以前に弊ブログで、2010年8月11日記事「アメダス一宮観測点はもっと「一宮」に近づけて!」という記事を書きました。
アメダス観測点名「一宮」というのがありますが、これが一宮市街地からはるか東に外れた場所で、豪雨があると報道機関で「一宮では何時までの一時間で何ミリの雨が降った」とか伝えられますが、これが案外的外れなことが多いんです。
昨日(8月8日)の未明、まさにこの記事の上塗りのようなことが起きました。
午前3時半ごろ激しい音で目が覚め、落ち着くとどうやら雨の音。
パソコンを立ち上げ、雨雲レーダを確認すると、局所的に急発達した雲があり、それが我が家の辺りにもかかっていました。
豪雨は30分ほどで収まりましたが、お決まりの通り、床下浸水するほどの降り様。
雨雲の範囲からして、たぶんアメダス一宮にはかかっていないだろうと思っていたら、案の定、アメダス一宮の観測結果を見ると、午前3時から4時までの一時間降水量が、0.5mm。
ハハハですわ。
発達した雨雲がさらに発達しながら東と北の方へ移動したのは分かっていましたので、アメダス一宮の午前4時から5時までの一時間は26.0mm。
さらに5時から6時までの一時間で59.0mmmで、この数字が報道機関で重く見られたのか、公営放送局(早い話がNHK)では昨日昼からのニュースで何度か「一宮市では午前6時までの一時間で59mmの猛烈な雨が降りました。」との文言が何度かありました。
実態にあってません!。
一番激しかったのは、午前3時台ですので、6時までの一時間。5時台は平穏でした。
アメダス一宮観測点は、千秋町佐野です。あと少し東で岩倉市というところ。
そこ「一宮市」には違いありませんが、一宮市街地とは遠く離れ、局地的な雨雲の発生では大きく天気が違うこともあり、アメダス一宮観測点はもっと市街地に近づけるか、今のアメダス一宮は観測点名を変えてほしいです。
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