「断捨離」今時の流行言葉です。わが妻が脳梗塞で倒れてから、家の中のガラクタを整理していますが、全く遅々として進みません。
押入れとか、納戸とか、物置に、よくまあ此れほどのガラクタを仕舞い込んだものと、呆れてしまいます。
先ず お菓子の箱など 見た目が可愛いといっては飾り棚にギッシリとつめこんだり、デパートの包装紙や小箱などは未だいいほうです。
酷いのは 花などの植木鉢です。花が枯れてしまった鉢を、処分すればいいのに、其の侭庭に積んで置きますから、ドンドン溜まっていきまして、最早狭い我が家の庭は植木鉢でイッパイです。
妻が倒れたのを機会に、私が<全部処分する>と宣言しました。其れでも妻は「何時か私が元気になったら・・・」と言って処分に頑強に反対しました。
然し 残念ながら妻が言うように其の時は来そうにありません。従って 今日 それらのガラクタを処分すべくゴミ袋に詰めて見ました。すると 出るヮ出るヮ大きなゴミ袋に燃えるゴミが七個、燃えないゴミが三個も出てきました。
何年か前にも 同じく一大決心してガラクタ処分をした時にも、膨大な量が出まして、2トントラックを借りて、それに満載して処分場に運んだ覚えがあります。
どうしてこんなにガラクタが溜まるのか、不思議に思いまして考えたところ、どうも妻は「断捨離」が出来ない癖に、何でもかんでも友達から貰ってくるという、困った癖があるのです。貰ってくる物は、だいたい友達が処分に困って居る物を、有りがたく?戴いて来て、結局我が家のゴミになるのです。妻の友達は 今頃 「好い処分場だヮ」と言って笑って居るでしょう。
奥尻島の津波避難訓練の様子です。 奥尻島が悲惨な津波被害に逢ってからもう20年になります。死者・行方不明者198人の大惨事でした。
私が奥尻島を訪れたのは其の二年前の事で、漁業が盛んな豊かな島でした。豊富に獲れるウニやアワビを腹いっぱいもう食べられません と 言う位のおもてなしをして頂きました。
町並みはキチンと整った綺麗な佇まいで、人々は優しく親切な人達ばかりでした。其の街を あの 恐ろしい津波が襲ったのです。あの時 優しく親切にして下さった人達も、町並みも、一瞬にして大津波が流し去って仕舞ったのです。
聞けば あの津波以来島の過疎化がどんどん進んで、今では 人口が年前の半分になって仕舞ったそうです。
思えば 東日本大震災の時も、此の奥尻島大震災の被害状況を教訓にして居れば、今回よりも被害を少なく出来たかも知れません。東北の被害も、20年も経つと忘れられて、又 同じ被害を蒙る事になる様な気がします。
東京電力が 千葉県の娯楽施設への電力供給を停止したそうです。その理由は 東電の電気料金値上げを不服として、料金の不払いをしたから と言うものです。
<料金不払い⇒電気を止める> 何だか電力会社の一方的横暴な感じを受けます。先の参議院での「電力会社改革案」を何の理由も無くワザと廃案にしたり、電力会社の既得権益を守る為、あらゆる手段に訴えて妨害したり、兎に角 政治家・官僚の力をフル利用して現状の利益を守る事に汲々として居ます。
何しろ<電気代>は 「独占的売り手市場」です。誰も何も文句はいえません。電力会社の言うとおり「御無理御尤も」と言われるままに料金を徴収され、其れを拒めば「問答無用!」とばかり「供給停止!」です。
こんな馬鹿な「商取引」はありません。だから はやく電力自由化にして、需要家が電力会社を自由に選べるシステムにすべきです。そうすれば今は<官僚以上に威張って居る>と言われ、政治家も官僚も、自在に操る<電力会社の幹部達>も、甘い生活が出来なくなるでしょう。少しは庶民の苦しみを味わうといいでしょう。