《峠旅 白川12峠を走る!!その1》
峠を12も越えようというのは酔狂としか言いようが無い。これは決してスポーツではなく、あくまでもツーリング、12の峠旅を楽しもうというのが趣旨ではあるのだが。
それは修行に近いものがある。標高600mから700m位の峠を一日で12も越えることは尋常ではない。まるで徳川家康の人生訓「重い荷を背負って遠い道を行くがごとし。あせらず、ゆっくりと!」そのままであった。
去年は時計回りで「白川10峠100kmラン!」を走ったが、今年は逆回りで、それも峠を二つ増やし、距離も125kmとした。
スタートは白川町役場前から。アバウトなコースは、名越峠、福地峠、蛭川峠、遠ヶ根峠、大多尾峠、桜峠、松坂峠、久野川峠、執幣峠、野多押峠、稲田峠、中屋峠の12を越えるルート。125km走って信号機がゼロというのも魅力である。
基本ルールは、好きな時間にスタートし、早くゴールした人から自由解散。サポートは一切無く、早く走るのもノンビリと走るのも良しという勝手気ままな内容である。
6時過ぎ、zenさん、Maxさんの三人で走り始める。町中を抜け、橋を渡って三川を目指す。ちなみに三川とは、白川、黒川、赤川の三つをさすのであろうか。
藤井より最初の難関、名越(なごえ)峠への道に入る。これは取り敢えずの様子見?ここで調子を判断し、具合が悪ければリタイヤしようなどと弱気が起きる場所でもある。
なんとか久田見へ上がり、追分より福地方面へと向かう。小さなアップダウンが続き、あせって走ると後半が持たないという思いで黙々と走る。
鉄塔の建つ福地峠を越える。地図にある福地峠は間違いで、そちらは小倉坂というそうだ。後発のメンバーが何人か間違え、赤河(あこう)峠をおまけで越えたらしい。
篠原で左折し、小さな峠を越えて中野方へ向かう。途中、Maxさんがパンクをしたようで、なかなか来ない。名所の坂折棚田を眺めながら待つが、見切りを付けて先行することにした。
次の峠は蛭川峠、東濃の名山「笠置山」の北を越える峠で、蛭川側から上るとかなりの激坂となる。峠でMaxさんが追いついてきた。
次は遠ヶ根峠。6月という時期は夏に近く、日差しが上ると結構暑い。ダラダラの緩い上りは脚に応え、辛いところであった。峠で飲むスポーツドリンクはぬるくても格別である。
黒川に一度下り、さらに大多尾峠へ向かう。クルマはほとんど通ることのない静かな道で、会話を楽しみながら徐々に高度を上げて行く。途中の沢水は冷たく、ボトルとおなかを満タンにした。
神土(かんど)へ下り、東白川中学の校庭で昼食とする。木陰に座り込み、自転車話に花を咲かせる。8時スタートの後発組がもう追いつく頃かと、道に目をやるが誰も来なかった。
いよいよ今日の最難関となる桜峠へのチャレンジとなる。去年は下った坂ではあるが、その長さから困難さが想像できた。結果はそのとおり、もっとも苦しい上りとなり、何度も立ち止まって水分補給をする。峠の手前で後発組が追いついて来た。
峠を12も越えようというのは酔狂としか言いようが無い。これは決してスポーツではなく、あくまでもツーリング、12の峠旅を楽しもうというのが趣旨ではあるのだが。
それは修行に近いものがある。標高600mから700m位の峠を一日で12も越えることは尋常ではない。まるで徳川家康の人生訓「重い荷を背負って遠い道を行くがごとし。あせらず、ゆっくりと!」そのままであった。
去年は時計回りで「白川10峠100kmラン!」を走ったが、今年は逆回りで、それも峠を二つ増やし、距離も125kmとした。
スタートは白川町役場前から。アバウトなコースは、名越峠、福地峠、蛭川峠、遠ヶ根峠、大多尾峠、桜峠、松坂峠、久野川峠、執幣峠、野多押峠、稲田峠、中屋峠の12を越えるルート。125km走って信号機がゼロというのも魅力である。
基本ルールは、好きな時間にスタートし、早くゴールした人から自由解散。サポートは一切無く、早く走るのもノンビリと走るのも良しという勝手気ままな内容である。
6時過ぎ、zenさん、Maxさんの三人で走り始める。町中を抜け、橋を渡って三川を目指す。ちなみに三川とは、白川、黒川、赤川の三つをさすのであろうか。
藤井より最初の難関、名越(なごえ)峠への道に入る。これは取り敢えずの様子見?ここで調子を判断し、具合が悪ければリタイヤしようなどと弱気が起きる場所でもある。
なんとか久田見へ上がり、追分より福地方面へと向かう。小さなアップダウンが続き、あせって走ると後半が持たないという思いで黙々と走る。
鉄塔の建つ福地峠を越える。地図にある福地峠は間違いで、そちらは小倉坂というそうだ。後発のメンバーが何人か間違え、赤河(あこう)峠をおまけで越えたらしい。
篠原で左折し、小さな峠を越えて中野方へ向かう。途中、Maxさんがパンクをしたようで、なかなか来ない。名所の坂折棚田を眺めながら待つが、見切りを付けて先行することにした。
次の峠は蛭川峠、東濃の名山「笠置山」の北を越える峠で、蛭川側から上るとかなりの激坂となる。峠でMaxさんが追いついてきた。
次は遠ヶ根峠。6月という時期は夏に近く、日差しが上ると結構暑い。ダラダラの緩い上りは脚に応え、辛いところであった。峠で飲むスポーツドリンクはぬるくても格別である。
黒川に一度下り、さらに大多尾峠へ向かう。クルマはほとんど通ることのない静かな道で、会話を楽しみながら徐々に高度を上げて行く。途中の沢水は冷たく、ボトルとおなかを満タンにした。
神土(かんど)へ下り、東白川中学の校庭で昼食とする。木陰に座り込み、自転車話に花を咲かせる。8時スタートの後発組がもう追いつく頃かと、道に目をやるが誰も来なかった。
いよいよ今日の最難関となる桜峠へのチャレンジとなる。去年は下った坂ではあるが、その長さから困難さが想像できた。結果はそのとおり、もっとも苦しい上りとなり、何度も立ち止まって水分補給をする。峠の手前で後発組が追いついて来た。