三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

道路整備に妙案はあるか?そこが知恵の出しどころ!!

2006年01月21日 07時14分12秒 | 社会、政治、三重県、議員
 一昨日の亀山の市長さんと入れ替わりのように、昨日は伊賀の市長さんが亀山の助役さんやアノ有名な「幹線道路整備を進める会」の女性お二人と一緒に国道422号線の建設促進の要望に来られた。
 近畿自動車道紀勢線での「命の道」以来、最近の道路行政は言わば「女性パワー」によって「決定」される観を呈していて、昨日も紀勢線が「命の道」ならば422号線は「経済の道」であると・・・なかなかの迫力のある陳情団であった。
 確かに、説明を聞けば伊賀から第二名神、滋賀、京都に抜ける重要な道路で、滋賀県側はかなり、整備が進んできているが、三重県側はトンネルや高架などお金のかかるところが大幅に遅れているとのことである。
 しかし、伊賀市サンなどの熱意は本当にヨク判るが、「道路特定財源」などの公共事業を取り巻く環境や、とりわけ三桁国道の現状を考えると、いくら「女性パワー」のド迫力もってしても、急速な進展を望むのは難しいのではないか?と思います。そこで、率直に「何か妙案は・・・?」と市長さんに聞いてみたところ、「一つの提案ですが」・・・「合併特例債を予定通り使えるようにすると言うのはどうでしょうか?」との返答が返ってきた。
 今や、合併特例債の使い勝手が悪い!と言うのは常識となっている・・・一昨日、お目にかかった松阪市長が「450億あると思っていたが、あれはダメ!コレに使ってはダメで、実際に使えるのは150億しかなかった」と愚痴っていたのを思い出した。
 国のワル知恵の産物のような福祉ダメ!教育ダメ!の合併特例債だが、「道路」には使える。そこで合併で大きくなった市町の中に「起点」と「終点」がある「県管理」の道路を「市町管理」に移行し、合併特例債で整備をする。それで浮いてきた県の「道路予算」を重点的に幹線道路の整備や合併特例債の地元3割負担の軽減に廻すと言う提案である。
 この提案は現実性がある!・・・どの合併市町に、どの程度の「起点」「終点」のある「県管理道路」があるかは判らないが、一度、シッカリと調査をして、検討してみる価値は十分ある提案ではないだろうか?
 丁度、あの評判の悪い「道路整備15ヵ年?戦略」の見直しにも入っているし、思い切って「地域産業振興指針」と「合併特例債提案」を使って、大幅に見直してみてはドウだろうか?

 少なくとも「文化力指針」で見直すよりはコウカが期待できると思いますが・・・?
 
 
 


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