車いすで快適な生活を!

車いすで楽しく快適に過ごしたいという子をもつ母日記

そろそろ就学相談の前に・・・

2007-05-02 07:23:15 | 就学相談
さて、前年相談していた就学相談も、今年は本格化?していきたいな・・・と思っています。
でも、その前に、地元の公立小学校の他に選択肢を探してみました。
福井には私立小学校はありません。
地域小学校以外の選択肢は、福井大学付属小学校しかありませんでした。
(我が家から近いし・・・)

ということで、一応電話で聞いてみることにしました。
ここは、2年前に系列幼稚園も電話で聞いてみましたが
「普通の子でも大変なんですよ。とてもとても移動の出来ない子を見ることはできません。人手が足りなくて困っているんですよ」
との返事でした。
いろいろな幼稚園に断られましたが、一番残念な回答でした。

でも、福井大学の教育学部は、いろいろな個性を持った子と統合教育することを目座しているということを講演で聞いたことがあったので、ダメ元で聞いてみたのです。

結果は・・・やはり「ダメ」でした。

4月11日
電話をして、副校長と簡単にしょうちんの状態で、受験・入学が可能かと聞きました。
相手の先生は、しょうちんにまつわる障害のことは、説明しなくても知っているようでびっくりしました。
移動の問題・トイレの問題。どれをとっても、大学側と相談して決めないといけないので、しばらく時間はかかるが、返答を待って欲しいとのことでした。

5月1日
副校長より電話がありました。
相談した結果「ダメ」でした。
理由として、
1.しょうちんが入学する年度の予算は、もう決まっていて施設を整備する予算がないこと。
2.受験条件項目には、自分で通学できることになっている。
でした。

その他、
全て親側で補助員の負担を全てすることになること。
受験自体は、断ることはできないということ。
普通に受験をしても、合格は難しいということ。

という内容でした。
私は、「やはり」と思い、静かに「はい」という返事だけをして切りました。

「やはり」とは思ったのですが、この電話で、大学側と「断る理由」を探していたんだなーと受け取りました。どこにも「前向き」に話し合った気持ちとかかありませんでした。
分かってはいても、何度経験しても門前払いは悲しいものです。

「何が統合教育だぁー!そんなこと、理想論を並べて、たくさんの人の前で言うなー!」というのが、正直なところ。

ということで、選択肢はなくなりました。
そろそろ、昨年の途中になっていた就学相談していこうかな。
すごくパワーがいるんだろうな。
子どもが病気や障害を持っている場合、みんなが当たり前のように入学できる義務教育の小学校でも、親が頑張らないといけない。。。
そんなのおかしい。
受け入れて当たり前・・・という教育現場になってほしいな。
そして地域にいる人一人でも多くの人も、そういう気持ちになってほしいな。
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (akiyo)
2007-05-05 16:24:15
みほの残念さがめちゃめちゃ伝わってくるよ。
何だか出来るかどうか分からない前から出来ないと言ってるようで悔しさが残るよ。
断るにしてもトコトン話合ってくれるならともかく、
一方的に告げられた感があるよね。
しかも問題はお金のような言い分で。
これでは心のやり場がないよ・・・
どうしたらいいのかな。
どこかに意見として訴えて改善の可能性がある窓口ってないのかな。
私もネットで探してみるね。

P.S 父の法事で福井にトンボ帰りしてました。
 今回は友達に会えるのは無理かなと思ってたから敢えて言わなかったの。
 またゆっくり帰れる時が来たらその時は可能な限りゆっくり逢おう。
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Unknown (miyuki)
2007-05-07 11:37:40
かなり前に、実話の介護犬ムサシのTVをみてたんだけど見ながらミホを思い浮かべたよ。どうやったら、堂々と通えるのかな…。しょうちんのように、足が不自由な子はみんなどうやってきたのかな。納得いけるよに物事が進むといいな。幼稚園もきちんと探せたから、小学校もうまくいくさっ!
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Unknown (よっさん)
2007-05-07 17:29:15
やはり、福井は福祉にも何事にも遅れてますね↓
大きいのは予算が少ないせいだと思います、
無駄なお金を福祉に向けてくれればいいのに!
県の方でもバリヤフリー、ユニバーサルと言っても
民間に推進しているだけで、公共施設などなどは、
予算的に進んでないようです↓
僕も県の方で呼びかけて行きたいと思っていますので、
お母さんも頑張って下さい! (^^)b
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akiyoへ (みほ)
2007-05-07 22:23:37
うん。残念だったよ。
「絶対行きたいっ!」って所ではないから、頑張ることもしないけど、悲しい。
こういうことって、これからもたくさんあるんだろうなーって思うと、やりきれない。
特に、田舎ほど多いのかもしれないなー。と思ったり。
私の気持ち分かってくれてありがとう♪

PS.本当にゆっくり逢おうね。話すことたくさんあるし。
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miyukiへ (みほ)
2007-05-07 22:28:52
そうだね~。介助犬のテレビ見ながら、車イスでの学校って大変なんだなーと思ったよ。
なんかね、しょうちんとずっと一緒にいると、それが当たり前で、あんまり大変でないような気になってくるの。同じような感じで学校にも通えるとも。。。でも、現実は厳しいのね。。。と。特に義務教育は閉ざされているのかな?
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よっさんsanへ (みほ)
2007-05-07 22:36:39
そうですね。福井は特に遅れているかも。
公共機関はもちろんのことだけど、何より人の気持ちも大きいかも・・。です。
もっと、上手にアピールできるといいんですけど。
(いろいろな面で・・・)
坂井市は、もっと遅れている感じがします。
教育委員会の方とお話しして、特に感じました(涙)
でも、頑張りますよぉ。
返信する
はじめまして★ (かなっち)
2007-05-10 23:15:05
よっさんsanのテニス仲間のかなっちと申します。
就学問題。。。自分の経験がもし参考になればと書き込みさせてもらいます。
私は14歳のとき、車いすの仲間入りをして、中学3年の4月から地元の公立中学校に復学しました。
(自分は今は関東在住ですが、地元は静岡の超田舎出身です。)
やはり、はじめは学校側から「前例がない」「設備がない」と断られました。でも何回も母が足を運び、あと友達も先生に働きかけてくれたようです。(すみません、歩けなくなったことでいっぱいで、あまり覚えていませんので、また母に当時のこと聞いてみます)
高校も隣町の公立高校に入学しましたが、そのときは、かな~り大変でした。中学の先生には、私と親が呼び出しをされ「中学に入れてあげたのだから、お母さんももう歳だし、お子さんは施設に預けたほうがいいのでは」と言われました。高校の校長のもとに母が何回も足を運んだり。。。。
高校は、県のボランティア協会の方が教育委員会などにも交渉してくださったりしたようです。幸いにも入学した校長がとても理解のある方で、高校が超古い建物にも関わらず、車いすトイレや段差をスロープにしてくれたりしました。
あきらめないでくださいね☆
お母さんもしょうちんくんもとっても明るい方だと思うので、前向きにがんばってください!
私も母ももともとはとても大人しいタイプだったんですが、中学の先生にいじめられて!?、こんちくしょうパワーが炸裂して、今ではすごい元気な人間になりました(笑)。よっさんsanに聞いてみてください。
今は一人暮らしもしているし、テニスの遠征で海外にも出かけたりしています。
きっと素敵な未来が待っていると思います♪

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かなっちさんへ (みほ)
2007-05-12 07:16:52
かなっちさん。はじめましてです。コメントありがとうございます。
中学も高校も大変だったのですね。
学校との交渉は、大変だとは聞いて覚悟していたのですが、こんなに閉鎖されたところだとは思わなかったのです。
かなっちさんの体験なども聞くと、地域の学校って頑張りどころなのですね。不安もたくさんありますが、かなっちさんやたくさんの方に見守られていることを胸に頑張っていきます。あきらめない!ということを大切にしますね。
今度、よっさんsanに「こんちくしょうパワー」のかなっちさんのこと聞いてみます♪楽しみです。
一人暮らしもされているし、テニスで海外まで遠征されているんですね。とっても元気で素敵な生活なんですね。しょうちん一家も負けずに元気で素敵な生活目指します~!また、いろいろ教えてください!
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