mitakeつれづれなる抄

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鉄道車両のドアにはご用心・磐越東線で走行中に開いた

2012年06月05日 | 鉄道

 今日のYahoo!Japanのトピックにあった、毎日新聞配信記事からです。4日、福島県のJR東日本磐越東線で、郡山~舞木間を走行中の4両編成普通列車が、運転台の扉知らせ灯が消灯しているのに気付き、列車は停止。運転士が調べると、一ヶ所のドアが開いていたのだそうです。

 走行中に何らかの理由でドアが開いたもので、運輸安全委員会は重大なインシデントとして調査官を派遣したとのこと。

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 磐越東線を走る車両は、キハ110だったかな。走行中にドアが開いたもので、なぜ開いたのか確実に調べなければなりません。運輸安全委員会の調査が入ったとの事で、やがて調査報告が為されるでしょう。

 ちなみに重大インシデントとは、事故には至らないものの、十分事故に至る要素がある脅威、違反などのことで、通常は見過ごされがちですが、今後の事故を未然に防ぐ為に、調べます。事故ではないのでマスコミはあまり飛びつきませんが、このインシデント事案には過去、大きな事故に至る可能性を秘めたものがありました。

 また運転台の扉知らせ灯とは、ドア回路と繋がっており、編成中のドアが全て閉まっているときにランプが点灯します。発車時に行う運転士の確認事項の一つです。

 

 走行中のドアが開くなんて、普通は考えませんね。しかし私はふと思います。満員電車でギリギリドアの中にねじ込み、体重をドアで支えている時にもしドアが開いたら・・・。考え過ぎの私ではよくあることです。

 電車のドアは、今の車両は構造的に走行中開くことは、かなり防止されています。速度が一定以上に達すると、ドア回路に電気が流れないようになりますし、ドア自体にロックがかかる車両もあります。

 しかし過去には走行中にドア開いたのは何度かありました。またかなり稀有な例では、ラジオの電波でドアが開いた事もありました。栃木県の東北本線。NHK東京第一放送の送信所が近くにあり、出力500kwと大きな電界強度。ドアかドア回路付近のさびがアンテナとなり、それがドア回路司令電流と認識されてドアが開いてしままったというのがありました。

 そのニュースに触れてから、ドアにもたれるのは絶対に止そうと思うものの、満員ではどうしようもありませんね。少なくとも後ろ向きでドアにもたれるのは絶対にせず、ドアには前向きで立つ事にしています。でも満員で万一開いたとして、中からの圧力がかかったらどうしようもないな。


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