もう報道機関で何度も報道されていますので、ニュースソースは省略しますが、一昨日の4日夜、横浜市内の京浜東北線で停電が発生し、動けなくなった電車から多くの人が降りたほか、当日は花火大会があったため、駅付近が大混雑になってしまいました。
停電の原因は、桜木町駅の近くで、先行列車が駅停車中だったため、後続列車が停止したものの、停止した位置が具合が悪く、停止後の起動時に大量の電気が架線に流れ、架線が溶断したというものです。
ではなぜ、起動時に大電流が流れて架線溶断につながったのかが、昨日判明し、発表がありました。
桜木町駅の手前(線路方向は報道されていませんが、大船駅方向と推定)の架線のエアセクション内に停止ししてしまったために、起動の際の大電流がエアセクションの二本の架線の電位差を短絡させてしまい、溶断につながったというもの。
こうして、京浜東北線の停電で、駅間停止した列車には、室内灯が消え、冷房も止まったものがあったそうで、停止した範囲に、同じ横浜市内の鶴見駅付近で駅間停止があり、そこで車内のドアコックを開いて、ドアを開け、車両外に出た人がおり、並走する中・長距離の東海道本線、横須賀線の線路も運転抑止の指令があったため、東海道筋の首都圏の電車は大混乱に陥ってしまいました。
この車両外に出た人を非難する、Twitterの書き込みがありましたが、私は必ずしも非難できないと思います。
列車の駅間停止で、冷暖房も照明も止まった状態では不安は最高に達します。
ましてや今は猛暑が続く夏。冷房が止まればいくら夜間でもどんな状況かは容易に想像がつきます。
これに対して、JR東日本の人たちは一生懸命やっている、というものです。
これが言えるのは、現場にいない冷房の効いた部屋でニュースを見ている人たちです。
もちろん、長時間駅間停止しても車両外に出るべきではないと思います。
今回、東海道本線など、関係ない線路まで止まったのは、この止まった京浜東北線電車から出た人が線路内にいたためです。
私はこれが分かりますので、出ない方がいいと考えますが、いざ実際に電車に乗っていたら、出ようとする人を止められないと思います。
普段電車乗らない方が、偶々こんな事態に遭遇したら、気の毒です。
ましてや4日は花火で、多くの人が乗り、駅を目指していました。
その中には、子どもづれのお客さんも多く、その気持ちは察するにとても大変ですし、もう電車はコリゴリと思われるかもしれません。
普段、電車に乗っている方は、こういう事態もままあると思われますが、乗らない方が偶々乗ってこいういう事態に遭遇すると、この事態が全てです。
架線溶断という極めて稀な現象だった、と言えるのは、事情が分かる人です。
こうしたエアセクションに電車が止まり、起動時に架線溶断させて停電になり、電車から外へ出た人のために並行線路も抑止になって、大混乱になったことが過去にありました。
埼玉県の浦和市付近の東北本線で。
今回と全く同じ現象で、停電で止まった中距離の東北本線だけでなく、線路内に人が出たため、E電の京浜東北線、貨物線の湘南新宿ラインも止まってしまい、さらに、大宮駅から武蔵野線に直通する列車も止まってしまったことがあり、残る埼京線に人が殺到して結果全て大混乱になってしまいました。
このことで、エアセクションでは絶対に停止しないように、セクション抜けの標識を各社設けたきっかけとなった事象です。
同じことを、J東日本で繰り返してしまいました。
停電の原因は、桜木町駅の近くで、先行列車が駅停車中だったため、後続列車が停止したものの、停止した位置が具合が悪く、停止後の起動時に大量の電気が架線に流れ、架線が溶断したというものです。
ではなぜ、起動時に大電流が流れて架線溶断につながったのかが、昨日判明し、発表がありました。
桜木町駅の手前(線路方向は報道されていませんが、大船駅方向と推定)の架線のエアセクション内に停止ししてしまったために、起動の際の大電流がエアセクションの二本の架線の電位差を短絡させてしまい、溶断につながったというもの。
こうして、京浜東北線の停電で、駅間停止した列車には、室内灯が消え、冷房も止まったものがあったそうで、停止した範囲に、同じ横浜市内の鶴見駅付近で駅間停止があり、そこで車内のドアコックを開いて、ドアを開け、車両外に出た人がおり、並走する中・長距離の東海道本線、横須賀線の線路も運転抑止の指令があったため、東海道筋の首都圏の電車は大混乱に陥ってしまいました。
この車両外に出た人を非難する、Twitterの書き込みがありましたが、私は必ずしも非難できないと思います。
列車の駅間停止で、冷暖房も照明も止まった状態では不安は最高に達します。
ましてや今は猛暑が続く夏。冷房が止まればいくら夜間でもどんな状況かは容易に想像がつきます。
これに対して、JR東日本の人たちは一生懸命やっている、というものです。
これが言えるのは、現場にいない冷房の効いた部屋でニュースを見ている人たちです。
もちろん、長時間駅間停止しても車両外に出るべきではないと思います。
今回、東海道本線など、関係ない線路まで止まったのは、この止まった京浜東北線電車から出た人が線路内にいたためです。
私はこれが分かりますので、出ない方がいいと考えますが、いざ実際に電車に乗っていたら、出ようとする人を止められないと思います。
普段電車乗らない方が、偶々こんな事態に遭遇したら、気の毒です。
ましてや4日は花火で、多くの人が乗り、駅を目指していました。
その中には、子どもづれのお客さんも多く、その気持ちは察するにとても大変ですし、もう電車はコリゴリと思われるかもしれません。
普段、電車に乗っている方は、こういう事態もままあると思われますが、乗らない方が偶々乗ってこいういう事態に遭遇すると、この事態が全てです。
架線溶断という極めて稀な現象だった、と言えるのは、事情が分かる人です。
こうしたエアセクションに電車が止まり、起動時に架線溶断させて停電になり、電車から外へ出た人のために並行線路も抑止になって、大混乱になったことが過去にありました。
埼玉県の浦和市付近の東北本線で。
今回と全く同じ現象で、停電で止まった中距離の東北本線だけでなく、線路内に人が出たため、E電の京浜東北線、貨物線の湘南新宿ラインも止まってしまい、さらに、大宮駅から武蔵野線に直通する列車も止まってしまったことがあり、残る埼京線に人が殺到して結果全て大混乱になってしまいました。
このことで、エアセクションでは絶対に停止しないように、セクション抜けの標識を各社設けたきっかけとなった事象です。
同じことを、J東日本で繰り返してしまいました。
不思議な事が有ります。エアーセクションで止まり、力行したらあんなアークが出ますか? 不思議です。電圧も同じですし。 エアーセクションは1本の架線と同じです。 ウッドセクションでも無いし。 私の友達(運転手経験あり)に聞きましたら、初めて聞いたと云って居ました。 交直両用複電圧なら解りますが。 ご存じ有りませんか?
車両から脱出した人が線路上にいると、当該線路でなくとも隣接線路に行く可能性があるので、「公衆立入」で、運転抑止の原因になります。
時々、このような「線路に人が立ち入ったため・・・云々」という案内放送は、これです。
エアセクションは、架線電圧はどこでも一定ではなく、セクションの平行した架線の双方にパンタがかかり、そこで力行を始めると、変電所管轄の違った架線の電位差で、強力な電流が流れ、それで架線が熱で溶けてしまう、そうです。
架線電圧は、公称値は一定ですが、饋電区間内にいる他の電車が力行を始めるなどすると、電圧はひょいと変わります。
また直流は、変電所から遠くなると、電圧は下がります。
電車に乗っていて、停電した挙句駅間で長時間停車すると冬でも体調は悪くなります。
留置
少なくとも満員で空調が切れたら人の呼気と体温で15分で蒸し風呂。
夏なら開けても暑いですから、線路に出ないと車中倒れても助けようがないですし。
だいたい、駅まであんな歩きにくいバラストの上を歩きたい人など鉄分高い人以外居ないでしょう。止むに止まれぬ状況もあると想像できない人が多いと思います。
架線切れている状況だと、まずすぐ復旧しないので、車内の様子から徒歩移動の要請くらいは乗務員からすべき。指令は、現場の様子など見えないのだから。
抑止も、今回なら停電完了前に旅客を車外に出すのは、危険。だからといってただ車内に留まれと言うだけでなく出てはいけない理由を言わないのもいけない。
そもそも、トイレとブレーキ位置とセクションくらい覚えておけと師匠から厳しく言われる事柄。
止まってしまったら、指令に連絡してパン下げして救援列車の推進運転できるように連結手順確認と準備する。
最近は、運転士も車掌も総合職のジョブローテーションで専門でない人もいるから技術伝承が難しいかもしれない。支社社員が駅助役も多いし、専門家が少なくなっているから。
実際の運転士さんだそうで、日々の安全輸送、お疲れ様です。
満員の状態で通電が止まったら、大変ですね。
この種の事故で思いますのは、現場は現場で大変な状況、指令は指令であの手この手を考えているとおもいますが、「今」どうなのかが、指令と現場との意識が違うように感じます。
私は今、体が少し不自由な身ですので、鉄道に乗る時は、少なくとも私が乗る間はどうか無事でいてほしい、と願っています。