mitakeつれづれなる抄

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夏の名残のロマンス

2015年09月19日 | 音楽
 本日は、名古屋市中区の宗次ホールランチタイムコンサート「夏の名残のロマンス」の題名で演奏会があり、拝聴してまいりました。
いつもお世話になっている、ピアノの平山晶子さんと、ソプラノの内田久仁子さんの演奏会です。

 夏の名残ということで、夏はエネルギーの開く季節。それが秋になりエネルギーが減少すると、人の心のエネルギーも減る、そこに恋を抱いた女性の心のありかが・・・という感じを歌ったものかという感想です。

チラシ。手に入りませんでしたので、平山晶子さんブログから拝借しました。


 会場で頂いた、パンフレット。


 曲目です。パンフレットのスキャナ画像で失礼します。

お約束のアンコールは、庭の千草。

 久しぶりに聞く、ソプラノの声。
ほぼ目の前で、魂が揺さぶられるような声。
やっぱり人の声は最高の楽器ですね。

 曲目のうち、亜麻色の髪の乙女と、ショパンのノクターン8番はピアノソロです。
いずれもよく存じ上げている曲で、ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女は、今日の演奏会の主題が女性の心だと推察しますので、それにちなんだ曲ですね。
ショパンの即ターン8番は、異名を「貴婦人のノクターン」とも呼びますが、ショパンののノクターン全てに言えますが、秋が深まった頃の季節感を連想させます。
人の心の移ろいを、秋、という季節観に載せたのかな。akoさんすみません、勝手に想像しました。


 演奏会のテーマが女性の心ですので、未婚の私ではこれ以上、言及できません。
一つ言えることは、女性は大切にしなければならないことです。
いえ、初めてそう思ったのではなく、「改めて」です。
能の葵上を観た時もそう思いますね。後妻打ち(うわなりうち)なんぞされた日には、たまったものではないですね。
それどころか、女性の心を乱すと、それは回り回って、社会全体の乱れにつながるような気がします。

 えらい壮大な話になってしまいましたが、演奏会の大きな感想です。

 演奏会終了後に座った位置から写しました。
最前席で近いので、カメラのズームレンズ、一番ワイドにしても、端から端が入りませんでした。

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