日銀の短観（短期経済観測）が発表になりました。プラス２５だそうです。
何ですか こんなもん
だから 何だと言うのですか
大企業一万社にアンケートをして、好況と答えた企業数から、不況と答えた企業数を引き算して出た数がプラス２５だから「引き続き好況が続いて居る」だそうですが、そんな粗暴な統計で経済の実情が把握出来るなんて、日銀は本当にそう思っているのでしょうか
また それを勿体ぶって発表して、虚しくないのでしょうか
好況 なんて言ってるのは大企業だけです。日本の圧倒的大多数を占める「中小・零細企業」は好況どころか不況に喘いで居るのです。
それを日銀の福井さんは「見えないのか、見ても理解する能力が無いのか」どちらにしても総裁としての適性を疑います。ながい事ぬるま湯の温室に居ると、現実を見る目が退化してしまうのでしょう。
官僚も、政治家も みんな現実を見る目が退化しています。
今日は 元禄十五年（１７０２年）に赤穂義士が吉良上野介邸に討ち入って主君の仇を討った日です。 元はと言えば、元禄十四年（１７０１年）三月 江戸城松の廊下で浅野内匠守が吉良上野介に刃傷沙汰を起した事件に、幕府が「浅野内匠守は切腹、浅野家は断絶。一方の吉良上野介はお構いなし（無罪）」の裁決をしたので『喧嘩両成敗の原則に照らして片手落ちで、不服』として『主君の仇』を討った忠臣達の美談としてこんにち尚高い人気です。事件発生以来、一年九ヶ月に亘る義士達の艱難辛苦は数々のドラマや芝居・映画にもなり、日本人の心の支えになっていると言っても過言ではないでしょう。当時の世論も、幕府の『片手落ち裁決』には非難轟々で、当事者の吉良上野介や、幕府裁決の責任者の柳沢良保などは未だに『悪者』として名を残して居ます。
時を同じくして、三菱ふそう元会長宇佐美被告に『無罪』の判決が出ました。死亡事故を起して、国土交通省に虚偽報告をしても『無罪』だとは、『何たる判決』でしょう？いったい誰が納得しますか？これこそ『片手落ちどころか、両手落ちの判決』です。
判決をした小島祐史裁判官は判決理由として『虚偽報告は有ったが、国土交通大臣からの報告要求がなかったから、事件として成立しない』と言ってますが、この裁判官『何を考えとるんじゃ！？！』この事件で犠牲になったひと、其の遺族の方々、また 三菱自動車の販売員の人々がどれだけ辛酸を嘗めて来たか、いや 未だこれからも苦しみ続けるのかを考えたら『人間としてこんな判決』を下せるなんて考えられません。それこそ『吉良や柳沢以上のワル』かあるいは『気狂い』です。弾劾裁判にかけて司法資格を剥奪すべきだと思います。
今朝は快晴でした。久し振りに爽やかな朝日が昇って富士山をピンク色に染めて・・・然し 午後から雨が降り出しました。
今年は 例年に比べて雨が多い様な気がします。天気予報では日曜日から今週の金曜日までのほぼ一週間も雨だといいます。嫌ですねぇ
冬の雨には 暗く悲しいムードが漂います。其れでなくても今の世の中は暗い事・悲しい事ばかりなのに・・・
今朝の富士山です。天気予報では「今日は午後から雨」と言ってましたが、この雲の様子では間もなく降り出しそうだなぁ・・・と思ったらヤッパリ直ぐ降りだしました。この写真を撮って１５分くらいで空が真っ暗になり、富士山も隠れてしまってポツリ・ポツリと来ました。
安倍内閣の支持率が下がりましたねぇ。
元々この人には余り期待は出来ないと思ってましたが、もう来たかぁー
と言う所です。
何と言ってもこの人の弱点は決断力の無さでしょう。体力的に弱いせいか周囲からの意見に影響され易く、自分の信念を貫けないで、いつでも忸怩たる気持ちなのでしょう。最近の写真を見ると顔色・人相が悪くなりましたね。声も張りが無く以前より小さくなった様に思われます。自民党の偉い人達は何故こんな人を総理に推したのでしょう
その理由は、自民党の偉い人達は小泉さんが自分達の言う事を全然聴かなくてホトホト懲りたので、今度は自分達の言いなりになる気弱で、優柔不断な人をわざと選んだのでしょう。「どうせ 難問山積で、直ぐ倒れる短期リリーフだし・・・」ってなヤツですか もうネクストバッターボックスには何人かが入ってバットスイングをしているのでしょうか
国民は迷惑至極ですねぇ
お茶の花が咲きました。未だ残っている紅葉と一緒に冬を迎えるのでしょう。
今日は私のかかり付けの名医の所に行って来ました。先日の前立腺癌の検査の報告兼雑談が目的です。
兎に角手荒な事をされて「痛くて 痛くて死ぬかと思った」と報告しましたら、名医に「お前 また医者に何か憎まれ口でも叩いたんだろう」と言われました。
そこで反省して見るとヤッパリ言ってました。「昔の医者は病人を治そうと努力したが、今の医者は金儲けの為に病人を作る」と、然も面と向かって・・・
「それで 仇をとられたんだよ
バカだね ワッハッハッハ
」
そうか
それで あんなに酷くやられたんだ。シマッタ
今度行ったら 丁寧に其の時の非礼を詫びましょう。
自民党 青木参議院幹事長よこの女子高生の意見をよく聞きなさい。
今日の朝日新聞「声」欄 茨城県日立市の高校生 江尻愛美ちゃんの投稿より・・・
日本ハムを引退した新庄に正解への期待があるようだ。今までも有名人や芸能人が政界入りをしたケースがあった。これらは票集めのパフォーマンスとしか思えない。実際に政治を動かす人は政治に就いてのプロで有って欲しい。プロであるべき人がプロらしからぬ振る舞いをするから、みんなが離れて行くのだと思う。形の装飾ではなく、質の充実が必要とされているのではないだろうか。
青木さん あなたは１８歳の女子高生に此処まで言われて恥ずかしくありませんか
あなたは、選挙に勝つ為に 今迄どれだけのタレント議員を作ってきましたかその人達は政治のプロとして、プロらしい振る舞いをして来ましたか単なる数合わせの有象無象でしかなかったですねぇ。
それに未だ懲りずに又々選挙に勝つ為に造反議員を強引に復党させたり、新庄みたいなタレントに出馬をさせようとして・・・あなたは自民党が選挙に勝つ為には何でも有りなんだね。
青木さん江尻愛美ちゃんの様な純粋な意見をきいて恥を知りなさい。
石原都知事よ思い上がるなっ
この頃 知事さん達の不祥事が頻発してます。賄賂を貰ったとか、官製談合をしたとかで、この一月で三人も辞職に追い込まれました。市長や町長も十一人が辞職してます。
勿論 自治体のトップは、殆どの人が真面目にお勤めでしょう。でも この所警察のお世話になる人達が多すぎます。
石原都知事も自分や、四男のの出張費など公私混同を指摘されて逆に「何が悪い」と開き直ってます。何と言う身の程知らずでしょう。
石原慎太郎は 「太陽の季節」でたまたま対抗馬が無くて、ラッキーで芥川賞を貰ったのと、弟が映画デビューして人気者になったので、弟の人気に乗っかって来たそれだけの人です。
以前 美濃部都知事の対抗馬として都知事選に引っ張り出されて惨敗しました。その埋め合わせに参議院選に出させて貰って当選し、当時新設したばかりの環境庁長官にして頂いたのです。
其の時の記者会見で、石原センセは喜色満面で「今日は僕の人生で最高に幸せな日です」と言ってましたが、其の時 彼の人間的な底の浅さを見ました。所詮 それだけのチッポケな人なんです。選挙では 「私は石原裕次郎の兄です」なんて言ったりして 馬鹿じゃないかねマッタク
それが 一泊２６万円のホテルに泊まるワ、大型クルーザーを乗り回すワと、全部公費を遣ってます。そしてそれを非難されると「何が悪い」と開き直ってますが、呆れて笑っちゃいますね。木から降りた猿が、おお威張りで地面を歩いて居るみたいです。
でも 東京都民にとっては笑い事じゃありません。全部都民の税金なんですから・・・
ソロソロ石原センセも年貢の納め時かなぁ
都民の皆さん 次の選挙は頑張って下さい。
昨夜勉強した古文書が面白かったので紹介します。
時は文政九年（１８２６年）の事。駿河の国、草薙村に対し役人から「検見（けみ）＝田圃を調べて年貢を決める」をすると通達があった。然しこれは形ばかりのもので、役人達の本当の狙いは・・・接待と賄賂で、それはもう大変な物入りの上に、それ次第で検見に手心が加わる訳ですから、農民共にとっては迷惑この上ない。 散々飲んだり喰ったりした挙句、女を差し出せ、賄賂を寄越せ
それが気に入らなければ酷い年貢の割り当てが来るから堪らないわけだ。今も昔も役人ってヤツは変わりません。
そこで百姓達は対抗策に出た。「我が村は 東照大権現様（徳川家康）ご存命の折、慶長十七年七月七日、年貢米に特別扱いの優遇措置を許す主旨の御朱印状を頂戴しているので、検見の件は御勘弁願いたい。そして 年貢は例年並で宜しく」と百姓一同連盟の文書で願い出た。
役人としても神君家康公の御朱印状とあっては、水戸黄門様の印籠よりも恐れ多いので、悔しいけど如何とも出来ない。仕方がないので妥協案として「例年の年貢に十五俵を加えて納めろ」と申し渡したが、百姓達は御朱印状をたてに巌として聞かない。
役人達の切歯扼腕・悔しがり様が目に見えるようです。一方百姓達の「してやったり
」とばかり欣喜雀躍する様子も浮びます。
ところが 其の翌年 ウンカの大発生で凶作になってしまった。困った百姓達はお役人に「凶作で米が採れません。年貢を減らして下さい。」と願い出た。今度は役人達が去年の仇で「其の方らの申し情、誠に不埒である御朱印状に有るとおり納めるべし」と一蹴されてしまった。結局 米は無いのでお金で納める事になった。
此の辺の役人と農民のやり取りが面白いと言っては気の毒ですが、現代にもありそうです。
いま「正規社員にさいようされる為には、どうすればいいか」と言う本が隠れたベストセラーと言われるほど売れているそうです。それ程「正規社員」への道が険しいという事でしょう。さて、この本を買うのは当然派遣社員・パート社員の人達か、と思いきや、何と団塊の世代の人達が買って行くのだそうです。
其の訳は、自分の子供が派遣・パート社員で、「正規社員」になれず、自分が定年退職後の将来を心配しての必死の行動のようです。
「何とか我が子の将来を安定させたい
」と願う親心でしょう。判りますねぇ
然し 何を今更・もう遅いっつうの今更ガタガタ慌てても如何し様も無いのです。つまり 大企業が仲々正規社員を採用しないのにはそれなりの根拠があるのです。
いま団塊の世代と言われてる人達の若い頃は三無主義と言って無気力・無関心・無責任で箸にも棒にもかからない、と先輩社員を嘆かせたものでした。高学歴で理屈っぽく、そのくせ簡単な報告書一枚もろくに書けないし、行動はのろく、失敗して言い訳ばかり喋りまくる人達でした。「自分が失敗したのは、社会のシステムが悪い」などと信じられない事を大真面目で言う奴も居ました。その人達の子供です。其の子達は気の毒に親からキチンと子供としての躾け・教育を受けられなかったのです。親が親ですから・・・だから礼儀作法も、人間としての基礎知識も有りませんから、企業側が「正規社員」として登用したくは無いのです。
それを今頃 泡を喰って本を買い求め、我が子だけでも何とかしようと焦るのは如何にも団塊の世代らしい身勝手と言うヤツです。勿論 企業側も利益優先の身勝手です。しかし その企業の身勝手を、こんにちの如く築き上げたのは団塊の世代自身じゃありませんか
「子育て」の大変な事業を奥さんに丸投げして、自分は好き勝手に生きて来て「こんにちの日本の繁栄は自分達がもたらした」なんて自己陶酔に浸って居るから自業自得の罰が当たったのです。
それにしても この派遣・パート社員達は可哀想ですね。
何とかしてやらなければ・・・
痛かったぁー
死ぬかと思いました。一昨日 検査を実施しました。肛門から機械を入れて、其の先端から太いノズルがピュッと飛び出して、前立腺に刺して肉のサンプルを採取するのです（六ヶ所も）。勿論麻酔をしますが、それでも痛いの何の あまりの痛みに呼吸困難・酸欠状態になってしまいまして、綺麗な看護婦さん二人に抱えられ、ストレッチャーに載せられて病室に入りました。普通ならイッヒッヒ状態ですが、何しろこの体たらくですから哀れな事この上ありませんでした。
もっと大変だったのはそれからで、段々麻酔が切れてくるに従って激痛は増すばかり・・・思わず叫んでしまいました。「神様たすけてぇもうしませんお赦し下さい」
呼べど叫べど痛みは引かず、病室のベッドで反転悶々苦しみ続けました。
夜中の三時頃になって見兼ねた看護婦さんが精神安定剤を持って来て呉れまして、其れを飲んでやっと朝まで眠りました。其の時の看護婦さんの顔が観世音菩薩さまに見えました。
こんな痛い検査なんか受けるんじゃなかった。もう二度と絶対に受けません。
今朝の富士山です。寒さがひしひしと来てすっかり冬になりました。
今日は静岡県を挙げて防災訓練がありました。毎年どう言う訳か１２月の第一日曜日の寒い時に行われます。
毎年する事は全く同じで、マンネリです。
1.消火器の使い方。
2.バケツリレー。
3.泥水の浄化器の試運転。
4.怪我人の手当て方法。
5.食糧の炊き出し。
寒い中 二時間ほどの間、大勢の人を集めて防災委員会の人達もご苦労様ですが、何かもう少し工夫がないものかなと思います。 東海大地震が来ると言われてもう三十年になります。東大の渕上先生も「今直ぐ来てもおかしくない」と言ってましたが、この頃は沈黙してしまって・・・どうして居ますかねぇ所詮は学者センセですから。「阪神・淡路大地震よりもっと凄いのが来る
」なんて あんまり勝手に無責任な事を言わないで欲しいですね。だって そんな凄いのが来たら何をしても無駄じゃないですか
明日は 検査入院をしますので、日記はお休みにします。
みかんがギッシリと実のってます。でも 誰も収穫してくれませんので、地面に落果して朽ち果てるのを待つばかりです。勿体無い
我が息子のホームページより（息子は米資系保険会社の或る地域の支社長をしています）「今年７月のＮＨＫスペシャルから」・・・ワーキング・プアーとは、幾ら働いても貧乏から抜け出せない人達の事です。それが日本全国の１０％、４００万世帯かそれ以上も有ると言われています。何故そんなに居るのでしょう 答えは毎度お馴染みの「派遣」「パート」「サービス残業」「リストラ」と、国民みな所得減です。ほんの極一部の人達を除いては、みんな貧乏してるんですね。
そして これがドンドン増える傾向にあると言いますから、いずれ日本全国貧乏人時代が来るでしょう。社会問題ですよこれは。
それでも政府・日銀は「いざなぎ景気を超える好況」と言ってます。彼等の目は節穴ですかね。それともヤケクソかなぁー 消費税が再来年位から上げられるでしょう。そうすると大不況になります。経済の基本を支える個人消費が激減するからです。
大手のスーパーや百貨店が次々と破綻し、銀行も又不良債権を抱えて破綻し、大手企業はさらに過酷なリストラに走り、全国に失業者が溢れて自殺や犯罪がもっと頻発するでしょう。・・・こんな暗い事、考えるのも嫌ですねぇ
今日は 静岡市の総合病院にＭＲＩ検査に行きました。今度で二度目です。最初は何年か前に交通事故に遭った時以来ですから、久し振りにあの不気味な機械にお目にかかる訳です。
目的は 前立腺癌の検査の前検査です。私は 以前にも言いました通り、世界一の臆病者ですから、「ヤリタクナァーイ」と散々頑張ったのですが、妻が友達から強力に吹き込まれて来まして、「どうしてもやらなきゃ離婚するっ」と脅迫されまして、渋々行かされました。（これってドメスティック・バイオレンスじゃないでしょうか）
いよいよ ベッドに寝かされ、あの狭いトンネルに入れられて約二十五分、変な音がボコボコしたり、息止め２４秒を三度もやらされたりの恐怖の時間でした。其の時 新しい発見がありました。 私は「高所恐怖症」だけでなく「閉所恐怖症」でもあるのだ・・と。
この検査の前、待合室で待って居る時、一人の若い女性患者が入って来ました。聞けばＭＲＩ検査は三度目だそうです。前の二回は検査の結果患部が発見出来なかったと言う事ですが、見れば顔色は酷く青黒く、明らかに病人に見えました。可哀想にまだ若くて顔立ちも美しい人でしたのに。そんな事を思いながら「恐怖」に耐えたのであります。
