年の「人間ドック」で、「こんな体重のままだと早死にしますよ!」と衝撃的な宣告をされ、当時80kgあった体重を、実に2年間かかって10kg減量の70kgまで、落とし、「ヤッタァ~!ヤッタァ~!減量なんて簡単だ!ダイエット本なんて何時でも書けるぞ!」と叫んでいたにもかかわらず、この有様となってしまった。
 思い起こせば、この安心感から来る連日の「飲みすぎ」・・・飲まない日がナイ!家族からは「アル中」と思われるぐらい、飲みに飲んだ報いか?はたまた、「食べすぎ」・・・いくら食べても「運動」しているから絶対に太らない!と言う迷信をかってに信じた報いか?  いずれにしても「激太り」をしてしまった。
 そこで「2ヶ月で5kg減量」の「悲願」を立てて、11月11日からスタートを切った。しかし、その道のりは、決して生易しいものではなかった。なんと言っても「年末、年始」の「地獄」の「忘年会」「新年会」シーズンを控えている。これをどう乗り切るか?このことが最大の課題であった。
 その対策として考えたことが二点ある。一つは「原則」として「家」では酒を飲まない!二つ目は食事はできるだけ「野菜」中心とし、カロリーを少しは考えて食べる。このことを注意しながら生活することとした。
 こんなことを自分の頭の中で決めたわけだが、コレを守るのは並大抵のことではなかった。まず「誘惑」が多い。「家」の中には、ナゼかしら至る所に「酒」がある。これに目をツブリ、ひたすら「ご飯」を食べるのは、ナカナカ辛いものがあり、ついつい「原則」だからと自分に言い訳をしながら、飲んでしまったことが「何度?」もあった。
 忘年会などの「宴席」に行くと目の前に出てくる料理に、どうしても手が出てしまう。最初は「酢の物」ならイイだろう!とか「赤身」の「刺身」なら、さほど脂肪はないだろう!などと思いながら、食べ始めるのだが、酒が進むと、その内、何でもかんでも食べてしまう。
 そんな「苦労」を乗り越え、家族中からの「嘲笑」をも、モノトモセズ、ひたすら「減量」に励んだ結果、2ヶ月で5kg減を達成した!!
 今回の「減量」プログラムを実践していて、判ったことは、人間の身体は「減量モード」に入ると、どんどん痩せていくということである。減量プログラムの最初の頃はツライばかりで、ナカナカ体重が減ってこないが、途中から「減量モード」になると、日々、体重が減っていくのが判ると言うか、「体脂肪」が燃えていくのが判るようになってくる。・・・今度、このことを詳しくブログで報告をしようと思っていますが、人間の身体には「増量モード」や「減量モード」」がある。
 要は、どうやって、この「減量モード」にするか!が鍵である。この点も近々、報告をします。
 いずれにしても「減量」成功!ベルト穴5cm減!67.5kg達成!ドウダ!すごいだろう!と言いたいところですが、「脂肪」が無くなった分、「寒さ」に極端に弱くなりました。手先、足先は「冷え性」状態です。これをナンとかしなければ・・・アア?また、新しい悩みが???