Club野風増   岐阜・本巣100夢プロジェクト!

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峠旅 白川12峠を走る!!その2

2007-09-03 22:37:48 | Weblog
《峠旅 白川12峠を走る!!その2》

 桜峠で追い付いて来たメンバーは予想通りの若手連中であった。日頃からレーサーで走り込み、脚に自信のあるツワモノばかりである。まあ、このメンバーと張り合うなんてことは有り得ない。

 他のメンバーの消息がつかめないのが心配であった。早くもリタイヤした方もいるとか・・・。辺鄙なエリアだけに携帯も圏外になっていた。

 道路脇に寝転がり、自転車の話題に話が弾む。4月末に行った「しらびそ峠」での体験はかなりシビアな状況があったようだ。寒いとか、暑いとか、それもツーリングでは重要な克服問題であり、ハイテク素材のウェアーも必要のようである。

 上佐見へ一度下り、再度、松坂峠の上りへと入る。健脚組には先に行ってもらうが、峠で待ってもらい、恐縮であった。

 番外の笹峠を高速?で走り過ぎる。その先の夏焼で左折をするが、角の酒屋で小休止をする。去年と同じように店主が出てきて、世間話に花を咲かせる。「金花水」というレトロな看板について話すと、それは八百津の酒造会社で付合いがあるという。

 結構な激坂の久野川峠を越える。脚の疲れも感じはじめるが、気力で乗り切る。

 次の峠は執幣峠。久野川の集落より沢を渡り、十三夜塔の前を通って峠の上りに入る。峠の手前には御岳の展望台があり、雲間に霊峰が望めた。

 執幣峠を越えたところでgakiさんに出会う。午前中の仕事を終え、追いかけて来たという。その熱意には頭が下がる。

 下ったところが和佐集落。最近「苗代桜」で有名になりつつあるところで、葉の茂った桜の大木が二本、川の向こうにそびえていた。

 井ノ口の橋のところを右折し、野田押峠への上りに入る。峠の手前には一軒の農家がポツンとあり、里から離れた生活は大変そうであった。

 久田島の高天良神社のところに出、佐見川を渡って稲田峠への上りに入る。新しく開削された峠道に情緒は無かった。

 最後は中屋峠。正確には本当の峠は600mほど西に位置し、かつては地元の方が利用していたという。黙々と上り、自然を満喫する。

 峠でMaxさんが待っていてくれた。お先にどうぞ!といってみたものの、仲間がいるのは嬉しいもので、今日の12峠の話をしながら坂を下った。

 夕方6時30分に役場に辿り着く。朝から約12時間、ほぼ走りっぱなしのツーリングであった。

 なぜ12峠なのか。いろんなツーリング・プランを組み立てる時、標高が二千メートルを越えるとか、未舗装が数十キロ続くとか・・・走行距離が200キロ近いとか、マイナス要因としてあきらめることがある。

 できれは思い立ったままにプランを組み立て、ツーリングプランを完遂したいものである。12峠を走りきった時、少しながらもそんな自信が持てたように思った。

コースマップ
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=4c9243925936d60ce0be37afb47d5a24

画像(期間限定)
http://album.nikon-image.com/nk/NK_AlbumPage.asp?key=1103071&un=42542