車いすで快適な生活を!

車いすで楽しく快適に過ごしたいという子をもつ母日記

4年生になりました

2012-04-15 22:25:54 | 小学校
4月6日の始業式から学校が始まり約1週間。

担任の先生は3年生と同じしょうちんが信頼するO先生。
始業式の日に担任の先生が変わらないことが分かって安心しました。

ですが、今回しょうちんにまつわる担任以外の3人は異動。

しょうちんのクラス張り付きの最もかかわる支援の先生。
支援の先生がいないときにトイレのサポートや体調を配慮してくれる保健の先生。
学校で先生とのやりとりや問題が発生した時の支援の調整する特別支援コーディネーターの先生。

今回、支援の先生は無事つけてもらえました。
しかも若い男性の先生です。

昨年、教育委員会に男性の支援員さんを・・・
と夫と共にお願いしにいったからでしょうか。
でも、いろいろ話し合いをして小学生の間は男性支援員さんは
無理なのかな。とあきらめてたのでびっくりしました。

始業式2日前には、この支援員さんと
新しい保健の先生と特別支援コーディネーターの先生と教頭先生も含めて
顔合わせを行い、しょうちんのことやサポートの方法を説明し、文書にてお渡ししました。

初めて見る先生3人。
しょうちんは照れながらも・・・なんとか挨拶しました。
とても真剣に話を聞いてくれて、コミュニケーションもとりやすそうで
親身にもなってくれそう・・・そんな印象でした。

先週1週間、顔合わせもしていたこともあってか無事に学校に行きました。
大幅に遅れ日もありましたが、お休みすることありません。

新しい先生怖いよぉぉ。といいながらも頑張っています。
(緊張するというニュアンスのようです)

まだまだスタートしたばかり。
大事大事。
頑張っていることを見守ろう。
そして、見守っていることも伝えよう。
今週も踏ん張って学校いけますように♪
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初 スキー (当日)

2012-04-04 18:06:30 | スポーツ(車いす・スイミングetc)
お天気は・・・雨。
でも、この時期はスキー場に行くと雪に変わるもの。

「大丈夫。大丈夫」

と、なぜか一番大張り切りの母。

もしかして母も10年ぶりにスキー復活か!!という淡い期待。
あくまでも主役はしょうちん。
しょうちんさえ、スキーに興味をもてば、来シーズンは私の大好きな銀世界が待っている。
今日は、ぐっと我慢して、しょうちんのサポートに徹するぞぉぉぉ。

と、少し淡い期待とバイスキーの不安も入り混じりながらスキー場に向かいました。

運よくスキー場は雪。。。
この時期なので、日曜といえども人はピーク時の平日なみの少なさ。

スキー場にバイスキーを運ぶと待ち構えていたように
前日に電話でお話したMさんが声をかけてくれました♪
モノスキーはみたことあるけど、バイスキーは初めて見たとのこと。

リフトはどうやって乗れるかな?
と、話していましたが、初めてだし、最初はビギナーやキッズが使用する「ビキッズエリア」
でやってみましょう!ということになりました。

話によると、モノスキーは椅子の部分がジャッキアップするように上がり、
乗ったままでリフトに乗れるようです。
バイスキーの場合、少しはアップするのですが
もともとの車体が低いので、よほど低めのリフトでないとのれないようです。

「ビキッズエリア」という場所には、ムービングベルトと呼ばれる
「ベルトコンベアー」みたいなもので簡単に上まで運んでくれます。
使えるかどうかが不明なので、Mさんは
「一緒に行ってきちんと使えるのを確認してから料金を支払ってくれればいいですよ。」
と行って、スタッフ2名に見守られながら試乗。

これが、ムービングベルトなるものです。何の問題なく乗降できました。

このビキッズエリアは、そり・ボード・スキーときちんとコースが分かれており、
しょうちんは、もちろんスキーコース。
斜度は真ん中ぐらいのところを選択して、滑りました。
正直、滑っている時の写真をとるほどの気持ちの余裕はありませんでした。
コース自体も短いですし・・・。

下まで来て、あまり滑らないので、しょうちん父が押している姿です。


このバイスキーは、体を傾けることによってスキー板のエッジがかかりカーブをし、曲がっていく・・・
というのを繰り返すようです。
右に傾けると、左に弧を描き、真ん中に戻し、左に傾けて右に弧を描き・・進んでいくというイメージです。
ただ、とまることやスピード減速ができないので、基本は後ろにサポーターが紐を持って調整するらしいです。
スピードはそりのほうが早いけど、弧を描いて進むというスキー独特の感覚を少し体験できたかな。。

しょうちんは、2時間弱滑って
「寒い・怖い・でも、楽しかった」といいます。
前日もバタバタしていて睡眠不足だし、緊張もあったでしょう。。
最初にしては上出来です。
お昼ご飯を食べて、私と車の中でまったりして、みんなが滑り終わるのを待ち帰宅しました。
(結局、母も来シーズンまでお預け・・・楽しみが増します♪)

来シーズンは行けそうです♪
スキー場のたくさんのスタッフの方が快く応対してくれました。
長野まで行きたいけど、ジャムもいいかも。
福井でチェアスキーレッスンプログラムやってほしいなぁぁ。
協力していただいた方々に感謝の気持ちでいっぱいです♪

しょうちん、私に内緒でスキーの日記を春休みの自主学習ノートに書いていました。
締めくくりは、「寒い・怖い・でも、楽しかった。また、やりたいです」でした♪


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初 スキー (準備)

2012-04-02 12:03:31 | スポーツ(車いす・スイミングetc)
実は・・しょうちん昨日の日曜に初スキーして参りました。

えっ?スキー?という方に少し説明。
座って滑るスキーがあります。(最近は周知かもしれませんね)
チェアスキーといいます。
チェアスキーは座る座面の下にスキー板がついております。

スキー板が1本しかついていないものを モノスキー
=パラリンピックなどの競技としても使用

2本ついているものを バイスキー
=初心者用。上肢も固定されていたほうがいい方用。

しょうちんはバイスキーを使用しました。

実は、10日ほど前から
「スキーしてみたいな・・・」と言い出しました。
昨年すすめた「チェアスキーの体験会」の参加は「ありえない」的な返事だったのに
子供って何をきっかけに変わるかわからない。

正直、もうスキーの季節は去ったはず。
でも、でも、しょうちんが興味を持った時に体験させてあげたい!!!
長野まで行けば、しょうちんにチェアスキープログラム(かなり高額)を受けさせてあげることはできます。
ただ、まだ初めて。。どんなものか見たこともないのに、遠方までいって無理させて嫌いにさせたくない!!

ほんの少し。ほんの1時間。ちょい乗りからでいいのです。
なので、バイスキーを借りて、まだ営業しているスキージャム勝山に連れて行く方法を探しました。

バイスキーを借りるのに、たくさんの方の情報をいただき、
前日にお隣の石川県のKさんまで借りにいくことができました。

木曜にいろいろなところを通じて紹介されたKさんに初めて電話して、
しょうちんの気持ちを説明すると、「しょうちんの気持ちに答えたい」と
お休みの土曜に大切な時間を作っていただきバイスキーを微調整をしてくださいました。
本当に親切です。

試乗してご機嫌。。。


そして、スキー場にも根回し。電話をして相談したところ、
リフトでもムービングベルトでも乗車にサポートするから・・と電話対応してくれました。
こちらも親切で、これなら行ける!と思った母です。

正直、少しでも「困った」雰囲気があれば、行けなかったでしょう。
こういうのは、健常でない子の母はとっても敏感なのです。
一瞬のとまどいも電話でも逃さない触覚的感覚。
少しもなかった。。。
「チェアスキーでリフトのっている方いますよ。よく見かけます。大丈夫ですよ。サポートしますよ」
是非・是非遊びに来てね!そんな口調なのです。
さすが大手スキー場。こんなに親切だったとは。
昔々は時々行ったスキー場。そんなに良いイメージはありませんでした。
時代も変わったでしょうが、やはり、しょうちんがいるからこそ分かるのでしょう。

バイスキーの準備もスキー場の根回しもおわり、
しょうちん妹も実家に預け、しょうちん父と私の3人よりは楽しいだろうと
しょうちん従弟家族も誘い準備万端。。。。
楽しもうねという気持ちと何とかなるのだろうか?という不安が入り混じった気持ちでいっぱいでした。

スキーの様子は近いうちに紹介しますが、本当に親切に対応していただいた方々によって実現できました。

知らない私たちのために一生懸命になれる人たちと触れ合えることに幸せと感謝を再認識します。
また、同時に私自身もそういう人になりたいとも思います。
しょうちんのそばにいるからこそ、当然だと思っていたことに大切さがよく見えてきます。
コメント (2)
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