秋冬野菜の準備に入っている。
慢性心不全と言われてから刈り払い機での草刈りを控えていたけれど
そろそろ大丈夫だろうと、出陣した。
刈り払い機は2年間使っていなかったけれど、問題なく動いた。
鬱陶しい背丈の伸びた草を刈って行く。
先日、遊びに来た飛騨のM氏から、M氏は山仕事をしていて、
M氏お薦めの優れもののチェンソーを、旦那が買った。
買ったと言っても、版画と交換と言うことで助かった。
そのM氏が草刈りにも使えますよ,と進めてくれたプロ用ヘルメットを被ってみた。

仕事はショボイけれど、ヘルメットはプロみたい。
これが優れものだった。顔面は守られ、きついモーター音が耳に届くのをかなり減らされている。
しかも,軽い。
元々、高い木に登って危険な仕事をする時に使うヘルメットである。
しかもチェンソーの音は尋常ではない。
村の誰かにみられたら、からかわれそうなので、まだ皆が出て来ない昼休み時間に、
近所迷惑かもと思いつつ、出て行った。
出来る出来る、問題無し。
雨が降ると,草が抜き易く、畑として使う場合、手で抜く方法が一番いい。
大根畑にするつもりの畑の草を手で抜いて行く。
いたいた、今年もあの妖精のようなオレンジの昆虫。

旦那の1センチ接写が出来るカメラを借りたけれど、巧く行かず、
旦那が出て来た。最後のアップの写真は旦那が撮影したもの。
昆虫図鑑で調べたら、初めベニキジラミか,と思われた。
妖精みたいに可愛い虫,と思っていたのにケジラミではがっかりだ。
しかし,よくよくみると,少し違う。
我が家の虫博士の旦那が探し出した。
アカハネナガウンと言うのが正しいらしい。
3年くらい,畑でであっていたけれど、やっと名前が分かった。
草刈りをしながら,アカハネナガウンカと遊んでいるようで楽しかった。
そうそう、いつもこの時期である。
風に揺られながら、猫じゃらしの葉っぱに次から次へと飛んでいる。
我等の畑のように、草ぼうぼうの所がお気に入りだ。
とうとう草を刈ってしまって,大根畑の準備が出来た。
でも心配ない。我等の広い畑のあちこちにまだまだ草がある。
今年、白菜は直播きに挑戦している。

苗作りが下手なので、種を蒔いて,今はパオパオが被せてある。
コオロギの赤ちゃんが新芽を狙っている。無理かなあ。全部食べられてしまうかなあ。
駄目だったら、ホームセンターで苗を買うと言う手もある。
28日までに大根の種まきである。
今は畑がどこもかしこも草ぼうぼうである。雨が降ると草は喜んで生育する。
草にはかないません。