今日は12月17日。偉大な作曲家ベートーヴェンのお誕生日だそうです。実はベートーヴェンの本来の誕生日は諸説あり、というか不明なままなのですが、洗礼を受けたのが1770年の今日12月17日なのだそうです。
このブログを始めて、私の中にある音楽的な魂、もっと言えばピアノですが、ブログに書くに当たって少なからず調べました。ショパンもモーツァルトも。その生涯、どんな性格だったのか、そんなことを得る機会が増えたのもブログのおかげです。
ベートーヴェン、フルネームですとルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンといい、今のドイツ、ボンで生まれました。音楽家の一族であったことは小学校の音楽の授業で覚え、さらに青年期後半に入って難聴になったことも覚えました。
長じた今、私はピアノ愛好家としてベートーヴェンの生涯を考えてみました。ピアノソナタを作曲したその背景、ソナタから見えるもの。生涯独身。あるピアノ演奏家さんの言葉を借りると、ベートーヴェンはピアノソナタに神を見たのでは、と仰っていました。演奏していてもそんな気風が感じられる箇所があるのだそうです。
私は演奏ができず、ただ単にピアノ演奏を聴くのみですが、そう話を伺って改めて聞くと、そんな感じがしないでもありません。ピアノソナタ23番ヘ短調「熱情」。私のとても好きな曲です。これを聴くと不思議な心の境地になります。何か激しい潮流の中に巻き込まれる、しかしそれでも心が鳴り騒ぐと同時にとても平穏なところもある、静と動、そんなところにベートーヴェンの心の顕れではないでしょうか。
病がちなベートーヴェン。次第に耳が遠くなってゆく気持ちはどんなのだったのか。いや耳が聞こえないからこそ、空気の音ではなく音魂に響く曲を作ったのでは。そんなことふと思います。
昨日はご近所ブログの長男殿が誕生日でした。ベートーヴェンは12月17日の洗礼ということで、ことによれば前日、つまり16日の生まれだったかもしれません。だとしたら、あらら同じ日かも・・・。
また一日遅れましたが、お誕生日おめでとうございます。
西村由紀江さんはイージーリスニングの分野とされている方ですね。
なかなか良い曲で、ニコ動で何度か聞いております。
東儀さんは邦楽の方。邦楽いうと私はやっぱり能楽の方へ行ってしまいますけど、能楽のお囃子の方で、能楽囃子からアレンジした新しい演奏に取り組んでおられる先生がいらっしゃいます。