「修二会」奈良東大寺二月堂のお水取りが昨夜ありました。此れは天平勝寶四年良弁僧正に依って始められたと言われて居る年中行事です。其れ以来２６１５年に亘り、一度も途切れる無く続けて来た神聖な伝統寺事です。
中でも 大松明は大迫力で、その火の粉を浴びると無病息災のご利益があると伝えられています。
今年は 春の訪れが遅く、昨夜は猛烈な寒風の中での行事でお坊さんも、見物の人達もさ寒かったでしょう。でも 最近は血なまぐさい事件が頻発して居ます。世の中が治まります様にとの願いを込めて大松明を男神ましょう。
川崎で惨殺された上村遼太君 余りの残酷さに言葉もありません。散々虐められて、挙句の果てに残酷すぎる形で殺されて、こんなに酷い仕打ちをさせたのに、周りの人達は気が付かなかったのでしょうか？
学校も親も警察も、本当に気が付かなかったでしょうか？何も出来なかったのでしょうか？子れでは上村君が可哀想であんまりです。
大人達は何時でも 後になってああでもない、こうでもないと至極尤もな言い訳をしますが、後からでは都合のよい様にどうでも言えるのです。
余りにも世間の大人達が、自分の周囲に無関心過ぎます。こんな悲劇が起きる前にほんの少しでも注意を払って居れば防げたかも知れないのです。
少年犯罪は、何時でも大人達の責任なのです。其れを無責任に放置して置いて、後から何とか有識者とか、評論家とかいう人が現れて如何にも尤もらしい事を言いますが、全ては後の祭りです。
