三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

各地区それぞれ・・・違いの解る??

2006年01月11日 05時48分45秒 | 社会、政治、三重県、議員
 年末の「忘年会」と違い、「新年会」とか「新春のつどい」などと銘打った「会合」は、ナントナクのんびりとしていたり、それぞれの「特徴」が出てきて面白い。私どもの職業柄があるのかもしれませんが、「忘年会」はそれこそ「義務」的に、まさに「戦場」と言う感じで飛び歩き、文字通りの「体力」勝負で、駆け抜けていく「宴席」と化している。
 しかし、「新年会」は「忘年会」ほど数が無いこともあるのかもしれませんが、一つひとつの「会合」を、ある意味では十分に楽しみながらコナシテいるというか、その「会合」の趣旨を理解して出席をしているように感じます。
 それだけに「会合」の「内容」や「主催者」の「意図」を考えたり推測ができ、その「会合」を別の角度から見ることが出来て、それなりの興味深い新しい発見があり、それはそれで面白いものです。
 五日に四日市と桑名の両商工会議所の「賀詞交歓会」がそれぞれ、午前と夜に開催されたことは、すでに本ブログで報告をさせていただいたが、この二つの「賀詞交歓会」もそれぞれの「特徴」と言うか?主催者の「考え方」の違いが、鮮明にでていて興味深かった。
 午前中にあった「四日市」の賀詞交歓会は「来賓挨拶」はなし!主催者挨拶だけで、来賓の国会議員、市長、市議会議長には「鏡開き」の槌を持ってもらう。その槌を持って、登壇するときの「紹介」のみ!と言う、まことに「簡素」そのものであった。主催者挨拶、鏡開き、乾杯と極めて「単純・明快」!アッサリしたもので、こちらも少し拍子抜けするくらいであった。
 それに比べて、夜に開催された「桑名」の賀詞交歓会は、主催者挨拶の後、市長の挨拶、顔を揃えている衆参国会議員の挨拶が延々とつづき、国会議員自身の口から「まるで立会演説会の様相を呈してきている」と冗談が飛び出すくらいの「国政報告会」状態となった。
 さらに市議会議長そして県会代表の「乾杯」の音頭があって、初めて、やっと食事と飲み物にありつく事ができた。
 「歓談」の間は「四日市」では、ナンにもなし!ただただ「食べて」「飲んで」「喋って」いるだけ。一方、「桑名」では地元芸妓連の「踊り」などがあり、なかなか艶っぽいと言うか?華やかな出し物もあり、それなりに喜ばしてくれる。
 果たして、どちらがイイのかは定かではないが、それなりの「土地柄」「地域性」が出ていて、知事流表現を借りれば、これも「文化」?と言うことである。
 
 四日市の会場で「国会議員の経済見通しや景気動向についての話を聞きたかった!」との声があり、そのときは「それもそうだなあ!」と思ったが、桑名で国会議員の話を聴いて「改めて聴くほどのものでもない!」と素直に感じてしまいました。
 まあ!どちらがイイのか?その判断は参加者の「文化力」次第か???

静かな!静かな成人式??

2006年01月10日 06時11分52秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は成人式。朝から晴れ着姿の娘さんや黒のスーツに身を包んだ若者たちが、家の人に車で送ってもらったり、ピカピカに磨き上げた車を運転して、次々に会場に集まってくる。天気は相変わらず寒いが、晴れ上がった青空が広がり、まずまずの「成人式日和」である。
 会場周辺で送ってこられた家族の方々に「おめでとうございます!」と挨拶をしたり、「娘さんがご成人ですか?」などと声を掛けながら、会場に入ると、そこはまるで「お花畑」状態!5~60名は超えるであろう女性陣は、全員が「晴れ着姿」!例年であればひとり二人いる「スーツ」姿の娘さんは一人もいない。その華やかな雰囲気で会場の外まで明るくなってしまっている。
 それに比べて、男性陣は「黒一色」のスーツ!こちらも毎年、三分の一くらいいる「紋付羽織袴」の「和服」姿が例外的にイチニいるだけ。これも妙に統一されている。
 「開会します」のアナウンスと同時に、会場は、それまでの「ワイワイガヤガヤ」が一転して「シーン!」と静寂に・・・。新成人代表の司会進行で、式典が開始。町長挨拶、教育委員長挨拶と淡々と式典は進行していくが、その間、会場は静寂そのもの。笑い声さえおきてこない。
 静かだと静かで、ナントナク不満が出てくるのは、性格が悪いのか?ネジレテイルせいか?
 本来、「成人式」と言うのは「大人」が子供の無事に成長したことと一人前の社会人になったことを祝う「儀式」である。言い換えれば、「既存」の「体制」へ「若者」を「組み込む」ための一種の「通過儀礼」としの「儀式」と言う側面を持っているのであるから、多少、粛々と進む「式典」に対して「反発」や「羽目をはずす」ところがあっても、不思議ではないはずなのに、ナンにもない!
 学生の頃、反「体制」運動の洗礼を受けている「団塊の世代」の一人としては、ナントナク物足りない思いがする。
 来賓挨拶のトップで登壇。みんなが行儀ヨク「拍手」で迎えてくれる。さすがに「もう少し、騒いだら・・?」なんて事は言えないが、「少し、元気が無いね!」と開口一番、言葉が出てしまった。しかし、結局、「政治への参加」と「社会への参加」・・・みんなで「パブリック」を支えよう!と言う「新しい時代の公」ミタイな内容の挨拶をしてしまった。ノロウイルスに犯されている自分が情けない!
 この後、中学時代の恩師の挨拶やビデオなどがあり、静かな「式典」はハプニングもなく無事、滞りなく終わった。

 四、五年前の「一升瓶」を片手に大騒ぎする「成人式」を懐かしく思うのは、これを「ゼイタク」と呼ぶのだろうか?それとも・・・???

威風堂々の出初式!寒かった~??

2006年01月09日 05時44分30秒 | 社会、政治、三重県、議員
 毎年、「出初式」の頃になると、どんな「暖冬」の年であっても、不思議と寒くなるものであるが、今年は何十年ぶりかの「寒冬」なので、当然、例年より寒さが厳しい!「厳寒」!と言う言葉がふさわしいくらいの「底冷え」のする木曽川河川敷で「新春」を飾る「桑名市出初式」が堂々、挙行された。
 合併前はそれぞれの市町で開催されていた「出初式」であるが、合併後は1市2町が一堂に会しての「式典」となったため、参加人員や車両も、かって想像も出来ないほどの数となり、まさに「大イベント」となっている。
 長島町の河川敷に設けられた「式典会場」に9時前に到着。受付を済まして、用意されたテント内の席に行くと、すでに8割以上の来賓の方々で埋まっており、「寒い!」「寒い!」を連発しながら、「無いより」は「マシ」と言う程度の石油ストーブを囲んで僅かな暖を求めて手をかざしている。
 「式典開始」の案内があり、いよいよ「出初式」が始まった。指定された「最前列」の席にすわったが、木曽川を渡ってくる「風」は、昨日よりはマダ「弱い」とは言え、言うにいえない辛いものがある。時折、強くふく風を我慢しながら、ふと後を見ると2列目、3列目の人たちが身を縮めながら、私の背中の真後ろに隠れている。これでは、まるで「風除け」の役回りではないか?
 これも「公務」と自分に言い聞かせながら、「風除け」の役を真摯に果たしている内にも「式典」は進んでいく。分列行進、表彰などが順番に行われていくが、なんせ人数が多いので、時間が掛かる。ヤッテおられる方々も寒ければ、見ている我われも寒い!
 ヤット!市長、消防庁の「訓示」が終わり、来賓挨拶となった。わが三重県からは北勢県民局次長のK氏が紺色の制帽、制服も凛々しく登壇。「キヲツケー!」「カシラ~中!」の号令に、かなりギコチナイ「敬礼」で応える。型どおり「整列休め!」の声とともに「知事挨拶」を代読したが・・・それが長い!!
 この寒さの中、市長、消防庁、市議会議長と、すでに続いており、立って聞いている方も、座ってみている方も、かなり「皮膚感覚」が無くなり始めてきている。さらにそれに追い討ちをかけたのが「知事挨拶」である。
 最近、知事本人の「挨拶」も長くなってきているが、「代読」も、これまた長い!場所柄、温度を考慮して、それこそ「聞く側」の立場に立って・・・「視聴者」本位の「代読」がナゼ、出来ないのか?マッタク、「県民主役」の県政から、かけ離れた「知事挨拶」の「代読」であった。
 「式典」終了後、市内の別の会合で、制服姿の消防団員の方と一緒になった。「イヤ~、寒かったですね!」と声を掛けると「みんなが、マダ(挨拶が)あるのか?マダあるのか?」とブツブツ言ってましたよ!との返事。やはり、「挨拶」のあり方もそろそろ考え直す時期に来ているのでは・・・?
 そこが終わり、また、別の会合で、こんどは市会議員さんたちと一緒。「ご苦労サンでした!」と挨拶をすると、「県会さんはマダいいですよ。紹介があるから・・」「我われは選挙を控えているのに、『時間の都合で・・』の一言で終わり!」と憤懣ヤルかたない様子。
 寒くても「紹介」があるだけマシか???

今年のワクドキは・・・??

2006年01月08日 07時04分34秒 | 社会、政治、三重県、議員
 先日開催された「連合三重」の「新春旗びらき」での知事挨拶で、またまた、今年の「ワクワク・ドキドキ」が発表されるか?と期待していたが、昨年から言い続けている「文化力」と「ニュー・パブリック・ガバナンス」の話だけで、取り立てて「新味」のあるモノもなく、大方の期待を裏切る形で終わってしまった。
 今朝の新聞を見ると、今回の「人事異動」も余り「ワクドキ」ならぬ「大抜擢」や「予想外」の「異例人事」はなく、比較的小規模な異動になりそうだとのことである。やはり、知事も最終年度となると、それなりの慎重さと「仕上げ」と「次へ」の布石を考えるのか?・・・アンチ「北川」ではなく「石橋を叩いても渡らない」田川流県政へと近づいてくるのか?
 「第2ステージ」ではなく「第1ステージ」以前に戻りつつあるようで、面白くない!!
 ここは「最後?の1年」なんですから、思い切って、大向こうを「アッ!」と驚かすような「人事」や「政策」を発表してみてはどうでしょうか?
 例えば、人事で言えば「国」からの「出向組」をすべて「ご辞退」申し上げ、部局長級を含む全職員をプロパーで固める!・・・こんなのはどうでしょうか?多少、国との関係はギクシャクするかもしれませんが、「地域主権」を唱えている知事ですから、これくらいのことを思い切ってヤッテみて、初めて「地域主権」への知事の思いがマガリナリにも本物だ!と誰でもが感じるのではないでしょうか?
 あるいは「県」の「政策部長」に「県」や「国」からではなく「民間」などから登用すると言うのは、どうでしょうか?官邸や民主党でも米国に倣って「時の政権」に必要な「政策スタッフ」や「人材」をその「政権」の都度、「官僚外」から採用することを検討し始めている。
 「省益」ならぬ「国益」を優先するためにはこのような制度が必要では?との考えに基づいて検討しているとのことですが、本県でも「部局益」ならぬ「県益」を優先するために、こんな制度を検討してみてもいかがでしょうか?
 「ニュー・パブリック・ガバナンス」知事流解釈に拠れば「新しい時代の公」を推進して行こうとすれば・・・「多様な主体」によって「公」を担って行こうとするならば、こんな制度の検討も必要になってくるのではないでしょうか?
 今日は「出初式」や「初集会」が各地区で催される。そんな「会合」でこれくらいの県民が「ワクワクドキドキ」するような「はなし」ができれば、それこそ「県会議意」も「ワクワクドキドキ」するとこになるのでは・・と思います。

 いずれにしても目新しさのない、ビックリするような「ワクドキ」もない「新春」の幕開けでありました。

見えてきました!今年の課題??

2006年01月07日 06時03分23秒 | 社会、政治、三重県、議員
 年がかわって、昨日は初めての「議会」出勤?朝9時半から「県議会事務局」の皆さん全員を前にして、田中議長と一緒に「念頭の挨拶」。つづいて「連合三重」の「新春旗びらき」に出席をした後、議会に戻って、会派の「総会」に顔を出した。
 この後、夜までいろいろな「会合」が続くのであるが、これら一連の「会合」で、さまざまな「意見」を伺っているうちに、見えてきました「今年の課題」が・・・?
 課題その1、「森林環境税」の問題。昨年に議決された「森林づくり条例」に書かれている「所要の財源措置」を図ることが、具体的に何なのか?これが今年問われてくると思います。すでに森林関係団体からも、さまざまな形でご要望も出てきており、「税」にするのか?しないのか?もし「税」にするならば、どのような形の「税」にするのか?県民の皆様の理解は?など検討しなければならない事柄が多い課題である。
 課題その2、「緩和ケア」の問題。昨年、本ブログでも指摘してきたが、「緩和ケア」のあり方の本質的な議論がないまま、既定の事実のように「県営」の「緩和ケア」センター建設ありきで、突っ走っている現在の路線で、本当にいいのか?2月6日の「全員協議会」までに、一定の方向を見出さなければならない喫緊の課題である。
 課題その3、「企業庁のあり方」の問題。3月を目途に、「企業庁」側からと「議会」側からの双方の「検討会」の結論が出てくる。このことは今後の「公営企業」全般の「あり方」にも繋がってくるだけに、相当、慎重かつ広範囲な議論が求められるのではないだろうか?しかし、基本的には「県民の意思」を体現していない「企業庁」自身が自らの「あり方」を提案してくるのは「ガバナンス」の観点からもオカシナことである。
 課題その4、「環境保全事業団」の経営健全化問題。議長の下に設置された「検討会」の最終答申が昨年、出され、いよいよ、コレを基にした「議会」としての「提言」をまとめることとなっている。フェロシルト、大矢知の「産廃」、RDFなど環境に関する課題山積ではあるが、「議会」として、まず、取り組まなければならない大きな課題の一つであることは論を待たない。議会が出す「提言」を知事はどうさばくのか?「議会」と「知事」との関係を占う意味からも極めて重要な課題である。
 いろいろ次から次へと「課題」が出てくるが、これらの「課題」は当面、年度内に何らかの「結論」を見出さなければならないモノばかりであり、文字通り「議会」の「真価」が問われるモノでもある。
 今月18日には「予算・決算特別委員会」での「総括質疑」、来月には「第一回定例会」が始まる。これからの「審議」「議論」知事「答弁」がまさに注目されています!!

設置者責任?管理者責任?議会責任?

2006年01月06日 05時58分38秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は、午前中が「四日市商工会議所賀詞交歓会」、夜が「桑名商工会議所賀詞交歓会」と一日に二回の「商工会議所賀詞交歓会」があり、出席をした。両会場ともナカナカの賑わいで、やはり少しは景気が回復してきたのかな?と思わせるところもあり、正月らしく華やいだ雰囲気を醸し出していた。
 そんな正月の「お屠蘇気分」を吹き飛ばしてしまったのが、企業庁長からの電話であった。午前中の「四日市」を終わり、例によって「新年の挨拶廻り」に精を出していた昼過ぎ、「RDF事故による書類送検が決まった」との企業庁長から一報。
 事故から相当、時間が掛かっていたこともあり、「何時になったら『刑事処分』が決まるのか?」との思いがあったが、現実に「業務上過失致死傷」などと言う言葉を耳にすると、改めて事故当時の生々しさが蘇えって来た。
 当然、これから「検察」の手に渡り、調べが進むこととなるわけであるが、その結果如何で、「事故による損失」の「負担割合」にも影響が出てくるだけに、今後の進展を注視していかなければならないと思います。
 今回の「書類送検」の特徴は「設置者」である「企業庁」、「管理者」である「富士電機」そして消火作業に当たった「桑名消防」それぞれに「予見可能性があった」ことを指摘した上で「過失責任」を問うていることである。
 とりわけ、「爆発事故」そのものを未然に防止すると言う意味からすれば、「企業庁」と「富士電機」の責任は、おのずから大きいものがあると言えるのではないか?と思いますし、今回、「設置者」と「管理者」の双方に「過失責任」が問われていることにも注目しなければならないと思います。
 改めて言うまでも無く、先の定例会で議論になった「指定管理者制度」における問題点とも共通してきますが、「設置者」が「管理者」に対して、第一義的に責任を持ち、「議会」に対しては「設置者」が「管理内容」について「説明」をし、その「責任」を持つと言う「総務局」の考え方が、必ずしも「正しい」とは限らないことを、今回のことは示しているのではないでしょうか?

 また、その一方で「議会」の「責任」も、問われてくると思います。「RDF]の事故そのもののほとんどは「執行」上の「過失」であるとは言え、「監視・評価」機関としての「議会」の「責任」は、厳しく問われることになるのではないか?と思います。
 「執行部」が「提供」する極めて「限られた」情報を基に、審議するわけですから、現状ではどうしても、その「監視・評価」の権能に一定の限界があるのはやむを得ないことではありますが、その「限界」を乗り越える「努力」をどこまでしたか?は自省する必要があると思います。

 これらのことを考えると「指定管理者」に対する「議会」の対応も、「設置者」「管理者」双方を「議会」が直接、「監視・評価」することが、議会の「責務」を果たす意味からも求められて来るのではないでしょうか?
 また、また総務局長の「意見」をお伺いしなければならないことに・・・???
 

伊勢神宮?談合?庶民感覚?

2006年01月05日 06時03分34秒 | 社会、政治、三重県、議員
 新年の挨拶廻りの途中、昼食で飛び込んだ「うどん屋」さんで、旧知の左官屋のKさんと隣り合わせに座った。仕事の合間に来られたのか?作業着のまま、うどんを啜っておられる姿を見て、「正月早々、大変ですね」と挨拶をすると、「まあ、聞いてください」と自分自身が経験をした「談合」話をし始めた。
 昨年、それまで「個人」で営んでいた「K工務店」を「法人」にし、それを機会に「市」へ入札の指名登録を「初めて」したそうである。
 しばらくして市から「指名通知」が届き、頑張って仕事を取ろうと考えていた矢先、知り合いのA業者から「この仕事を譲って欲しい」とのデンワがかかって来た。しかし、そんな「談合」マガイのことをしてはいけないと思い、「出来ません!」と断ると、今度は別のB業者から「同種」のデンワ。
 このKさんの奥さんが、なかなかシッカリした人で、「初めて指名登録をして、初めて指名を貰った」事をナゼ、他の業者が知っているのか?と不審に思い、直接、「市の担当」者に電話をして、「オカシイじゃないか?」と尋ねたそうである。
 そうすると、翌日、「あの話は無かったことにして欲しい」とA業者から電話がかかって来て、ビックリをした・・・話に聞いていた「談合」って、本当にあるんですね!と「うどん」を食べ食べ、真剣に話をされる。
 その「談合」を断って、参加した「入札」では、複数の業者が「同額」となり、「抽選」の結果、見事、K工務店が落札したとのこと。「初めて」の「指名」で「初めて」の「入札」をして、「初めて」仕事を取ったと経験談がつづく。
 「ところで、その仕事はイクラだったんですか?」と尋ねると「60万!」との返事。「エッ!60万!」・・・金額を聞いて、少し複雑な気持ちになってしまった。
 もちろん「談合」行為は違法なことであり、決して行ってはならないことではあるが、「60万」の工事を「談合」してまで「取り合い」をしなければならない現実・・・そうしなければ食べていけない現状を何とかしなければ、「談合」はなくならないのではないか?  そんな気持ちになってしまいました。
 同じ頃、小泉首相が恒例の伊勢神宮参拝。 記者団の質問に「今年も皆さんにとって、穏やかで実り多い年であるようにという気持ちで参拝した」と述べたと報じられている。
 「60万」の「仕事」を血眼になって取り合っている現実と「穏やかで実り多い年」との「落差」はドウ考えればイイのだろうか?
 「庶民」感覚をなくした「政治」のツケは一体、どこへ行くのだろうか?いろいろ考えさせられる「うどん屋」での「談合」話でありました。
 

山本学校の新年会!今年も盛会でした!!

2006年01月04日 05時46分39秒 | 社会、政治、三重県、議員
 毎年正月三日に、恒例となっている「山本幸雄先生」宅での「新年会」が昨日、盛大に開催された。昨年は山本先生の奥様が亡くなられた後の正月と言うことで中止になったが、本年は暮に「例年通り、ヤリマスヨ!」と連絡があり、楽しみにしていた。
 しかし、三日と言う日は、どこの地区でも同じと思いますが、各地区での「初集会」「初寄り」が最も多い日である。ゴタブンに漏れず私の地域でも「初集会」「初寄り」のラッシュ!朝から「初寄り」廻りで飛び歩いていた。
 地区の「初寄り」に顔を出し、「新年の挨拶」をさせてもらう訳であるが、どの「会合」もだいたい同じ時間に始まる。そのため、当然ではあるが、「会合」冒頭で挨拶が出来るところもあるが、「議事」の途中に飛び込んでいって「挨拶」をさせていただくところも出てくる。
 議長役の方が気を利かして、「議事」を途中で中断をして、挨拶させてもらう時はラッキーですが、「事業報告」や「会計報告」などが続いている場合は、それらが一区切りつくまで、その場で待たなければならない。
 そんなこんなで、どうしても遅れてくる。その遅れに遅れた結果、「山本先生宅」に到着したのは、午後の4時前。昼前から来ている参加者が、そろそろ「お開き」と言うような時間になってしまった。
 「スンマセン!スンマセン!」とアレコレ言い繕いながら、入っていくと、丁度、元県議の「津田勉」氏が「中締め」の「前座」の挨拶が終わるところである。その挨拶が終わるや否や、「こんどは君が挨拶をしなさい!」と奥の方から山本先生の元気な声。
 何はともあれ、山本先生に「新年の挨拶」をして「副議長就任」以来の心境などを手短に述べ、挨拶に代えた。私が終わると「次は貝増君!」と、また指示が飛ぶ。さらに「日沖君、君の番だ!」・・「末松君もやりなさい!」と順番に挨拶をさせる。そして最後に「最後の締めは君がいいよ」と先の参議院選挙に立候補した前県議の「津田健児」氏を指名した。
 みんながそれぞれ思い思いのことを喋っている。その話をニコニコしながら、なにか本当に嬉しそうに聞いておられる山本先生の姿を拝見していると、この「新年会」を一番、楽しみにされているのは実は山本先生ご自身なのではないか?とふと、考えてしまいました。
 それにしても「山本学校」の「卒業生」には地方議員が多い!私を始め、現職県議では貝増議員、日沖議員、末松議員。前県議では津田親子のご両人、末松県議のお父さん、杉原前福島県議などがいる。市町議会議員では藤川香良洲町議、葛山四日市市議、桜井亀山市議など。前職では青山四日市市議、藤川大阪市議など本当に大勢いる。
 これらの「卒業生」の成長を見るのが山本先生の「お正月」の楽しみの一つなのかもしれない。
 その山本先生の期待に応えうるだけの「成長」をしているか?どうか?自問自答しながらの「新年会」であった。
 来年の「新年会」では「成長したなあ!」とお褒めの言葉をいただけるよう・・・!!ガンバルか?

明けましておめでとうございます!

2006年01月03日 06時26分12秒 | 社会、政治、三重県、議員
 新年、明けましておめでとうございます。皆様にはお揃いで、輝ける新年をお迎えになり、心より、お祝い申し上げるとともに、本年も昨年同様、「本ブログ」に対しまして、なお一層の温かいご指導とご支援をお願い申し上げます。
 昨日、名古屋の熱田神宮に家族揃って、初詣に行ってきました。例年正月二日には決まって「熱田神宮」、三日には地元「多度大社」に詣でることが恒例になっており、今年も行かなければ・・の義務感で行ってきました。
 近年、正月の「熱田神宮」周辺の交通規制は、段々と厳しくなり、かっては比較的簡単に、神宮近くに路上駐車が出来たのですが、最近はナカナカ運が良くなければ停めることが出来なくなってきている。
 しかし、昨日は日ごろの行いのせいか?心がけの善さか?は定かではないが、軽く神宮周辺を廻っただけで、駐車スペースをゲット!「これは今年はツイテイル!」と家族中で大喜びの「初詣」となった。
 今朝の新聞を見ると「伊勢神宮」の参拝者数は昨年に比べて、大幅増と報じられているが、「熱田神宮」は大勢の参拝者が列を成しているとは言え、昨年に比べてかなり空いているような感じであった。
 例年であると、本殿のかなり手前の方から、規制があって、前に進むのが容易でないが、昨日は、ほとんど立ち止まることも無く、本殿の前まで進むことができたし、参拝後、いつも買う「破魔矢」と「御札」も余り並ぶことも無く、買うことが出来た。
 「初詣」は「景気」の悪いときこそ「神頼み」で賑わうと言われているので、その意味では「名古屋」の「景気」が良くなってきたことを証明しているのかもしれない。・・・「伊勢神宮」の「参拝者」が増えいているのは「三重県」の「景気」はマダマダと言うことか?
 前にも「本ブログ」でご報告させていただいたように、今年の「暦」での「運勢」は●、人生最後の「本厄」の年に当たるそうである。節分には「厄払い」をしなければならないが、とりあえず例年「100円」の「賽銭」を、今年は大奮発をして「500円」を大枚、投じてきた!・・・この功徳で当面は大丈夫と自分自身に言い聞かせているが・・・本当に大丈夫だろうか??
 いずれにしても「厄払い」をする前に、世間様から「厄介払い?」をされないようにしないとと「自重自戒」をしつつ、今年も「ブログ」を書き続けて参る心積もりですので、イヤガラズにご指導とご購読をお願い申し上げます。
 本年が皆様にとりまして、素晴らしい年になりますことをお祈り申し上げ、新年最初の「ブログ」での「ご挨拶」といたします。
 今年もよろしくお願いいたします。