東京電力の勝俣恒久会長が漸くテレビに出て来ました。清水社長が病気で入院したので、急遽出ざるを得ない破目になりまして、渋々のご登場になりました。然し此の人も線が細いですねぇ!撫で肩で、まるで屠所に曳かれて行く羊の様にマイクの前に座った姿は、裁判所に召喚された被告人です。
本当は清水社長が此処に座るべき処を、うまい事病気になって逃げられちゃったので、不本意ながらの記者会見となったのでしょう。其の悔しさと、忌々しさが表情に露わに出て居ました。
通り一遍の<お詫び>などを喋ったあと、避難民の皆さんに、東電の社員保養所・社宅などの提供の話が出るか?と期待しましたが、全然出ませんでした。全国各地に在る豪華な保養施設には、何万人もの収容能力が有って、苦労をされて居る避難民の皆さんには格好の避難所になるのに、何も言いませんでした。薄情なものです。
マスコミも こう言う所を鋭く追及すべきなのに、通り一遍の記者会見で済ませて仕舞いました。今回の事故に関しては、マスコミの対応が余りにも突っ込み不足です。ニュースでは同じ画面を繰り返し放送して、報道能力不足と言うか、怠慢と言うか、原発の怠慢といい勝負です。
東京電力の清水社長が、今度は本当に病気になったそうです。16日から7日間病気と称して姿を隠して居たのはどうも仮病(?)臭かったけど、今度はとうとう本当の病気の様です。
フランスの原子力産業大手のアレバ社が、福島原発の事故の処理作業に、チェルノブイリ原発事故の時に活躍した、高濃度放射能下でも作業の出来るロボット提供を申し出て居たにも拘らず、東京電力が其れを断って居た事が、アレバ社の話で明らかになりました。東京電力は何処まで頑迷固陋なのでしょう?此の東京電力の頑なな態度に、業を煮やしたフランスのサルコジ大統領がとうとう明日来日する事になりました。遂に進退きわまった清水正孝は病気になりました。慶応ボーイの脆弱さ丸出しです。此の人は銀行員にでもなって居れば平穏なサラリーマン生活を送る事が出来たのに・・・所詮はその程度でしか無い男です。
この申し出を謙虚に、有り難く受け入れて居れば、何十万もの避難民を出すこと無く、或いはもっと速やかに事故処理が出来て居たかも知れません。そして水や土壌も汚す事も無く、あらゆる復興作業が今より楽に進められたかも知れません。
東京電力が詰らない意地を張って、折角の先進国の救いの手をむげに断って居なければ、何十万人・何百万人の苦労を掛けずに済んだかもしれないのです。此の責任は頑迷固陋な清水正孝を始めとする東京電力幹部達にあります。自分達のメンツだけが大切で、国民の苦労を省みない見栄張り主義者の偏執的保身主義が、こんにちの悲劇を生んで居るのです。
「現代の卑怯者 其の2」です。其の人は、今 自分のお郷の岩手県民が、塗炭の苦しみに打ち拉がれているのに東京の豪邸に居て、ノンビリ日を送って居る人です。自分を代議士にして、育てて呉れた多くの人々達が、津波に襲われて亡くなり、家も何もかも失って、絶望の淵にあります。
此の様な時にこそ、その恩に報いるべき時です。避難民の先頭に立って<菅総理を始め政府の役人達>を叱咤激励して、声の弱い被災者の声を大きく強く訴える時では有りませんか!其れが出来る立場じゃありませんか!小沢さん!!
「逃げ菅」と言われる菅さんは、危ない所、バッチイ所には行きません。所詮格好だけのパホーマンスしか出来ない総理です。だから貴方が「逃げ菅」の所に乗りこんで行って「何してるんだ!!しっかりしろ!」と大声で怒鳴り付ければ如何に「逃げ菅」でも多少はイヤイヤながらに動くでしょう。 然し 貴方は<静観の構え>です。貴方は大恩を忘れた「現代の卑怯者 其の2」です。
岩手県の人は宮沢賢治が代表する様に、誠実の塊で「雨にも負けず 風にも負けず・・・」の不撓不屈の人達ばかりだと思って居ました。其れなのにアンタ小沢さん!岩手県民の面汚しだね。
「現代の卑怯者」の名を欲しいままにして居る人⇒東京電力社長の清水正孝です。地震発生後 福島原発事故が大問題になり、一番重要で、厳しい時に<過労>と称して16日から七日間も姿を消して隠れて居ました。その間 皷・武藤・藤本等の副社長達を矢面に立たせ、シドロモドロの記者会見で其の場凌ぎで逃げようとしましたが、所詮は<敵前逃亡>と言う卑怯極まりない行動です。
清水正孝は、1983年には福島第二原発に総務部長として勤務した経験も有り、現地の事情も熟知している筈だし、当時は現地の人達には一方ならぬお世話にもなって居るのに、此の所業は何たる事ですか!人間として断じて許せません!!
元々 慶応大の経済学部出身で、東電の資材畑を永年勤めて来た経験で、所謂金融関係には人脈が有るが、技術的な知識などはド素人で、今回の様な原発の大事故なんてとても手に余る事態なのですが、それでも 社長たるものが逃げてはなりません。
どうやら 東京電力はとんでもない奴を社長にした様ですね。
福島原発事故 不思議な事に此の事故処理に、本来技術的に一番通じて居る筈のメーカーが全然出て来ません。専ら 原子力安全・保安院と東京電力が表面に出てきて、設備を設計・製造したメーカーが出て来ないのは誠に不思議な話です。どうしてでしょう?
或る サイトに同じ疑問を持った人から、其れに関する質問が出て居ました。その質問に対する答えが、実に成程!やっぱり!と思えるものです。
その訳は 原子力発電所の建設に当たっては、極めて強引な政治的経緯が有る、と言うのです。その事を当時のメーカーの直接の担当者が書き遺した「メモ」が有るそうです。
当時の担当者は、日本の原子力発電は、未だ完成期に足して居らず、特に地震に対する耐震力は<地震国>としては危ういものが有る、と真剣に危惧するものが有ったのです。だから そういう事態になった時想定される事案を克明にメモとして残し、<意見書>として当時の技術で考え得る限りの対策を書き残したのです。然し 当時の功名心だけに逸る政治家達から猛烈に圧力をかけられたメーカーの社長達は、其の無理強いを飲まざるを得無くて、当時の担当者に強制的命令を下したのです。
そして こんにち福島原発において、其の危惧<意見書>通りに現実のものになり、東京電力も、原子力安全・保安院も今更メーカーに何も言えないのです。つまりその<意見書>が<黙示録>としてメーカー側に残して有り、それが白日のもとに曝されたら大変な事になるのです。
その為に 東京電力は事故処理の方法が解らず、被害を最悪の方向に拡大して仕舞い、何十万の人々をこの寒空に避難民として放り出しているのです。
それにしても東京電力の清水社長は、テレビに全く顔を出しません。出せないのでしょう。
アメリカで 今度の福島原発の事故が、非常に関心を持たれて居るようです。其のニュースの抜粋は、以下の通りです。
『福島第1原子力発電所の事故が世界的な関心を集めるなか、ニューヨーク市中心部からわずか50キロに位置するインディアン・ポイント原子力発電所についての議論が米国で高まっている。福島と同様の事故が起これば、ニューヨーク市のほぼ全域が避難地域に入ってしまうためだ。ニューヨーク州当局は22日、米原子力規制委員会(NRC)と会談、同原発の安全評価の見直しを「全米の原発で最優先とする」との言質を引き出したが、作業は容易ではない。
一般に米東海岸では大きな地震は起きないと信じられているが、米メディアによるとマグニチュード7クラスの地震が発生する可能性はある上、同原発の近くには2本の断層が走っているという。現在運転中の原子炉は1970年代に設置されたものだが、最新技術を投入した設計とはいえず、同原発の耐震性を疑問視する声もある。』
もし 本当に此処で事故が発生したら、2000万人規模の避難民が出ます。如何にアメリカと言えども其の物凄い状況に対処する事が出来るだろうか?と言う事が、話題になって居るのです。
福島第一原発の3号機から放射性物質が漏れ出した様です。遂に一番恐れて居た事態になって仕舞いました。其の為に東京電力の<協力会社>の二人の方が被爆したそうです。いつも危険な作業は<協力会社>と言う下請け会社の人達で、今回もお気の毒に被害者になって仕舞いました。日本の企業の典型的構造と言うべきでしょうか、力関係で弱い所は危ない役目を担わされるのです。此れは言わば人的災害です。原子力安全・保安院は東京電力に対し、作業の事前調査を徹底する様強く勧告した、と言って居ますが、事故が起きて仕舞った後から何を言っても始まりません。毎度の事ながら<後追い処理>です。
どうして官僚達はいつも<後追い処理>ばかりでしょう?
そして 東京電力の清水社長は、全然おもてに出て来ませんが、どうしてでしょう?副社長が避難民の皆さんにお詫びをしている姿はテレビで見ましたが・・・きっと社長は偉い人なので雛壇の奥に飾ってあるのかな? 会社で一番沢山の給料を貰って、一番威張って居る人が、隠れて居ていいのかな? いいんだね・・・一番偉いんだから!
御近所にお住まいの80代で一人暮らしのご婦人の話です。お孫さん夫婦が東京の葛飾区に住んで居て、今度の大地震に遭いました。地震に依る物的被害は有りませんでしたが、其の子供(小学生のひ孫さん)地震の恐怖でトラウマになって仕舞ったそうです。其れまで一人でお風呂に入ったり、トイレに行ったりなんか平気だったのが、「怖い!」と言って出来なくなって仕舞ったし、少しの余震でも物凄く怯えて仕舞うのです。
今度の大地震は、此の様に幼い子供心に深い傷跡を残したのです。毎日の地震の被害報道は、「もう勘弁して呉れ!」と言いたくなる程で、繰り返し繰り返し同じ映像を見せられる度に堪らない気持ちです。
其の御夫人が言いました。「此の地震は、昔の戦争よりも怖い! あの戦争は『負けました!降参です!』と言えば相手は攻撃を止めて呉れるけど、地震は何を言っても止めて呉れない」だから怖いと言う訳です。確かに 天災は情け容赦しませんから怖いですね。
計画停電で、東京都心の千代田区・中央区・渋谷区・港区・新宿区と言った繁華街は停電対象になって居ないそうです。だから 一般の住民から「不公平だ!!」という声が挙がって居ます。
災害時には決まって弱者にシワ寄せが行きます。いつも苦しい・辛い思いをさせられるのは災害弱者です。
行政や大企業は表向きはカッコイイ事を言って居ますが、その実やる段になると、本当に困って居る弱い人の事は後まわしにして、別段困って居ない裕福な人から手を付けるのです。
東京の計画停電にしても、都心部の繁華街なんかドンドン停電させたらいいのです。ネオンが消えても、官庁の電気が時限停電しても、労働時間をシフトするとかして対応策は幾らでも有るのです。それより一般の住宅の停電に依る被害は対応策がありません。
其処に考えが及ばないのが、政府や大企業の無神経で、無責任な所です。それから 野党の政治家センセイ達は、今 何をして居るのでしょうか?被災地では塗炭の苦しみを嘗めさせられて居ると言うのに、彼等センセイ達は、永田町の冷暖房完備の中で暖々と過ごしながら、政府・官僚達の間抜け振りを批判して居るだけでしょう。自民党の谷垣総裁なんか、菅首相の<災害救援内閣>の協力要請に対して、<たてまえ論>を振り回して断ったとか、大事な相談を電話でするとは失礼だから、とか言って断ったと伝えられて居ます。小さい男ですねぇ~ 今 政治家のセンセイ達は、ジッと息を潜めて暗闇の中から「誰か手を挙げる奴は居ないか!?!」と窺っているでしょう。彼等は<火中の栗>を拾う役目はしたくないからです。根性が狭いですねぇ~
電力会社に対して 原子力発電所の安全神話のメッキが剥げて来て、逆風が激しくなりました。無理も有りません。こんな大惨事になるとは電力会社自身が想定して無かった事でしょう。だから 事態の見極めが全然甘く、アメリカからの援助申し入れも「自力で解決できるから断る!」何て言った結果が被害拡大になり、今や国じゅうからあらゆる装置、戦車まで総動員の大騒ぎです。此れを東京電力の社長はどう責任を取るのでしょうか?
記者会見にも出て来ないし、現場は部下に任せッきりで、毎日東京の事務所でヌクヌクと過ごして居るのでしょう。所詮は天下り社長で、使命感も、責任感もないからお気楽なもんです。
お陰で 「原子力発電所は危険なものだ!」また「ひと度事故を起こしたら、電力会社には対応能力も、責任能力も無いのだ!」と言う事を極めて強く印象付けて呉れました。
元々電力会社の人間は、全く無競争の独占世界で仕事をして得居ます。売上競争も無く、眠って居ても自動的にお金が入って来ます。お客に対しても「文句を言うなら電気を止めるぞ!」の一言で勝負を付けられますから、この世に怖いものはありません。こんな人達に「原子力発電」と言う極めて危険な事柄を任せて於く行政の在り方が問題です。更に「原子力安全・保安院」の頼りなさは余りにも酷いじゃ有りませんか!!あのシドロモドロの記者会見は何たる事ですか!<原子力発電所の安全神話>のメッキが剥げた処か、水素爆発で吹き飛んでしまいました。
行方不明の肉親を自転車で捜して廻る被災者の方です。余りにもお気の毒で、言葉になりません。
此の様な悲惨な状態にある人達に向かって「地震は天罰だ!」と言った石原都知事、「地震は天の恵みだ!」と言った長田大阪府議会議長、此の気の毒な姿を見て、あなた達は何とも思わないのですか!あなた達は鬼ですか?悪魔ですか?
石原東京都知事・長田大阪府議会議長と失言(暴言)が相次いで居ます。石原都知事は「今度の地震は天罰だ!」と言うし、長田議長は「此の地震は 大阪にとって天の恵みだ!」と言いました。
何れも 「不適切な発言」だとして陳謝して取り消しましたが、これ等の発言は<不注意に依る失言>として陳謝・取り消し出来るものでは有りません。発言者の立場は<公人>として少なからぬ影響力と、責任の有る人間で、其の人が一旦口から発した言葉は、<失言・取り消し>で済むものでは無いのです。此の二人は言うなれば<馬鹿>なんです。何の思考力も無いからこんな事を言うのです。被災地の皆さんが、どれ程悲しく、苦しい思いをして居るかを、全然考えられない程の<馬鹿>ですから・・・
近々選挙が有る様ですが、東京都民も、大阪府民もこんな奴等を当選させちゃ駄目ですよ!常識を疑われますからね!
19日朝日新聞朝刊のコラム「経済気象台」に(龍)さんの署名で<福島原子力発電所の事故は>「人災である」と明確に書いて有ります。私も大いに同感です。
そのコラムから要点を抜粋しますと
『過去 此の様な事故に対する漠然とした不安を、<専門家>と称する学者や電力関係者は、何十年にも亘り<無知なるが故の根拠なき不安>として一笑に付して来た。此の素人の不安が現実になった今、専門家達はどんな申し開きが出来るのだろうか?
理論物理学者の故武谷三男は、原子力発電の必要性は認めたうえで、推進派が主張する様な<絶対安全>と言う前提で進めてはならないと、既に30年以上前に指摘している。危険なものだと言う前提で、リスクを充分居り込み理解した上で開発を進めるべきだと主張して来た。
然し 推進派は<危険かもしれない>と言う声を否定し続けて来た。その意味で今回の事故は<明らかに人災>である。
更に今回の事故対応方法は、実に日本的不手際だ。それは起こり得る最悪の問題を前提にして、抜本策(例えば アメリカからの技術援助を素直に受けるとか・・・)を講じないで、起こる事態を後追いして対策を逐次投入した事で、事態を悪化させて仕舞った。その結果 一度非難した住民の皆さんを、この寒空の下、もう一度非難をさせられると言う最悪の事にして仕舞った。その意味でも此れは<明らかに人災>である。』
わが国では、電力会社と地元政治家が結託して、地元民の貧乏と無知に付け込み、<安全>の神話と<援助金>の餌をぶら下げて騙し続けて来たツケが、福島原子力発電所で出たのです。
今回の事故を教訓にして、原子力発電所は極めて危険なのです。だから 今すぐに全部の原子力発電所の安全対策をやり直すべきです。
米メディアは、今までにない総力を挙げて日本の関東・東北大地震の報道をして居ます。大手メディアの主力スタッフを大挙日本に送り込み、イラク戦争以来の報道体制と言われて居ます。
其れまでの米メディアの日本を報道する姿勢は、所謂<韓国のニュースのついで>で、東京には特派員を常駐させず、時々ソウルから特派員が来て、適当に取材してお茶を濁す程度の片手間でした。それ程日本と言う国には何も注目すべき話題の無いつまんない国として扱われていたのです。それが今度の大地震で一躍大注目を集める事になりました。その経緯を以下に述べます。
『東北・関東を襲った大地震発生と同時に、米メディアは大規模な取材力を投入、連日現地からのレポートを視聴者に送っている。その規模は、おそらくイラク戦争開戦直後の取材体制に匹敵するだろう。24時間ニュース速報を流すケーブルテレビのCNNやフォックス・ニューズはともに看板アンカーマンを送り込み、現場の状況を時々刻々送り続けている。ニューヨーク・タイムズなど主要新聞は、アジア各地から特派員を日本に集結させる一方、本社から地震や核問題の専門記者を特派している。
米メディアが日本への集中豪雨的取材に転じるきっかけとなったのは、おそらくオバマ大統領の記者会見だったと思う。地震発生から8時間ほどたって行われた会見の冒頭で、オバマ大統領は異例の所見を述べた。
日本国民、特に被災者に対して「テレビで現状を観ていて胸が張り裂ける思いだ。妻と私は深甚なるお見舞いを申し上げる」と述べて、オバマ大統領は日本との絆を強調した。
「日本が試練の真っ只中にいるとき、日本の友人に我々はありとあらゆる支援の手を差し伸べる用意がある。日米両国民の友情と同盟とは揺るぎない」
しかもオバマ大統領はこの段階で既に米空母や他の艦隊の日本への出動にまで言及するという周到さだった。いわば、オバマ大統領自身がメディアの背中を押したと言える。』
此れが我が国の首相で無く、アメリカの大統領のお陰だと言うのは、菅さん!余りにも情けないじゃ有りませんか!!
昨日 犬に咬まれた記事をアップしました。右手の甲を酷くやられまして、御覧のとおり哀れな包帯姿です。元来 私は左利きですからさほど不便では無い、と思って居ましたが、いざ生活して見ると大変不便です。
先ず 字を書く事から、お箸を持つ事、テレビ等のリモコン捜査、そしてパソコンのキーボード迄、この世のありとあらゆる物が右利き用に作られている事を痛感して居ます。
特に 我々の年代では、<左利き>は片輪同然の扱いで、左手でお箸を持とうものならば茶碗ごと蹴っ飛ばされたものです。又 女の子が左利きだと、嫁に貰い手が無いと言って強制的に右利きにされたものです。今では女性のテレビタレントなんか平気で左箸を使って居ますが、私はどうしても違和感を感じて仕舞います。
往年のジャイアンツの王選手は左利きの英雄ですが、かれはお箸もぺンを使うのもチャンと右手です。だから いつも「王選手を見習いなさい」と言われて来ました。
私は、今ではもうスッカリ右利きに矯正され仕舞い、今度の怪我で其れをシミジミ感じて居る次第であります。