車いすで快適な生活を!

車いすで楽しく快適に過ごしたいという子をもつ母日記

校外学習

2010-10-05 22:33:30 | 小学校
校外学習という名前の遠足が10月1日にありました。
今回の校外学習は学校側と意見がすれ違い何度か話し合いました。
私は少し考えすぎて・・・というかショックで眠れない日もありました。
なので、話は長くなります。。。

校外学習の目的はローカル電車に乗ることだそうです。
全体的な内容は
1.最寄のJR駅まで歩く(約15分)
2.JR普通電車2駅先の福井駅まで乗る (約10分)
3.足羽山動物園まで歩く(約1時間)
4.弁当を食べる
5.帰りはローカル福井鉄道に1駅分乗る
6.JRで帰る
という内容です。

車椅子に乗っていることによる問題点は
①最寄の春江駅乗車するための階段
②足羽山はかなり急な勾配で危険
③動物園も山の斜面にあり危険
というところです。

電車の乗降には、時間を連絡さえしておけばきちんと対応してくれます。

問題は、足羽山の件。
翔太郎の支援してくれる先生は私と同年代のかよわき女性。
とても車椅子を押せるような勾配ではありません。
登れても降りるのは厳しい。。。ということで
学校の教頭先生に呼ばれて
「その部分だけ車でお母さん来てくれませんか?トイレの件もあるし」
といわれました。
あまりに簡単に言われたので、びっくりしました。

昨年までは、
「学校に任せてください。大丈夫ですよ。来ない方がいいですから。。。」
という状態だったのだけど、
「車椅子だと大変な場所があるから来てください。」
という状態に変わりました。
少しとまどいました。
今は不登校・・・(いえいえ学校は嫌がらないから、そうではないけど)
そんな状態だから、そう言うのかな?
でも、しょうちんが私に来て欲しくない。。恥ずかしい。といいます。
(そういうタイプ)
その気持ちは学校側に伝えてはありました。
なのに、、、そうきたか。

教頭先生には、本人の気持ちを尊重したいこと。
他のこどもたちと同じように自立も目指していること。
トイレも支援の先生がいてくれればできること。
山の斜面の勾配だけが問題なら、タクシーや福祉タクシーを使用することもできること。
それより、動物園の中の勾配が厳しい箇所もあって私でもサポートできず、
男性のサポーターが必要なことを伝えました。

少し言い過ぎたかもと思うのだけど、
そもそも、2年生はここでないといけなかったのか。
来年も再来年も足の不自由な児童もいて、同じように大変なはず。
(近くに子ども歴史博物館も、郷土歴史博物館も国際交流会館もあって
たくさんの選択肢あったのに、、、)
最初の段階で、場所を変えれば良かったな~。そんな感じでした。

何度か話し合いもしたり、下見に言ったりしましたが、
結局は教頭先生が車を出してくれて、動物園内もサポートしてくれました。
帰ってきたときに、きちんと感謝の気持ちを伝えたところ、
「サポートして本当に大変・・・というか頑張っていることがわかりました」
と言われました。

終わってみれば、「場所を変えて~」と
もっと早くいえば良かった。と反省しています。
学校側にどこまで要望を出していいか・・・難しいです。
昨年は全てが順調だった。。。
というより担任の先生や教頭先生の理解が深かったのかな。
障害児にとって、普通学校は教頭先生と担任の先生で随分変わるよ。。
そう聞いたことがありました。
まさしくその通りだと実感した出来事です。
話し合い、伝えること、大事ですね。

眠れなかったのは、この一言
「車椅子に乗っている子が校外学習などに参加する場合は
親御さんがサポートのためについていかれているらしいですよ。」
と言われたことです。
親が行って当然!!というニュアンス。
これでは、いつまでたっても親が頑張らないと地域の普通学校にいけないの??
もちろん、親でないとダメな時もあるけれど、
親が来て当然という学校側のスタンスは嫌だなぁ。
そんな疑問が頭の中を繰り返し、、目がさえてしまったのです。

ただ、学校側も全くかたいものでもないこと。
しっかり話し合いしていくことが大切だなと思いました。
長すぎて分かりにくかったかも。。。すいません。
コメント (6)
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