三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

見えてきました!今年の課題??

2006年01月07日 06時03分23秒 | 社会、政治、三重県、議員
 年がかわって、昨日は初めての「議会」出勤?朝9時半から「県議会事務局」の皆さん全員を前にして、田中議長と一緒に「念頭の挨拶」。つづいて「連合三重」の「新春旗びらき」に出席をした後、議会に戻って、会派の「総会」に顔を出した。
 この後、夜までいろいろな「会合」が続くのであるが、これら一連の「会合」で、さまざまな「意見」を伺っているうちに、見えてきました「今年の課題」が・・・?
 課題その1、「森林環境税」の問題。昨年に議決された「森林づくり条例」に書かれている「所要の財源措置」を図ることが、具体的に何なのか?これが今年問われてくると思います。すでに森林関係団体からも、さまざまな形でご要望も出てきており、「税」にするのか?しないのか?もし「税」にするならば、どのような形の「税」にするのか?県民の皆様の理解は?など検討しなければならない事柄が多い課題である。
 課題その2、「緩和ケア」の問題。昨年、本ブログでも指摘してきたが、「緩和ケア」のあり方の本質的な議論がないまま、既定の事実のように「県営」の「緩和ケア」センター建設ありきで、突っ走っている現在の路線で、本当にいいのか?2月6日の「全員協議会」までに、一定の方向を見出さなければならない喫緊の課題である。
 課題その3、「企業庁のあり方」の問題。3月を目途に、「企業庁」側からと「議会」側からの双方の「検討会」の結論が出てくる。このことは今後の「公営企業」全般の「あり方」にも繋がってくるだけに、相当、慎重かつ広範囲な議論が求められるのではないだろうか?しかし、基本的には「県民の意思」を体現していない「企業庁」自身が自らの「あり方」を提案してくるのは「ガバナンス」の観点からもオカシナことである。
 課題その4、「環境保全事業団」の経営健全化問題。議長の下に設置された「検討会」の最終答申が昨年、出され、いよいよ、コレを基にした「議会」としての「提言」をまとめることとなっている。フェロシルト、大矢知の「産廃」、RDFなど環境に関する課題山積ではあるが、「議会」として、まず、取り組まなければならない大きな課題の一つであることは論を待たない。議会が出す「提言」を知事はどうさばくのか?「議会」と「知事」との関係を占う意味からも極めて重要な課題である。
 いろいろ次から次へと「課題」が出てくるが、これらの「課題」は当面、年度内に何らかの「結論」を見出さなければならないモノばかりであり、文字通り「議会」の「真価」が問われるモノでもある。
 今月18日には「予算・決算特別委員会」での「総括質疑」、来月には「第一回定例会」が始まる。これからの「審議」「議論」知事「答弁」がまさに注目されています!!