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成長した? 死刑囚

2008-12-16 | ニュース 社会

死刑執行10年、でも許せない…終わりのない遺族(読売新聞) - goo ニュース

この記事を読んでいると津田死刑囚は、刑務所に入ってから、徐々に普通の人間へと成長(変化)していったのではないかと思われる。普通の人間とは変な言い回しであるが、借金に追われているからといって、人を殺したり、強盗をしたりはしないという程度の意味である。

「弁護士から再審請求を勧められたが、津田死刑囚は「死ぬ覚悟はできている」と断ったという。「遺族は『あいつはまだ生きとるんか』と、怒っとるじゃろう。執行にならんと、許してもらえんだろうな」。広島拘置所で、津田死刑囚が何度も口にしていた姿を、元拘置所関係者は記憶している。聖書を読み、「『あいつを殺すのは惜しい』と言われるような人間になってから執行されなければ、泰州ちゃんの命とのバランスが取れない。心の豊かな人間になりたい」とも語った。泰州ちゃんの命日には、冥福を祈っていた。98年11月19日、死刑が執行された。刑場で「いろいろとお世話になりました」と刑務官に礼を言った。遺族に謝罪の手紙を書くことは最後までなかった。」

受刑者が刑務所から遺族に出す手紙(書かされる手紙)と言うものをあまり信用していない私としては、津田死刑囚が遺族に手紙を書かなかったというほうが、本当に反省しているんだなと感じられる。勿論、子供を誘拐されて殺されたご両親にして見れば、記事にもあるように刑が執行されたからといって津田死刑囚を許せないと言う思いが風化する事はないというのはもっともな事だ。

今日の一枚も、箕面の紅葉です。

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