その気になれば ・・・

散歩



「　元気を出せ　」

「　明るい気持ちで暮らせ　」

「　素直になれ　」

こういうことを言われても

それは　・・・　無理というものです。


感情や気分は

そう簡単に　・・・　思うようにならないものです。

これも確かに　その通りです。


しかし　

しようと思い　なろうと思いさえすれば

・・・　たちどころになれるというのも

多くの人々の経験するところです。


理屈はともかく

どっちの説をとるかによって

人の運命は大きく変るものですよ。


やってみれば　・・・

案外なことを発見することでしょうね。

無言の訴え

散歩



「　わたしは　こんなにも無理をしているんだ

苦労を一人でしょっているんだ　」

と　まわりの人に訴えたい気持ちでいっぱいの人がいます。


そういう人は

体のどこかに　慢性的な故障を起こし

特に　疲れやすい体質を出している　・・・　ものです。

腹で怒って 顔で笑う ・・・ 痛み

散歩



ある若いお母さんから　・・・　こんな話を聞きました。


私は日常の生活の中で

内面外面を使って　・・・　腹のなかで怒って　顔で笑う

そんなことがとても多い毎日です。


腹が立ったら　顔に出ます。

出さんようにすると　顔が歪みます。



私の長男　（　３歳　）　は　気に入らんことがあると

ものをぶっつけて怒り　

悲しくなると大粒の涙を流します　

・・・　それが　とても羨ましくなることがあります。



こんな正直でない　歪んだ顔の私が

素直な子供を育てていかなきゃならんのです。

とても痛みを感じているこのごろです　・・・　と。

「 業 」 を 「 授ける 」

散歩



学校の授業とは　文字通り

「　業　」　を　「　授ける　」　ものです。



本来の力を出すための教育ではなく

頭で考え　頭で判断する生き方へと

・・・　人々を導いていきます。


こうして　人は

業を作っていく人生を　歩んでいくのですが


なにかおかしい　・・・　と思えてなりません。

お天道さまが見ておられる

散歩



子どものころ　・・・親から

「　誰が見ておらんでも　お天道さまは見ておられるんだから　」

ということを聞かされたものです。


だから　・・・　悪いことはできない。

だから　・・・　たとえ　お前を誤解する人があったとしても

心配しなくてもいい。

お天道さまはちゃんと　本当のことを見ていてくださる。

・・・　という二つの意味があったのでしょうね。

初物

散歩



食べおさめと思って箸をとり

深く歓んでいただくとき

一切は　・・・　初物です。

わかっていない

散歩



何がわかっているのか。


あらゆることについて　厳密に自分を追及していくと

何ひとつ確実にわかっていない　・・・　ということがわかってくる。