夏休みに

夏休みです。
しょうちんが待ちに待っていた夏休みです。
私はどう過ごすのがいいのか・・・と不安でした。

が、学校のことは忘れて、自信の持てるような体験をさせてあげたい！と思うようになりました。
テニス
スイミング
エレクトーン
今まで、経験のあるものではなくて・・・。

小さな、身近なことから。
例えば、1人で近所に買い物に行くこと。
小学2年生はできる。
しょうちんは、交通ルールも分かるし、お金の計算もできる。
ただ、もし転んだら・・・と思うと怖いです。
最初から１人は、私の勇気もありません。
だからといって、私が同行したら一緒です。

ということで、「移動支援」を頼むことにしました。
あくまでも、しょうちん主体に動きますが、
移動に伴い、できないことをヘルパーさんが補助してくれます。
荷物を持ってくれたり、取れないものをとってくれたり
危なくないかを見守ってくれたりします。
買い物だけでなく、近くの図書館だって、公園だっていいのです。
「1人で」はもう少し先でもいいかな。
でも、気持ちは、親と一緒でないという緊張感もあります。

しょうちんは、1人でお友達の家に遊びに行ったり、
親以外で外出した経験がありません。
なので、こうやって外出してみるのもいいかな～と思うのです。

この話をしょうちんにしてみると、少し嬉しそう。
ということで、市役所などの手続きを終え、
できるだけ若い男性のヘルパーさんを探し、
顔合わせを済ませ、1度二人で公園にも行きました。
しょうちんの表情は明るく帰ってきました。

私は・・・というと、台所仕事をしながら、道向こうの公園を見つめ
何だか嬉しくなりました。
ヘルパーさんが見守りのもと、家から当然のように自分で車椅子に乗り、
公園に行き、帰ってきて「ただいま」といって自分で家に入る。
そんな行動が嬉しいのです。
そんな経験が、
遠くへ広がり、
1人でも・・・お友達と
という自信になればなーとも思うのです。

プラスになるかは分からないけど、何もやらないよりはいいと思うのです。
そんなしょうちんは、
「ラジオ体操（父と）」と「宿題」は自分からすると決めました。
決して脅していないですよ～。
母として、一緒に料理をしたり、一緒に掃除したり、一緒にスポーツしたりも楽しみます♪