兄と妹

もう3学期です。
特に3学期は、遅刻もほとんどせず、嫌々ながらも学校に行っています。
勉強のほうも頑張っているようです。

しょうちんが、教室に復帰して2年。
まだまだ大丈夫とはいえないと思っています。

母だから慎重すぎる・・・という面以上に
母から見て、しょうちんは非常に真面目で、幼い時からの
状況や環境・・・突然の出来事に経験不足なのです。

失敗してもいいから、とりあえずやってみる。
良い方法がないか考えてみる。
少し工夫して、違うもので代用してみる。

そんなことが大の苦手なのです。
しょうちんだけだったら、
「子供ってこんなものかな？」とも思ったかもしれませんが
正反対に近いしょうちん妹を目の当たりにすると
余計に目立ちます。

だから、二人揃うと「ほどよい」状態に見える時があります。
しょうちん10歳。妹は5歳。
頭脳の役割はしょうちんで、身体の役割はいもうと。
自然にそんな状態ができていて、しょうちんの持てないものは
妹が持ったり、とったり。。。
妹がわからないところは、しょうちんが上手にアドバイスしたり。。
しょうちんが人見知りするところでは、妹が「こうだよね？」とか
「私にまかせて・・・」とか。
正直、補いあっている時は微笑ましい。。。
（もちろん、いがみ合っている時の方が多いですが）

今朝の地元新聞には日本一短い手紙「ありがとう」という題材で大賞に
お兄ちゃんが弟にあてた「おとうとへ」というお手紙とその詳細に涙が・・・
母は、しょうちんの気持ちにリンクしてしまいました。
日本一短い手紙へ
シャイなお兄ちゃんがいたずら盛りの弟たちに
宿題の邪魔をされながら、書いた手紙だそうです。

どこも一緒か・・・と思ったら、何だかうれしくなりました。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
今年も昨年同様　地道に無理なく更新していきます。
よろしくお願いします。

昨年はいろいろありました。
ブログにはタイミングがずれてしまい載せられませんでしたが、

夏の旅行は、しょうちんとしょうちん父でシアトルに行ってきました。

大リーグ観戦やボーイング社見学など、それはそれは充実した夏旅行だったようです。
夏休みは、男二人の海外旅行が毎年のイベントになってきています。
「どうして家族でいかないの？」
と聞かれることがありますが、いろいろな理由があります。

男二人の醍醐味もあるでしょうし
口うるさい母（私）やいたずら盛りの妹から逃れ、
マイペースの旅行ができるでしょう。

それだけでなく、私の毎日の介助生活から解放され
妹に手を使うことができます。

旅行中はしょうちん父が担うわけですが、ほんの小さいことでも
数日になると、えっ？こんなにパワーがいるものだったの。
しょうちん父は感じだといいました。
男の子だったら、父と二人きりの旅行は是非おすすめです♪

夏の終わりの受診時には、しょうちんの側彎という状態が深刻になり、
悪化を防ぐための装具が必要と言われました。
しょうちん自身が納得いくまで3か月。年末にできあがりました。
側彎は、小さいころから指摘されており、予想はしておりましたが落ち込みました。
しょうちん自身はもっと落ち込んだでしょう。
これからは、悪化防止のために装具をどれだけ着用できるか・・・
着用させないといけないのだけど・・・あれもこれもつらいだろうな・・・。

年末は、東京に脳外科の受診に行ってきました。
受診ついでに旅行です。
今回は、ドクターのプログラムの一環で「キッザニア」に家族招待してくれました。
受診後に突然「キッザニア」に行くことになったしょうちんは
混雑するところや、急な予定の変更は大の苦手。
どうなることかと1時間はクニャクニャしていましたが、妹と体験した飛行機操縦士を皮切りに
自分のペースをつかみ、カメラマンや内視鏡手術を積極的に楽しみました。
またまた、キッザニアのスタッフの方も車いす利用しているキッズも上手にサポートするのです。
これには、母も感心して安心しておまかせできました。
しょうちんも、自分を大いに受け入れてくれていると感じたのだと思います。


もっとたくさん、毎日書きたい内容はあるのだけど、大きな出来事だけ今更・・ですが載せてみました。

今年は、もう少しリアルタイムに載せられるようにしていきたいなぁ。
気を長く、末永いお付き合いをよろしくお願いします♪