車いすで快適な生活を!

車いすで楽しく快適に過ごしたいという子をもつ母日記

公園で・・。

2006-10-12 20:29:31 | 日記
今日は、幼稚園が午前中まででした。
天気が良かったので、幼稚園のお友達と公園でお弁当を食べることに

福井市美術館にある下馬公園。
そこには、滑り台や乗り物などの遊具があります。
でも、どこかの幼稚園の遠足で約100人ぐらいの園児がいて、遊具は貸しきり状態。
個人で来ている親子は、私たちも含めて10組ほど。
みんな、とてもとても入り込める隙はありません

今回は乗り物はあきらめて、昔の電車が飾られているので見ていました。

そうすると、遠足できていた幼稚園の女の子が、私たちのところに来て
私に、しょうちんを指差して
「かわいそうね。本当にかわいそう」といいます。
「どうしたの?足が悪いの?交通事故?」
と聞きます。

私は、「かわいそうなことはないよ」といいます。
でも、私の返答を聞きたかったわけではなく
「かわいそう。かわいそう」といって、行ってしまいました。

かわいそう」といいたかっただけなんだろうな。
その場に一緒にいたお友達が
「結局、子供に説明してもわからないものねー。大人にだって難しいしね」
といいました。
そういえば、私ってば説明しようとしてました。
「かわいそうではないこと」
「足が悪いわけではなく、動かしにくいだけだということ」(ちょっと無理ある?)


こういう時、何て答えればいいんだろう。
子供たちは、どう言えば分かってくれるのかな?
簡単な言葉で、納得して、「なーんだ。」って思ってくれるには。
これから、もっと聞かれるだろうな。

しょうちんは、どう思っただろう?
しょうちんもお友達も「何言ってるの?」って顔してた。
車いすに乗っていることは「かわいそう」ではなく
しょうちんや周りのお友達にとったら、「自然」なんだもの。

でも。
でも、でも、やっぱり公園では「はがゆい」思いをするのです。
好きな遊具に自由に乗れないことが・・・。
私も14kgのしょうちん、何度も乗せてあげれない。
気持ちはあっても、自分の体のことも考えて、すっごく葛藤するんです。
公園で遊ぶのが大好きな私。
でも、しょうちんを何度も持ち上げる自信がない私。
遊ばせてあげたい。でも・・・。
この繰り返し。

車いすスポーツもいいけど、子供らしい遊びもさせてあげたいなー。
これには、人的パワーが必要。
遊具に載せる補助してくれるような遊び場あったらいいなー。
何かいい方法ないかなー。というか助っ人いないかな?

最後に・・・
女の子とのやりとりに、気持ちもやや沈みましたが
そんなことで、沈んでいたら前に進めないような気がして。
これから、こういうことを重ねて、どんどん前にいくぞぉぉぉ!
でも、「車いす」=「かわいそう」という考えの人が多いのも現実。
そうでないと思えるような人がどんどん増えていって欲しいな。
たくさん案はあるんだけどなぁ
コメント (4)
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