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輪旅 頚城・直江津から松之山温泉へ!

2012-05-06 21:31:22 | 自転車旅
《輪旅 頚城・直江津から松之山温泉へ!》
東頚城というのでしょうか・・・妙高連山の東に位置する頚城丘陵を走ってきました。直江津を出ると行き成り残雪に覆われた妙高の山々が・・・火打山、妙高山、黒姫山が一望に・・・素敵な自転車旅の始まりとなりました。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=928b5adb806d839c3113e57381aa23e6

旧牧村辺りより頚城丘陵の真ん中へ・・・山の上まで開墾された棚田の景色が素晴らしい場所です。例年の倍の量の残雪があるとか・・・カタクリの花が道端に。次に訪れたのが星峠の棚田・・・日本の原点のような風景が次から次へ。

今宵の宿は、日本三大薬湯と云われる松之山温泉へ・・・とてもひなびた宿でリラックス。今宵の酒は「特別純米 越の白鳥」・・・旨すぎでした!


(妙高山をバックに!)
スタートは直江津駅・・・以前、奈良のNBさんと軽井沢の追分宿より北国街道を二泊三日の日程で走った時のゴールでした。早朝の天気は雨、半ば諦めてクルマで松代へと・・・しかし、9時ころには雪を被った妙高の山々がくっきりと・・・急きょ準備をし、4人で走り始めました。

妙高山や火打山など頚城山塊のあるエリアを西頚城とすれば、関川より東のエリアを東頚城という・・・のでしょうか。丘陵地というよりは里山が広がるエリアには魚沼産コシヒカリが作られる棚田が多くあります。山の麓から頂上近くまで耕作された棚田は見事の一言・・・日本の風景の原点があるようです。


(頚城の棚田)
頚城平野とでも言うのでしょうか、県道13号などの裏道をつなぎ、宮口という集落へ。この区間はまっ平で、右手には残雪で覆われた妙高の山々が白い壁を作っていました。農道に入っては何度も撮影大会に・・・素晴らし過ぎです。


(同行のサイクリスト)
今回のメンバー紹介です。三重のbinさん、この道ウン十年のベテランです。東京のonoderaさん、去年の頚城ランでお知り合いになりました。神奈川のnaganumaさん、ハンドメイドの革製フロントバッグが素敵です。東京のhideさん、関東の走りやさんで、今日は越後湯沢からスタート。富山のmikiさん、二日目より合流予定で、バリバリのサイクリストです。私・・・はどうでもよいですね。


(残雪の山々)
古墳公園の先より山間部へ・・・旧牧村というようです。正直、町村合併で地域の個性が無くなり、場所場所の特徴が伝えにくいのがさびしいです。国道405号に沿って山の上部へ・・・校庭で遊んでいた子供達が声援を送ってくれました。ちょっと嬉しくも恥ずかしい!??

この時期の頚城は花が乱舞・・・ヤマナシ、ユキヤナギ、モモ、ヤマブキ・・・道端にカタクリの群落があるのには驚きでした。棚田越しには真っ白な妙高連山が見えています・・・


(松代・星峠の棚田)
和田地区に下り立ち、ガソリンスタンドで道の確認を・・・この時期、頚城の道路は冬季通行止めが多いため、必ず現地で確認の必要があります。道路の除雪を雪割りというらしい・・・

県道13号にて行野を通り、旧大島村棚岡へ・・・そこよりは国道403号にて峠集落へ。トンネルの横より更に上へ・・・集落を抜けて星峠の展望台へ向かいます。ここはNHKで放送された「天地人」の冒頭に出てくる棚田が撮影された場所とか。田植えの時期になるとカメラファンが大勢訪れるそうです。

斜面一面が棚田に・・・頚城の方が稲作に掛ける執念は凄すぎます。米作りは日本人の命・・・まだ残雪の残る田に灰を撒いている地元の方とお話しをしました。早く雪が消えてくれないと田植えが出来ないと・・・雪国の生活は大変でもあります。


(松之山温泉にて)
長居をし過ぎ、仲間から大きく離れる。携帯で位置を確認し、県道80号の裏道にて松之山温泉を目指します。川沿いの道をゆるゆると上がって行くと、そこが旧の松之山町。ちょっとした商店街もありました。今宵の酒を求めて酒屋さんへ・・・越後といえば米どころであり、また酒どころでも・・・今、はまっている純米生原酒を探しますが、火入れ(熱処理)をしたものばかり・・・三軒めでようやくお目当ての「生原酒 越の白鳥」を入手。これが今夜のお楽しみ・・・です(笑)

 今宵の宿は、日本三大薬湯と呼ばれる松之山温泉の「こめや旅館」さん・・・ホウ酸の含有量は日本一だそうで、独特の臭い(クレゾール臭?)には驚かされます。しかし、とても効くって感じでした。料理も満足・・・旅館といえども大枚でお釣りが・・・サイクリストにはありがたい宿でした。娘さんも親切で感激。

 お腹を満たし、二度目の入浴・・・次は反省会という名の銘酒鑑評会?・・・「生原酒 越の白鳥」をキッチリと味わいました。