やっぱりこのドタキャン騒ぎは、ホテルの現場の苦労を全然知らない、無智なお坊ちゃん社長のスタンドプレイでしたね。これに東工大の橋爪大三郎教授が渇を入れてます。「いったん約束をしたら、体を張っても客を守るのがホテルの責任・・・近所の迷惑とかいい始める江戸時代の発想では困るのだ」
何しろ 東京高裁の判決を無視したんですから呆れてしまいます。この西武ホールディングスの後藤高志社長は子供と同じレベルのコンブライアンスしか無いのでしょう。今頃 ホテルの現場の人達は泣いているでしょうね。永年苦労に苦労をして積み上げて来たホテルの信用を、こんな形でぶっ壊されるなんて・・・気の毒でなりません。
同社の今回に関する言い訳はホームページhttp://www.seibu-group.co.jp/shd/data/080226.1.pdf に載せてありますが、全て一方的な自己弁護に終始してます。興味のある方はご覧下さい。ついでに同社のコンブライアンスとして行動規範がありますので、此処にコピーします。如何に行動規範に矛盾しているかが解ります。
2-1 (法令・社内規則の遵守)
私たちは、法令・通達・社内規則等の精神を理解し、これを遵守して適正に業務を行います。
2-2 (適正な報告と記録)
私たちは、事実に基づく適正な報告と記録を行います。
2-3 (反社会的勢力との絶縁)
私たちは、反社会的勢力および団体に対しては毅然とした対応をし、これらの勢力の活動を助長するような行為は一切行いません。