車いすで快適な生活を!

車いすで楽しく快適に過ごしたいという子をもつ母日記

体験っ!ハンドサイクル!!

2006-07-30 15:28:15 | スポーツ(車いす・スイミングetc)
昨日は、内○さん(以前遊びボランティアで登場した)から
「旧武生地域でハンドサイクルの体験が出来るからどう??」
と電話がありました。

「やったぁ」
もちろん、二つ返事で行くことにしました。
ただ、子ども用のハンドサイクルがあるかも分からないので、
実家に置き去りにして、私と内○さんと二人で出かけました。
そうです。
まず、私が乗ってみよう!というか乗ってみたい!!
雨が降っていたので、体育館で行っていました。

内容は「ハンドサイクルクリニック」と称してハンドサイクルの説明や体験
が出来るようになっていました。

運営や開催は、どこか分かりませんでした。
もしかして、福井県障害者スポーツ指導員協議会かな?

他にNPO法人 アダプティブワールドといって、
障害ある方もない方も共に楽しめるスポーツやレクレーション
の啓蒙活動をしているところが、車に体験用のハンドサイクル6台を
乗せて、東京からはるばるきてくれてました。


福井には「福井ハンドサイクルクラブ」といって
国外の大会にも参戦している女性の植村さん代表のクラブが
あります。その植村さんもきてました。

きっと、そういうクラブがあるから、福井でも体験ができるのかな?

もちろん、私も乗ってみました。
両腕同時に漕いで動くしくみになっていて、1回で結構進みます。
小回りは効きにくいけど、自転車感覚で楽しめる!
これはこれは、しょうちんにも体験させたいっ!
ジュニア用のハンドサイクルもあるし、4歳でも何とか調整してくれる
ということで、しょうちんを連れてくることに。

天気も回復して、河川敷にあるサイクリングコースのある公園に
移動することになり、しょうちんを公園に連れて行きました。

「手で漕ぐ自転車乗ってみる?」
「乗ってみたいーーっ!行く行くー!」
といって楽しみにしていたわりには、相変わらず着けば
「いやー。僕は帰るー」といいましたが
周りが楽しそうにスイスイ漕いでいる姿を見て
「僕も乗ってみたい」と。


ジュニア用サイズといっても小学生サイズなので大きい。
アダプティブワールドの代表の方が、細かい調整をしてくれて準備OK!

内○さんに最初の動きを教わって、次第に自分で漕げるように。
もう、そこからは、輝く笑顔で降りようとはいいません。

最後には、参加者全員でタイムトライアルをすることになりました。
しょうちんは、4歳ながら参戦の意志を示したので、
会場ボランティアで来ていたスポーツ指導員のお姉さんと
300mぐらいのコースに行ってしまいました。
ゆっくりだけど、全部自分で漕いだそうです。
曲がるのはできないけど、楽しくて仕方なかったようです。


本当に素晴らしい経験をさせてもらいました。
しょうちんってばついてるなぁー。

また、たくさんの人に逢えました。
内○さんを紹介してくれた県立大学の小林先生にも逢えてお礼も言えたし、
ハンドサイクルクラブの代表の植村さんにも紹介してもらえたし、
アダプティブワールドの代表の方にもお名刺いただいて、
たくさんお話できたし、本当に実のある一日でした。

しょうちんは、決して立つことも歩くこともあきらめたわけではないです。
ただ、スポーツは「車いす」でできるものをたくさん体験して、
自分の好きなものを見つけて欲しいのです。

スポーツでなくてもいいけど、好きなものを見つけた生活って
素敵ですよね。
今は、まだまだ小さいから、体を動かして「お腹かかえて笑う」
という経験を1回でも多くしてほしい。

ただ、どこに行っても子どもがいません。
体調管理するのは難しいものね。
日常生活は車いす必要としなくても、スポーツはできないという
子どもは、車いすスポーツをするのには抵抗があるのかな?
ハンドサイクルだったら「車いす」ではないし、自転車気分で
すっごくおすすめです。でも、30万前後。

お金がかかりすぎるかな?
でも、新しい面を発見できるのになぁー。
早くしょうちんの車いすレクレーション仲間みつかるといいなぁー。

ハンドサイクル、通学にも使えるってことなので、
小学校高学年や中学は使えるかも。
今から視野にいれております。

アダプティブワールド代表の斎藤さんが運営する会社
株式会社 ARE
アウトドア車いす「ヒッポキャンプ」も取り扱っているようです。
コメント (5)
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私にとっては感動もの

2006-07-29 23:10:50 | 幼稚園
昨日は、よくしょうちんに関わってくれる年長さんのRくんの
家に遊びに行きました。
たまたま、お母さんとプライベートで顔を合わせており
誘ってもらいました。

しょうちんは大喜び。
Rくんには年中さんに弟もいます。年中さんといえども、しょうちんとは3ヶ月違い。
他に年長さんのお友達もいて、全部で男の子4人で遊びました。

幼稚園児がお友達だけでワイワイ遊ぶ姿って、よくある姿なんだろうけど
私にとっては、感動的なもので…。嬉しくて嬉しくて。
足が踏まれやしないか…と心配な面もあったけど、
横目で見えるところで座り、お母さんたちとペチャクチャ。

その間、しょうちんは一度も私のところなんて来ません。

お友達と静かに遊んだり、バタバタ駆け回ったり、
しょうちんは、幼稚園でもなれているのか、自分の移動でついていきます。

子どもって自然なんです。
自然にみんなで遊べるものを選ぶのですね。
特別視も赤ちゃん扱いもしません。
しょうちんもお友達なんです。(当たり前なんだけど)


むかって右がしょうちん

大人の手を借りずに、お友達と触れ合って
自然の姿で遊ぶことできるようになったんだなー。
去年までは、考えられない姿なんです。

子どものまぶしすぎるくらいの笑顔。
うっとおしくなるぐらいの叫び声。
こっちがつられて笑っちゃうぐらいの笑い声。

しょうちん素敵っ!とばか親世界一の私は思っちゃいました。
この場を設けてくれたお母さんたちやお友達に出逢えたことに感謝です。

こういうことに感動できる私ってついてるなぁー。

ちなみに今日はハンドサイクル試乗にいきましたっ!!
すっごい感動。
明日には詳細報告しますー!!
コメント (2)
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これもバリアフリー?

2006-07-28 00:59:56 | お助けグッズ
しょうちんがお庭で遊ぶとき、自分でお庭に行ったり、お部屋に入ったり
できたらなぁーと思っていました。

それって、とっても嬉しいのでは?
小さいことなんだけど、自分の力でお外に出るってこと
子ども心では「わくわく」だろうな。

本当は、幼稚園にある「わにさんスロープ」みたいな「すべりだい」…
もっと、欲を言えばかっこいいアニメなんかで
「出動っ!」ってでていくようなスライダー。
いわゆる楽しめる遊具感覚!

そんなものがあったらなぁー。
でも、まだまだイメージが頭に浮かんでこないんです。
常に使えるように常設にすると、義父が困るだろうな。
必要なときだけ設置するなら、しょうちんが自分で設置できるといいな。

なんかいい案浮かんでこないかなー。

とりあえず、先日から、こーんな風に
家にあったキャンプ用のマットで、すべりだい風?に置いてみました。
しょうちん、目がキラキラでした。
すっごいすっごい嬉しかったみたいで、笑いがとまらなかったぐらいです。
根性で部屋まで登ってきました。
でも、これは、しょうちん自分では設置できないなー。
いい案が浮かぶまでは・・・。いい案ないです?



一応、家の家具にくくりつけてあるので、落ちないようにはなってます。
こういうのも「アリ」?
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夏休み

2006-07-26 20:51:05 | 幼稚園
もう夏休みです。夏休み中でも
今週1週間と8月第3週は「夏季保育」といって
9時頃から13時頃まで幼稚園でみんなで遊びます。

水遊びやどろんこ遊びや何か製作したりするらしいです。
いつもは、年少さんのお部屋に入って活動しますが
夏季保育では、ホールにいすを持ってきて
年少さんも年中さんも年長さんもみんなで
挨拶やお歌や遊びをしたり、おにぎり給食も食べます。

そして、しょうちんはいつもの補助の先生ではなく
他の先生に担当してもらうそうです。
しかも、ずっーとはついていられないそうです。
心配だけど、とってもいい経験!

しょうちんは、夏季保育もすごく楽しいらしいです。
今日は、以前エンゼルランドで一緒に遊んだ年長さんの男の子が
しょうちんとずっと一緒に遊んだり、ご飯食べたりしたそうです。

私が迎えに行ったとき、覗いていたら
座っているしょうちんが移動できずに
取り残されそうになっていたのを、その男の子が
「しょうちんはここだよー」「しょうちん、ここにいれてよ」
といって、場所をがっしり作って隣にピタッ!。
帰りには、椅子に座りっぱなしのしょうちんの傍にいて
荷物を持ってくれて、どうする?なんて聞いているような姿が・・・。

そんな姿見れて、すっごく嬉しかった。
1人でも、しょうちんのことサポートしたいって
思ってくれるお友達がいるんだーって感動です。

それはそれは幼稚園が楽しいはず。
やっぱり、この幼稚園に出逢えてよかった。
またまた感謝です。

今日は、年中さんのお母さんが幼稚園のことを
「いろいろな子がいるから、本当に子どもにとっていい」
「その受入をする園長先生すごい」
「本当にいい幼稚園で、いい先生ばっかり」
「ここのお母さん方もいい方ばかりで、仲良し」
などなど立ち話をしました。
奇麗ごとのような話題だけど、
幼稚園の不満は、まだ一度も聞いたことないです。
やっぱりすっごくおすすめ幼稚園です。
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障害者スポーツ普及体験教室に参加しました

2006-07-24 23:59:08 | スポーツ(車いす・スイミングetc)
昨日は、障害者スポーツ普及体験教室に参加しました。

これは、しょうちんの障害児スイミング教室を紹介してくれた
福井県障害者スポーツ指導者協議会が普及目的で開催しているものです。
毎月第4日曜に社会福祉センター体育館で1時から3時に開催されているそうです。

今回は、バスケットボールとバレー(ソフト・風船)でした。

参加している障害者の方は、20名~25名。
その障害者一人に一人の障害者スポーツ指導者のボランティアの方が
ついているようでした。あわせて50名ぐらいかな。

年齢は、さまざまです。
子どもは、しょうちんと少し小さい女の子と小学生の男の子が2名
後は、20代から50代の大人です。

障害もさまざまです。
車いすに乗っていたのは、5、6名。
もちろん、子どもはしょうちんだけです。

しょうちんは、最初は大変でした。
受付(名字記入のみ)を済ませると
その場で担当になった、優しそうな女性が
体育館に入ろうと誘いにきてくれました。
「イヤイヤー。おもちゃで遊ぶーっ!」と逃げまくり。

しょうちん担当の女性と共に協議会の会長さんも
しょうちんを誘いにきてくれます。
会長さんは、しょうちんと同じOX(オーエックス)というメーカーの
車いすに乗っています。

後で聞いてみると、しょうちんは、会長さんを見て
「僕の車いすは小さいから、ぶつかったら壊れてしまうよ」
と心配していたみたいです

何とか説得をして、体育館に入りました。
しょうちん担当の方や会長さんやスタッフの方が
ボールを持ってきてくれたり、誘ってくれたりして、
ようやくしょうちん父か私を交えて動き始めました。

他の方は、予定通り バスケットか風船バレーをしています。
しょうちんは、別メニューでいろいろな遊びをしました。

○ よーい どんっ!で競争
○ 小さいボールをかごに入れる
○ ビーチボールを複数人でパス
○ 大きな風船バレーでバレーボール
○ 大きな風船バレーでサッカー?




などをしました。
最後は、びっくり笑顔です。
本当に子どもが楽しくて楽しくて仕方ない笑顔です。
全てしょうちん担当の方と会長さんが相手してくれました。

しょうちんは、たくさんたくさん車いすを操作して
いい運動ができたと思います。

でも、それ以上に、車いすに乗っている方を見て
いろいろ吸収してました。
下にあるボールを自分でとろうとしたり、
ボールを膝に乗せて、片手で運転して進んだりすることです。

今までもしようとしていても、あきらめたりしてたけど
目の前に実行しているのを見ると、できると思うんですね。
ビーチボールは根性でひろってたし、
片手運転で直進もできていたように見えました。

こういうこと、私たちが伝えることできない。
車いすのお兄ちゃんだからこそなんだろうなぁ。
生活の上でも、もっともっと知恵があるんだろうなぁ。

いろいろな意味で参加してよかったです。
しょうちん父と来月もまた参加するつもりです。
しょうちんも「またくるーっ!絶対くるーっ!」といっていました。

今日になって、しょうちんは
「昨日の会長さんの車いす、カップホルダーついていたんだよなー。
僕と同じなんだよなー」
「でも、僕の車いすの方がかっこいいやー」
とぶつぶつ独り言いってました。

「一緒やー」とつっこみたくなったけど、やめました。
急に何を言い出すことやら。
でも、とっても面白くて「プププ」でした。
コメント (4)
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