車いすで快適な生活を!

車いすで楽しく快適に過ごしたいという子をもつ母日記

あざらし競争

2008-02-20 19:40:55 | 幼稚園
1ヶ月ほど前のことです。
しょうちんを幼稚園に迎えに行った帰りに
とても嬉しそうに興奮して話しました。

し : 「今日、あざらし競争したんだ」
母 : 「あざらし競争?って」
し : 「うーんとね、みんなズリズリで競争するの。足は使わないで手だけでするの」
母 : 「へぇーそうなの。どうだった?」
し : 「僕、一番だったよ。」
母 : 「楽しかったんだね」
し : 「みんな、これはキツイぃぃって叫んでいたよ。僕は平気だけどね(笑)」
と、とっても嬉しそうに話してくれました。

私は涙が出てしまいました。(しょうちんには分からないように)
こんなに楽しそうで誇らしいしょうちんを見て、とても嬉しかったのです。
先生がしょうちんの目線で考えてくれたんだなー。
しょうちんは少し自信もったようだし、お友達にも「すごいな」なんて感心もされたりもしたそうです。

あれから時々、しょうちんのクラスでは体力アップの一つとして
「あざらし競争」しているようです。
競争した日は、必ず報告してくれます。

本当に素晴らしいことだと思います。
先生も一生懸命考えてくれているんだと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
やっぱり、ここの幼稚園にきてよかった♪
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2度目の運動会の気持ち・・・その後

2008-02-11 04:29:54 | 幼稚園
昨年の9月末にあった2度目の運動会の時の気持ちから先生に相談してみました。
運動会から2週間ぐらい後でした。
たまたま早く迎えに行って、教室を覗いてみると、みんなが床に座って絵を描いていました。
ところが、しょうちん一人だけ車椅子で窓側を向いて(みんなに背中向けて)机の上で絵を描いていました。付き添いの先生が横にいましたが。
私はびっくりしました。(えっ?いつもこうなの?何で一人だけ外向いているの?車いすから降りればいいのになぁ)
私が妊娠後期だったからか、すごく感傷的になっていたのか、悲しくて。。。
と、そういう思いでいっぱいの時に、たまたま園長先生が声をかけてくれました。
「最近どうですか?」と。

担任の先生や補助の先生に相談しようと思っていたのに、ついついしょうちんの存在をプラスに思ってくれている園長先生に相談しました。
幼稚園に入園できて、行事に参加できるだけでもありがたく思わないといけないのに、最近は欲が出てきて、いつも端っこや一番後ろが指定席になっていることに寂しさがあること。
運動会の時の気持ちを例をあげて、相談してみました。
園長先生は、「そうですか。それは気づきませんでした。言って頂いてありがとうございます。すいませんでした。先生達と話し合ってみます。」と言ってくれました。

何かすっとしたようで、後悔もありました。
一生懸命接している先生を否定してしまったような気にもなりました。
「あー、言わなきゃ良かったのかな?」とも思いました。
次の日、担任の先生と補助の先生が、「すいません。言っていただくまで気づかなくって。工夫してみます。」という言葉をかけられました。
「いえいえ、こちらこそ我儘を申し上げてしまって、言わなければ良かったかなと後悔していて・・・すいません。。。」と話しました。
10月中頃のことでした。

その後のことです。
12月にクリスマスの劇がありました。
私は産後まもなくでしたが、こういうこともあったので楽しみに出かけました.
お友達の間で一人で車いすで入場行進したり、舞台中央で台詞を言うしょうちんを見て、感謝と感動で涙がとまりませんでした。
(周りに分からないようにしていましが、鼻水ジュルジュルでした)
その時のしょうちんと会話です。
し : 「僕、まんなか なんやってぇ」
母 : 「そうなんやぁ。どうして?」
し : 「そんなん知らんわ。先生が勝手に。。」
母 : 「どうやった?」
し : 「どうもないわぁ。でも、ちょっと嬉しい」
母 : 「よくみえたよぉ~。台詞ばっちりやったね。」
と、すごく嬉しそうに話しました。
今まで場所の話なんかしないのに、よほど嬉しかったのかと思います。
(別に真中でなくても良かったのだけど、、、台詞の関係かな?)
ちなみに昨年は一番端で、しかも少しお隣と離れていました。
実はその時から少し疑問に思っていたことでした。
やはり、相談できてよかったです。ここの幼稚園に入れてよかったなぁ。
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切ない想い・・・

2008-02-07 01:53:45 | 幼稚園
年中サンになった昨年の夏頃から切なくてどうしようもないことがあります。

今朝、少しでも早くしょうちんを幼稚園に送っていこうとせっせと準備をしていると
し: 「あんまり急がなくていいよ」
母: 「どうして?いつも早く行って自由遊びの時間に遊びたいっていうじゃない」
し: 「別にいいよぉ。一緒に遊ぶ友達いないし。みんなどっかいっちゃうし。おもしろくないんだ。ゆっくり行こうよ」
母: 「えっ、この前見ていたらK君とN君と「戦いごっこ」していたじゃない?」
し: 「うん。でも、今はもうおもしろくないんだ。」
母: 「そうなんだ。車いすから降りて、ブロックとか電車とかで遊んだりしないの?」
し: 「ホールでは、最近危ないから車いすから降りれないし・・・」
母: 「じゃぁ、ホールのおもちゃを少しお部屋に持ってきたら?」
し: 「多分、ダメだと思う」
母: 「聞いて見ないと分からないし、工夫して楽しい遊び探してみたら?それともゆっくり行く?」
し: 「やっぱり行く」

という会話がありました。
年中サンになって、3回目ぐらいでしょうか。
1回目は、夏前だったかな。その時は遠目で様子をみていました。
自由遊びの時間に外の園庭を車いすで一人でウロウロして寂しそう。
お友達に関わろうと近づこうとしても、追いつかなかったり、
遊具のところにいってしまったり。。。
近くにいる先生に一生懸命「遊んで~」と言いに行っているのかな?
しばらくして、先生がしょうちんに関わってくれて鬼ごっこしはじめました。

しょうちんなりに、他に遊びを見つけようともしているんだというたくましさ?
も見えたのですが、何だか切なくて涙が出ました。(一人でね)
どうしようもないことだと分かっていても、切ない。。。のです。
私が落ち込んでいたら、余計悲しませるような気がするので、
すごく気になるけど、しょうちん前では気にしていないように振舞っているつもりです。

そんなしょうちん。
でも、幼稚園が大好き。
今は、音楽会の合奏の練習を楽しみに幼稚園に通っています。
しょうちんの「幼稚園に行きたい!」という気持ちがあるから
それだけで充分!その気持ちが一番!と思い込ませています(笑)

もっと、お友達と仲良くなりたいしょうちん。
でも、ついていけないしょうちん。
いろいろな思いがあるだろうけど、
大人になるまでに1人最高の友達ができるといいなー。
コメント (2)
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