お菓子教室&食育コミュニティ キッチンスタジオ「横浜ミサリングファクトリー」

「お菓子作りが上手になりたい」「きちんとした基礎を身に付けたい」「失敗しないお菓子作りが学びたい」
お菓子作りは科学。

りんごジャムと今どきの子どもはパーセントが分からないという話。

2010-10-25 20:24:09 | お菓子作りで食育
こんばんは、ミサリングファクトリー松本です。

今月の子どもお菓子教室キッズファクトリーでは「りんごジャム」を作っています。

普段のレシピは全部材料が書いてあるのに、今月渡すジャムのレシピは、
「皮をむいたりんごの正味量の15%のはちみつ、15%のグラニュー糖を計って入れます。」と、なっています。

りんごは大きさがまちまちだし、剥きかたによって正味量が変わってしまうので、最初からお砂糖の量が決められない、というところはどの子も理解できました。


そこでパーセントの登場なのですが…。

小学生はパーセントが分からない。各レッスンでの情報を集めると、5年生で習うらしいのですが、6年生でも習っていないと首をかしげる子もいました。結局ほとんどの子が「習ったかもしれないけどよく分からない」状態です。

そして中学生もです。
そういえば去年シュトーレンをやった時、中学生がパーセントが分からず、びっくりしたのを思い出しました。(さすがに習ってはいるとは言ってましたが。)

高学年の子たちのクラスでは「100gの10%は10g、100gの15%は?」など、例題を出しながらパーセントについて教えました。
「電卓!」と言うので「電卓必要ないっ!」と怒り。笑

「1,000円の10%は?」には「んー???」「1,000円の10%引きは?」には「900円!」と速攻答えた中学生のNちゃんのようなケースもありました。
「10%引き」と「10%」の違いがよく分からないようなのです。
パーセントという概念が理解できてないんですね。

これ、ほとんどの子がそうです。今回100gの10%を即答出来た子はひとりもいませんでした。

困りましたね。
「それじゃあセールとか行っても騙されちゃうわよ。」と言うと、
「だって、安くなってるんだから安いんじゃん。それでいいじゃんねぇ」だって。
(大丈夫かニッポン)と思いました。

ジャムを作りながら、お家の人とパーセントについて勉強してみましょう。




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