今時のお笑い

今日も図書館から
今時のお笑いについて　似顔絵画家の山藤章二さんのエッセイから
　「今時のお笑いは　ユーモアもウイットもない薄っぺらでまるで内容が無い。これはテレビのせいだ」とズバリ切って居る。
　誠にその通りだと思う。テレビの製作者が台本を作るのが面倒な為に、関西系のお笑いタレントに中身を丸投げする「お笑いトーク番組」がさかんに放送されているが、司会者も出演者もどの番組も殆ど同じ、喋り口も大差無い。製作者の横着も極れリと言うべきだろう。唯　世の中に悪影響を及ぼすのみ。
　昔は　この種の番組でも多少は内容が有った。お笑いトーク番組の草分けとも言える山城新伍などは時に含蓄のあるトークをしたりして楽しませてくれた。
　その後タモリやタケシ・サンマと言ったところが出て来たが内容としてはタケシに見られるくらいであとは今やもう息切れしてしまって居る。
　それにしても　あの関西系の自虐的と言うか虐待的と言うか人の欠点や傷口に手を突っ込んで塩を塗るような喋りが何故こんなに放送されるのか?
　視聴者やスポンサーが望んで居るからか?　いや決してそうではない。視聴者やスポンサーは断じて其処まで低俗ではない。要するにテレビの製作者が無能で横着なのだ。その為に世の善良な子女が毒されて行くのは何とも嘆かわしい。　

媚の大安売り？

今日も図書館のパソコンから・・・
昨日に続いて男と女の話。
　だいぶ前にタレントの森口博子が言っていた話で、「女として大嫌いな女は、男を見ると途端にクネクネする女」と言うもの。これは要するに男と見れば誰彼なしに周囲の目も憚らずに媚を売る女の事だろう。これには私もおおいに共感する。同性の女から見て鼻持ちならない嫌われ者だろう。
　ところが　このクネクネ女に男は弱いのだ。「これは媚の大安売りだ」と頭では判って居るけど男の本能が自動的に制御不能になり「いけない・いけない」と思いながらついデレリとなってしまうのだ。バカだねぇ～尤もこのクネクネ・デレデレのお陰で人類は滅亡せずに居るのだろうけど。
　然し　クネクネ女の方も悩んで居るらしい。自分では男の前に出た時、チャンとしなければと常に考えて居るけれど、いざ目の前に男が現れると自分の意思に反して身体が自動的にクネクネと動いてしまいどうにもならないらしい。
　男も女も　苦労して居るんだねぇ～

気品と色気・・・

山梨の温泉に行って来た。ここも時の流れと言うか少し寂れた感じで、街で一番のホテルでもヤッパリそれが見えた。部屋も料理もイマイチと言った所だった。
　でも　大きな収穫が有った。このホテルの若女将さんが素晴らしい気品とほのかな色気漂うお方で、思わずウットリと見とれて「ああ来て良かった！」と思ってしまった。
　只ニッコリ微笑んで「いらっしゃいませ、ようこそお越し下さいました」と言うだけなのに　その動作の見事な事、今時　この山の中（失礼！）でこんな素敵な女性の逢えるとは、もう料理の事も部屋の事もどうでも良くなってしまった。
　そう言ってはなんだけど、今はこう言う気品の有る女性が見られなくなった。
　色気と言えばセクシーと勘違いしてやたら本能剥き出しで、腐ったチーズの臭いが漂ってそうな女とか、自己主張をしないと大損するかの如く思っていつも大声で喋りまくり、相手を言い負かす事に執着して周囲の顰蹙をかって居る女とか、目立ちたいばかりに面白くも無いのに大声で手を叩きながら大笑い（おばさん笑い）する女とか、周囲の目を憚らず大口開けてものをバクバク食べる女、食べれば必ず排泄と言う哀れな行為が来るが、その行為が重なって見える女。（最近のテレビのグルメ番組がそうだが・・・）
　以前　野際陽子さんが言っていたが「美人とはトイレにいつ行ったのかしら?と言う人。美女とはその臭いが漂って来そうな人」とはまさに至言である。
　勿論　この事は女性だけの責任ではない。
　男が意気地なしで、女に対して厳しい事が言えないで曖昧なご機嫌取りに終始しているから、女が増長？してしまうのだ。
　しっかりしろ男!

PCが故障した

昨日　PCが全く起動しなくなった。だから今県立図書館に来てPCを借りて書いている。
2003年4月に買って、2004年4月に故障、メーカーに修理に出して　LANボードとメモリーを交換した。
そして今回も又同様の故障をした。
NECのヴァリュースターはどうも製品的に安定してないのかな？
ともかく　修理完了まで1~2週間かかるそうなので、その間ブログはお休みします。
その間に　いっぱい面白い記事を蓄えて置きますので　どうぞお楽しみに
なおったら　書くぞー！！！

今日のバンキシャに失望した

亀井さんとホリエモンに夫々質問をして、答えて貰って居たが、二人ともその答えに説得力が無いのは予想通りだった。
それより失望したのは、ホリエモンに対する質問で「貴方は選挙なんか面倒だから行かないと本に書いて居るが、それが立候補すると言うのはどう言う事ですか？」と聞いたのに対して答えは訳の判らないシドロモドロだった。
これをもっと突っ込んで「それでは納得出来ない」と食い下がって欲しかった。
亀井さんに対しても「郵政民営化反対」の理由が私利私欲だから抽象的答えしか出来ないのにもっと突っ込んで欲しいけどそれをしようとしない。何かに遠慮してるのか、恐れているのか全くもってもどかしい。
　今のマスコミは要らざる事はクドクド喋るくせに肝心な事を言わない（言えない？）

駒大苫小牧が連覇

駒大苫小牧、５７年ぶり夏連覇　高校野球決勝 (朝日新聞) - goo ニュース
５７年ぶりの物凄い事をやった。おめでとう。
決勝戦を見終わって感動すると同時にほっとした。それは勝負がエラーやミスに依って決まらなかった事だ。力一杯出し切っての結果だっただけに良かったと思った。
以前　あの大投手の江夏さんがして居た話を想い出す。
彼は大阪の地区大会でいま一歩の所で甲子園行きを逃した。二塁手のエラーで負けたのだ。
　何十年も経た今でも当時の仲間が集まるとその二塁手は「集中攻撃」を喰らって今尚泣くそうだ。
　高校野球は四千何百校の中からたった一校だけの勝者を出すと言う比類無き残酷なゲームだ。そんな大変なプレッシャーの中、もし　一人の選手のエラーで負けたとすると本人は勿論、家族も一生ズーッと「あの時のエラーが・・・」と言われて耐え難い試練に見舞われてしまう。
　そんな訳で　今日の決勝戦は良かった・良かった

ホリエモン 調子に乗るな！

堀江氏、無所属で出馬　広島６区　亀井氏と対決 (産経新聞) - goo ニュース
どう考えてもホリエモンって悪乗りだ。
小泉さんの改革を停めたくないとか言って立ち上がり、亀井さんと対決すると言う。勝負の行方なんかどうでもいい。　いったい何が目的なのか？ホリエモンのポリシーもアイデンティティーも理解出来ない。と言うよいりそんなもの無いんだろう・・・としか思えない。
　仮に　勝ったとしても誰も誉めないだろう。負ければ「其れ見ろ　馬鹿！」だ。

綿貫黄門さま？

昨日テレビで国民新党結成の綿貫民輔さんが水戸黄門様を真似て「印籠」に「国民新党」と書いて高々とかざして得意満面の姿を流していた。
　もう情けなくて言葉も無い。元々大した人物は居ないと思ったが自民党の実力者と言われる人々のレベルが、まさかこれほど低いとは、余りの事にショックだった。まるでガキ大将がチャンバラごっこで得意になって居るのと大差ないではないか。まあ　いろいろご批判は有るが、小泉さんが「自民党をぶっ壊す！」と言ったのはこれに基づくものかと思った。
　そうだとすれば、今回の解散はそれなりの意味があるなかな？と思える。こんな「黄門様気取り」のバカ殿様を追放して、政治に新しい空気を入れて欲しい。是非そうなって欲しいと思う。
　でも　民主党も公明党も・・・

飢餓の思い出

戦争に負けて食べ物が手に入らなくなった。全く無いわけではなく、有る所には有った。農家には米を始め、野菜類がチャンと有った。
　にもかかわらず我々庶民には入手困難だった。お金持ちや、偉いお役人さま、高級料亭には潤沢に流れて行った。全国で餓死者がいっぱい出て居たのに・・・
　我々庶民は餓死から逃れるために「買出し」に行った。農家に食料を分けて貰う為に反物とか帯とかを持って行くのだ。（お金は全く通用しなかった。）しかも一人では馬鹿にされて相手にして貰えないのでご近所の奥さん達が誘い合って団体で行く。
　農家に着くと、そこの主人が「黄金バット（タバコのこと）」をくわえて煩そうに顔をしかめながら出てきて、「フン　こんな着物はもう沢山あるでなぁ」とボロカスにケチを付ける。つまり値切っているのだ。
　そこで団体の奥さん達が一斉に反物や帯が如何に高価なものかを力説して少しでも多くの食料と交換して貰える様に「哀願」するのだ。この場合あくまでも「哀願」なのだ。餓死と戦って居る哀れな人々を蔑みの目で一瞥をくれると、南京袋に入れたさつま芋をドスンと出して一言「ウセロッ！」と言った。
　その時　一人の若いお母さんが赤ん坊をおぶって来て、その主人に向かって「お願いします。この子が飢え死にしそうです。どうぞ何か食べ物を下さい」と手を合わせて泣きながらペコペコ頭を下げた。赤ん坊を見ると泣いているけれどもう声が出ずにシューシューと言う音を発して居るだけだった。
　其れを見た農家の主人は「フン！」と言って片頬で笑い、そのまま奥へ引っ込んでしまった。その時の主人の顔も名前も六十年近く経った今もハッキリ覚えて居る。これも戦争がもたらす残虐性なのだろうか？
　しかし　それ以降農業に対する思いがある種独特のものになってしまった。

敗戦記念日

敗戦の時　私は六歳だった。だから一体何がどうなったかサッパリ判らなかったが、お昼に大人達がラジオを囲んで何か聴いている異様な雰囲気だけは憶えている。あとで大人に聞いたら「戦争に負けた」と言った。
　それからは　あのグラマン戦闘機もＢ－29爆撃機もピタリと来なくなった。其れまで毎日空襲警報のサイレンと低く不気味な爆音と共に来て雨霰の如く爆弾を落としたり、機銃掃射を浴びせて行ったあの恐い・恐い「飛行物体」の集団が来なくなった。爆弾で燃える赤黒い炎と煙も、逃げ惑い泣き叫ぶ人たちの阿鼻叫喚も聞こえない。真っ青な空、焼け付く太陽、小鳥の囀り・・・「そうか　戦争に負けるってのはこんなに静かになる事か・・・」と感じた事を鮮明に憶えている。

車椅子の人

昨日　デパートに行ってエレベーターに乗った時の事。
その中に車椅子のオバアサンが居た。ガッチリした体格と赤銅色の精悍な顔でこんな丈夫そうな人が車椅子とは・・・お気の毒にと思っていた。
4Ｆの婦人服売り場の階に着いた時、その人がエレベーターを降り様としたが一人の男性が入り口に立っていて降りられない。「すみません」とか一声かけて降りるのかと思いきや　いきなりドスン！と後ろからブッツかってビックリしてどいた男性の横を悠々と降りて行った。怒った男性が「何するんだぁっ！」と怒鳴ったのに普通ならここで「あら　御免なさい」と言えば事なきを得ただろうに、プイッとして行こうとした。
ここでエレベーターのドアーが閉まりかけて来たのでこの先は目撃出来なかったが、「パシッ！」と言うビンタの音らしいものが聞こえて来た。
エレベーターの中には私と妻、それに若いお嬢さんが三人居たが、「パシッ」を聞いて一同大爆笑だった。
　暴力はいけないけど、あのオバアサンの態度はもっといけないと、みんなおもったのでしょう。

飛行機・・・危ない・・・恐い・・・大嫌い

飛行機が火を噴きながら飛ぶのをテレビで見てゾッとした。良くぞまあ無事に着陸したものだ。
　言うまでも無く、飛行機は空中に浮いて居て頼りはエンジンの噴射力と空気だけだ。あとは何の支えも無い。その事自体大変不安定な状態なのに飛行機の乗客達は何の疑いも持たずに利用している。一旦乗って飛び立てばもう運を天に任せるしかない。御巣鷹山の事故は今も生々しく思い出される。あの時の墜落の原因は未だ謎だと言われている。「圧力隔壁」の溶接不良に依る破壊とは言い切れない疑問が生存者の証言で明らかになった。結局原因は判らないと言う事だ。
以前　北海道に月に二度の割合で出張した。三年間に三十回位飛行機を利用したが、臆病者の私は乗る度に恐怖感が増した。顔面蒼白で震えて居る私に綺麗なスチュワーデスが「あのー　どうかされましたか？」声をかけられて「飛行機が恐いのです」と答えたら、「フン　臆病者め！」と言った軽蔑的な顔をされて益々飛行機が嫌いになった。
　たった一本のネジの締め忘れが、もしかして墜落事故に繋がったら・・・有り得る事だ。今　整備・点検は下請け会社に丸投げされていると聞く。コストダウンのために徹底的に値切られて。大丈夫だろうか？

国民は被害者か？

国・地方の借金が七百兆円とか一千兆円とかもう実態が分らない程の状態。その為増税するわ・年金減らすわで国民に降りかかる不幸はもう大変。可哀想日本の国民は政治家達の悪政の被害者だぁっ！！
　さてと　本当に被害者ですか？　その政治家達を選んだのは誰ですか？国民でしょ。政治家に「公共事業を持って来てぇ～！」と哀願する為に必死に応援して当選させちまったのは国民のアンタでしょう。必要ない高速道路やハコモノを借金で一杯作って土建業者ばっかり喜ばせて・・・
　大体　年収四十兆円しかないのに借金が二十倍から二十五倍も有って返済が出来ると思いますか？もう明らかに破綻状態ですよ。然も担保は国民の生命・財産です、国民本人には何の断りも無しに。
それでも「公共事業をくれぇ～！」と連呼するアサマシキ国民たち。
　本当の加害者はこの国民たちではないだろうか？

マンションって？・・・

私は狭いながらも土地付き一戸建ての家に住んで居る。
東海大地震が何時来ても可笑しくないと言われて　はや三十年くらいになる。地震学会会長の東大のセンセ、もう少し確実な情報を流してもらいたいね。
　さて　我が家は老夫婦の二人暮し。広すぎて勿体無いので「これを売って何処かの安全な場所のマンションでも買って引っ越そうか」と我が妻は言う。
　確かにそれも一案ではあるが、どうしても一つの不安があって踏み切れない。
　つまり　今でこそ「マンション」なんて洒落た呼び方をしているが、所詮アパートであり、共同住宅である。壁と床だけの仕切りで赤の他人と同居して居るのだ。
どんなに防音が施されて居ると言っても、誰が、何をして居るのか判らない人間が生存してるのだ。音も振動も伝わって来る。
　いい人かも知れない。或いは凶悪犯、テロリストかも知れない。ボケ老人が居て火事でも出されたら大変だ。防火壁で遮断すると言っても窓から煙が入って来るし消防活動で水浸しにされて家具は全滅で住めなくされてしまう。それにあの消火後の嫌な臭いは解体しないと消えないから、結局引越しせざるを得ない。
　それに日本全国　安全な所はなさそうだ。だから　諦めて地震で潰されて死ぬか？　渕上センセ頼むよ　ホント

平和宣言

今年も広島・長崎で原爆被爆記念式典が行われた。毎年この式展で世界に向けて「平和宣言」がされるが、いっこうにその効果も兆しも現れて来ない。
こんなに一所懸命訴えて居るのに、まるで誰も耳をかしてくれないと言う感じだ。
　特に酷いのがアメリカだ。どうしてだろう？と考えてみた。
勿論　行政の努力不足は言うまでも無い。が　一方ではアメリカに居るおおぜいの日本人にも責任が有ると思う。「観光」・「留学」・「商売」などの目的で驚く程多くの日本人がアメリカに居て、「自分個人の目的」だけに執着して居て誰一人として日本人としての「平和目的」をアメリカ人に訴えようとして居ない。
　これは在米日本人をアメリカ人サイドから見れば「そうか日本人は被爆体験とか何とかワアワア言うけど、彼らを見る限りはどうって事ねぇーな」と思われても仕方ないだろう。
　せっかく広島や長崎で暑い中、皆して必死に訴えて居るのにその努力を「チャラチャラした愛想笑いの在米日本人達のエゴイズム」にブチ壊されて居る様な気がする。いや　在米だけじゃないかな？全世界の在留邦人たちも同罪だろう。