―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

ていねいな暮らし

2010-09-30 23:54:10 | はまりごと
毎月、買わない月も手に取ってパラパラして立ち読みし、
気になる記事があった月や、ゆっくり家で読みたい時に
たまぁに買う雑誌、天然生活

食材、器、暮らし、道具、上質でナチュラルで丁寧なスタンス。
いいものを日常に取り入れること。
毎回、少し上質な、それでいて自然体の日常の暮らしがページに溢れていて、
こういう風にていねいに暮らせたらなぁ、と思う。
日本の伝統工芸品の道具や器、オーガニックな素材の商品、
良いものは手間がかかるし、良い道具も器もお値段が可愛くなかったりするけれど、
少しずつ、増やしていけたら…。

今月号を買った理由の一つが、付録のふきん。
中川政七商店の花ふきん。

中川政七商店は奈良県にある老舗。
蚊帳生地で仕立てられたふきん。
気になっていた商品だったので嬉しい。
付録に付いていたのは、白にシンプルな赤のステッチのものだけれど、
ホームページの品揃えをみると、
優しいシンプルな色合いが並んでいる。
さくら、菜の花、すみれ、若葉、あじさい、白百合、麻、と
日本らしい優しい名前の7色。

ふきんに限らず、伝統工芸の品は、品質の良さや使い勝手の良さはもちろん、
素材の優しさだったり、一本一本手植えされたブラシや、
職人さんが研ぎあげた鉄だったり、
丁寧に編み上げられたものだったり、
一つ一つの作られるまでの工程を思うと、見て触るだけで、愛しいなぁと思う。
少し背伸びして買ったものは、
自然と、使う際背筋を伸ばして大切に使うし、手入れもまめにする。
何より道具を愛しく思う気持ちは、その道具を使う細かな所作もていねいになって、
普段の暮らしの細かな所に結局いい影響が出るような気がする。
ふきんは所詮付近!道具は所詮道具!何でもいい!というのも一理かもしれないけれど、
やっぱり気の持ち様ってものもあるし、
良いものはやっぱり使い勝手もいい。
小さな所での小さな贅沢は、気分が良くなって日常の暮らしが少し上質に感じられる。

良いものはそれなりにお値段はするけれど、
生活の重点をおくバランスを見つつ、普段の暮らしに…。

気分良く家事が出来るなら、少しの質の良い贅沢はむしろ必然。

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