車いすで快適な生活を!

車いすで楽しく快適に過ごしたいという子をもつ母日記

誕生日とマラソン大会

2010-06-27 21:57:44 | 小学校
6月25日はしょうちんの8歳の誕生日でした。
そして、マラソン大会でもありました。
学校は前の週より、少し後退しました。
1日休んだり、教室には少なめの参加でした。

ただ、マラソン大会は出るといいます。
嫌だ嫌だ~と言っていたのですが、前日に出るようなことをいいます。
というか「出たい?」って感じなのです。
「出る?」と聞くと
「うん。でも、どこ走っていいかも分からないから、先生(支援の)に一緒に走ってといったら、無理~といわれて~」
といいます。
「でも、出れるの?」
「うん。」
「そっか。じゃ、担任の先生にきちんと説明できる?」
「うん。」
というので、近くにいた担任の先生にマラソン大会を出たいと伝え
出れない理由はしょうちんが直接話ししました。
先生は、
「じゃ、先生が一緒に走るよ」
「支援の先生には、私の担当をしてもらうから大丈夫!」
ということで、安心して参加することになりました。

こういうところから昨年とは違います。
しょうちんが戸惑う理由もわかります。
昨年は、支援の先生の方が当然
「一緒に走るから大丈夫!大丈夫!」という体育会系タイプでしたから。
比べるわけではないけど、タイプはまったく違います。
良さもそれぞれにあるけれど、順応するのも大変だろうな。
とにかく今年は、担任の先生と支援の先生のコミュニケーションもとれていないように感じます。
遠慮がちっていうか、探っているっていうか・・・。
それぞれに一生懸命ではあるような、ないような。
愚痴ってしまってすいません。

マラソン大会は父も一緒に応援に行きました。
たくさんのギャラリーの中、堂々と出て行きます。
2年生は校庭の端を2周で700m。
しょうちんは、トラックを2周で400m。
「よーい。ピィー」で出発します。
しょうちんは、すごく遅く1周目を走ります。
2週目はペースアップ。最後は一番最後の子と競い負けてゴール。
棄権者もいたので、27番でした。
本来は、30番を予定していたので、本人は少し嬉しそうでした。
完走した達成感でとてもいい顔していました。
やはり、親ばかでも「しょうちんはよくやっているな」と実感するのです。
こういう場所で、皆と同じことができないし、同じラインにもたてないのに
一人で堂々とやれるのです。
私はできるだろうか・・。出来ないような気がする。
やっぱり涙がでます。
学校の教室ぐらい・・・授業ぐらい・・いいじゃないか・・。
すっごくいいじゃないか・・。
しょうちん、充分がんばっているよ。
と、私の気持ちに風が吹いたように爽やかな気持ちになりました。

8歳です。あれから8年です。
不安で何も分からなくなって・・・。
まだまだ壁はあるだろうけど、絶対逃げない!
そう思ったことも思い出します。
素敵な8歳の誕生日でした。
しょうちん、お母さんの子どもでありがとう!
いつも味方だよ~。そんな手紙を送りました♪
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少しずつ前へ

2010-06-19 03:09:50 | 小学校
先週末に決めた今週の予定は

朝、登校すると決めた場合は
○今まで通り父と登校する
○1時間目に間に合うように登校する
○学校に着いてから教室か別室かを決める
○母は、2時間目が始まるまでには登校する
でした。

金曜は通院のためお休みしたので、月曜から木曜までは予定通り。
しかも、3間目から最後まで教室で過ごしました。
木曜には、私の学校にいる時間も短くなり、
しょうちん妹を保育園に送ったついでに、学校で様子を1時間ほど見守り
お昼のトイレの補助に15分ほど行ったくらいです。

でも、まだ「教室は少し怖い」といいます。
前ほどではなさそうですが。
嫌なことがおこるらしいのです。

担任の先生も怖いといいます。
でも、担任の先生が教室に誘いに来ると、スムーズに戻ります。
教室に入れない自分にも罪悪感もあり、担任の先生が怒ってないかも気になるみたいな様子。
いろいろあったのだろうけど、今は担任の先生との信頼関係ができれば
教室に戻れるのでは?思うようになりました。
といっている間に夏休みが・・・もう一度短期間の入院もあるし。
やはり長期戦は覚悟です。

もうすぐしょうちんの誕生日です。(6月25日)
何かの本で「誕生日マジック」という言葉をみかけました。
少し苦手なことを誕生日で大きくなったときから頑張ろうねという話しでした。
しょうちんも8歳です。
学校のこととは別に何か・・・責任や役割といったことをしていきないな。
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今も母子登校中!

2010-06-11 02:23:04 | 小学校
母子登校が始まって2週間ぐらいです。
私は1日のほとんどをしょうちんと過ごしています。

毎朝、しょうちんに「学校どうする?」とさらりと尋ねます。
決して誘いません。しょうちんの気持ちを待ちます。
ただ、行くにしても行かないにしても、
大体の時間に食事や身支度を済ませるようにはいいます。
私と一緒なら行けるそうです。
今週の初めから一部教室にも顔を出しています。
最初は強制的な感じもあったけど、今はそんなことはなさそうです。
でも、まだまだです。

先週1週間は、半日学校に一緒に行った後、遊びに行ったり
家事をしたり、私とべったりな時間を過ごしました。
少し表情が良くなったのを感じます。
もちろん、まだまだです。

ここ1ヶ月間、本当に考えました。
やはり、しょうちんの心の叫びをわかってあげてなかったと反省してます。
毎日、家に帰ると宿題、風呂、ご飯、リハビリや筋トレ・・・
学校は、昨年がスムーズに行ったものだから、行けて当然!的な気持ちになっていました。
なんとおごった親でしょう。
本当に恥ずかしいなーと思います。
(身体的に明確に違うだけでも学校に行っているのはすごいことらしいです)
昨年末に大きな手術も入院もしてきて、大きな我慢を強いていたのに
少しでも早く日常に戻りたくて、急がせてしまいました。

どこかで遊んであげている
どこかで充分に携わっている
どこかで健常の子よりも関わってあげている
というおごりの気持ちがありました。
身体介護で携わっていることで、関わっているという勘違いになっていました。
毎日トイレや移動の補助が大変だな~と感じていたのも事実です。
口には出しませんが、妹は自分できることって多いな~って。

親子の関わりができていなかったと思います。
しょうちん我慢しすぎてしまったのだろうと思います。
学校でもそうです。

家のことは、私やしょうちん父が
しょうちんのための時間をたくさん作って
しょうちんの話を目を見てしっかり聞いたりすることが大事なんだろうなーと思います。
自由もたくさんとりいれて・・・’(このあたりは甘えとか甘やかしが難しいけど)
そういう安心の土台が出来た上で、学校に向かえるものかな~と思います。

学校のことは、物質的なサポート体制だけでなく、
しょうちんと担任の先生や支援の先生との信頼からと思っています。
「先生は僕のことわかってくれていない」と言っていました。
担任の先生にトイレの時間の確保と遅れてしまった場合のフォローをお願いしました。

みんなが一生懸命にしょうちんのことを考えています。
たが、うまくかみ合っていない。
そう特別支援の先生が言っていました。
たくさん時間を過ごし、話し合って、うまく動き出せるといいなー。

今回、学校のスクールカウンセラー、特別支援センターのカウンセラー、小児病院の心理カウンセラーの3人の話を聞きました。
いろいろ意見は違うものですね。
教育的立場の意見・・・福祉的立場の意見
意見が違って真っ向勝負です。
親として少し混乱するけれど、きっと出口は必ずあると信じています。
しょうちんを見つめていくことで見えてくると思います。

ちなみに今日は、マックのハッピーセットでお昼を済ませ、福井駅で電車を見て過ごしました♪
しょうちんも私も楽しみました。。。
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母子登校

2010-06-01 15:04:13 | 小学校
しょうちんの気持ちがどんどん学校から遠ざかっていきます。
月曜には「学校が怖い!」と言って・・・お休みしました。

お休みをしたもののどう過ごしていいか分からない。
とりあえず、家の手伝いと自習と日光浴することにしました。
一日休むと、このままずっと学校に行けなくなるのでは?
という気持ちがあります。

今回、学校側に連絡して
「学校が怖い」と言い始めたこと、障害児と学校側との間にいる
特殊教育センターという県の機関のアドバイスを求めたいと伝えました。
(リハビリに来てもらっているPTの内田さんのすすめで)

学校側から連絡で、特殊教育センターの担当の先生に
連絡しました。
しょうちんが入学準備している時に、教育委員会との間ということで
一度お会いしたことがあるM先生です。
その時は、ずーーっとパソコンに向かっていて、あまり人間的な雰囲気を
感じなかった印象があって、相談に乗ってもらえるのもなの?
という疑いの気持ちがありました。

夕方に電話して、簡単に経緯を説明すると
先生は、
最初に話した事が、しょうちんにとって大きそう。
先生もかわり、友達もいない。
寂しくて不安で・・・。
学校での生活がすごくつらかったのでしょう!
しょうちんが、1年生の夏頃から一人でいたことも、
本当はしょうちんらしくないことで、つらかったのでしょう!
しょうちんは電池切れで、しばらく充電する必要がある。

とりあえず、学校が怖くないところと分かるために
私と登校して、1日1時間でもいいから
「学校へ行く」ことが怖くないことが分かることから始めることにしました。
そして、学校の準備は私が行い、
朝にさらりと「学校一緒にいく?」と聞く。
本人が無理なく「行く」というようなら好きな時間に登校。
学校の話は、その時だけにして、心の充電?をしましょう。
ということになりました。

昨年からのことは、私も気になっていました。
そういう時期かな?とも思っていましたが、気にもなっていました。
元来、よく笑い活発なしょうちん。
もっとよく見ていてあげたかった。
後悔の気持ちでいっぱいです。
でも、後悔しても改善することはないのでやめます。

とりあえず、学校に行かせなければ!
という気負いがなくなりました。

気持ちを切り替えて、学校探検して
しょうちんとの時間を楽しむか♪
何だか分からないけど、変な言い方だけど
少し前へ向いたように思います。
まだまだ現状は変わるかもしれません。
でも、しっかりしょうちんを見つめていきます。

今日は、しょうちんと2時間学校へ行った後
近くのエンゼルランドへ行って遊んできました♪
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