不老愚 助光 れいん坊

嘘、誤魔化し、怠慢を憤り、愛情、親切、思いやり、を喜び感動を記事にしています。

悩める鴨くん達

2007-02-27 16:33:56 | 不老愚の仮眠愚アウト

今日は暖かい日で まるで四月の陽気です。未だ二月なのに・・だから鴨くん達が悩んでました。

鴨 1「みんな 暖かいから そろそろ北の故郷へ帰ろうか」 鴨 2「イヤ 未だ早いと思うよ。きっと又寒い日が来るよ 」鴨 3「そうだなぁ そうすると困っちゃうしー どうしよう」鴨みんな ワイワイ ガヤガヤ

鴨 1「ねぇ あひるさん どうしたらいいと思う

あひる「そうだねぇ 気象庁に電話して聞いてみたら

鴨みんな「フン 気象庁なんて 一番信じられない駄目な所だから・・・また ワイワイ ガヤガヤ」

この暖冬で 鴨くん達も悩んで居る様です。


入院報告 8

2007-02-26 12:56:06 | 不老愚の仮眠愚アウト

恐怖の時間

今回の入院生活は 優しく親切な先生、看護婦さん達のお陰で快適でした。 が そうばかりではありませんでした。

病院の夜は非常に不気味なのです。夜は九時に消灯ですから、病室は真っ暗になります。廊下も小さなフットライトがボンヤリと灯って薄暗く、物音も病室の仲間では聞こえませんからシーンとした暗闇の中に取り残された気持ちです。昔 「エイリアン」と言う映画で、女性が一人 宇宙に取り残されてエイリアンと戦う場面がありましたが、大げさに言えばあの「恐怖感と孤独感」がヒシヒシと身に迫ってくるのです。私は 世界一の怖がりです。その原因は所謂「想像力が逞しすぎて」余計な事を想像してしまい、更にそれをドンドン膨らませて「もう駄目ぇー 助けてぇーと言う状態になってしまいます。

<今 自分は大きな病院の一室に居る。こうしている時も薬石効無くあの世に召されて行く御霊があるだろう。この世に有り余る程の未練から引き裂かれて・・・あぁーーー>それが この病院から去り難く、この辺りを彷徨っているのだ。アッ今 廊下を走った。ギャァー  あぁ あれは 巡回の看護婦さんの懐中電灯だった。フゥー

と言う具合で 恐怖感は募り、益々目が冴えて眠れなくなって 「朝よ来いお願い早く来てぇと呼べど叫べど未だ午前二時 怖いぃー

と言う夜が 何日かありました。だから 仕方なく看護婦さんに頼んで、睡眠剤を貰って寝ました。普段は服用した事はありませんので、まぁ効く事 飲んだ途端にコテンと寝ました。


お掃除小僧

2007-02-25 15:50:50 | 不老愚の仮眠愚アウト


近所にある「延命山 誓願禅寺」と言う曹洞宗のお寺にありますお掃除小僧さんです。この表情 とっても可愛いでしょう 赤い毛糸の帽子をかぶってニコニコ顔で掃除をして居る姿には、ウットリと見てしまいます。


うしろの看板に、お釈迦様のお言葉が書いてありました。


掃除には次の五徳がある


一 自らの心垢を除き


二 他の垢を除き


三 驕慢を除去し


四 その志を調伏し


五 功徳を増長し善処に生きるを得る


つまり 家の内外を掃除すると言う意味ではなく、自分の心の垢(自惚れ・驕りなど)を除くことである。


掃けば散り 払えばまたも塵つもる 人のこころも 庭の落ち葉も


ウイーンフィル

2007-02-24 11:48:00 | 不老愚の仮眠愚アウト

私の生涯の夢は オーストリヤのウイーンに行って、ウイーンフィルの演奏でモーツアルトを聞く事です。


どうして ウイーンでなくてはいけないのかと言いますと、これも或る音楽通の方から聞いたのですが、ウイーンフィルの編成は約300人位で成っていて、一軍・二軍・三軍と有り、日本などに遠征して来るのは殆どが二軍だ(勿論 実力の差は殆どなくて、年功序列で決まるらしいのですが) と言うのです。でもウイーンの楽友会ホール等で演奏する時は、聴衆がみんなお馴染みさんで楽団員の顔を知っているから必ず一軍の編成で演奏せざるを得ない と言うわけです。だから どうしてもウイーンでないといけないのです。


日本人のブランド・ビッグネームの盲目的崇拝壁は悲しいばかりで、戦後 或る有名な指揮者が来日して演奏会をした時、日本の一流音楽評論家達「さすが偉大な指揮者は違う素晴らしい新しい解釈だ」と口を揃えて大絶賛しました。 が あとから当の指揮者本人が言うには「あれは 私が間違えたんだ」 今でも評論家と言う人種はあらゆる分野に於いて成長してませんが、それでも何とか生活出来ているから、日本はいい国ですね。


入院報告 7

2007-02-23 11:46:11 | 不老愚の仮眠愚アウト

鬼嫁


同じ病棟の同じフロアに神経内科の患者さん達が入院してました。私が見た全員が80代のお婆さんばかりで、誠に手のかかる看護婦さん泣かせの皆さんの様でした。


その人達の病室から 時々大きな泣き声が聞こえます。お婆さんが泣いているのです。お嫁さんが来て、お婆さんに我が侭を言って看護婦さんを困らせないように叱っているのでしょう。その怒鳴り声も聞こえて来ます。


ひとしきりのやり取りが終わって、お嫁さんが病室から出てきまして其の姿を見れば、年の頃50代後半、インコの様な顔に派手な厚化粧、ブランド物の洋服にアクセサリーをジャラジャラ言わせて大股に歩き去りましたが、その態度は当たるをさいわい蹴散らし、この世に怖いもの無しと威風堂々たるものでした。


これでは姑さんが「家に帰りたい」と泣いて頼んでも「ダメッと一括されたらそれ迄です。可哀想に・・・看護婦さんも言ってました。「あのお嫁さんに、下手な事(我が侭とか手間がかかるとか)言うと、お婆さんを物凄い剣幕と罵声で叱り飛ばすので、見て居られなくて・・・」また「或る時には 持って来たオムツをドスンと投げ付けて帰って行った」と 信じられない話を聞きました。


其のお婆さんが時々悲しそうにポツリと洩らす悲しい言葉が「あの嫁は わたしを病院で死なせるつもりだヮ 家で死にたい」・・・鬼嫁


入院報告 6

2007-02-22 11:00:18 | 不老愚の仮眠愚アウト

病院食


15日間の入院生活で、一番困ったのは病院食の不味い事でした。これは当然で、病院食は栄養バランスが第一で味は二の次ですから文句を言う方が間違っているのでしょう。 また1食¥260ではとても贅沢は言えません。でも もう少しメニューを工夫してくれてもいいかなと思いました。毎日夕食のおかずは魚の切り身の煮付けと、野菜のあんかけ煮が主体で、私は好き嫌いが無いのでみんな完食しましたが、残している人がかなり居ました。ただ どうしても我慢出来なかったのは朝の味噌汁がショッパくて食べられませんでした。これは静岡の土地柄で、ショッパくないと患者から文句が出るらしいのです。そう言えば伊豆の老舗旅館で「京懐石料理」をいただいた時、あんまりショッパイのでビックリした事がありました。それを仲居さんに言いましたら、「判っておりますけど、そうしないとお客様にお喜び戴けませんので・・・」と言う返事でした。


試しに 朝食をパン食にしてみた所、このパンが大変美味しかったので、係りの女の子に「このパン すっごく美味しいけど、何処でつくってるの」と聞きましたら、店の名前と場所を丁寧に教えてくれました。夫婦二人でコジンマリとやってるおみせだそうです。


実は 昨日其のお店に行ってみました。なるほどウッカリすると通り過ぎてしまう程に小さなパン屋さんで「病院で食べたら 物凄く美味しかったので来ました」と言ったら、奥さんが喜んでイッパイおまけをしてくれました。ラッキィ


あーぁ 疲れた!

2007-02-21 19:33:14 | 不老愚の仮眠愚アウト

昨日 今日と大忙しでした。

まず 退院したので お見舞いを頂いた方々に快気祝いのご挨拶。そして社会保険事務所に高額医療費の申請。医療保険の入院給付金申請の手続き。それに家の中の冷蔵庫が空っぽで、あらゆる食品の買出し。etc・・・

もう クタクタです。

もっと入院して居ればよかった。


入院報告 5

2007-02-20 19:54:08 | 不老愚の仮眠愚アウト

蝙蝠のバロン君です。私が入院している間どうしてるかなと心配してましたが、元気にいつもの所で待って居てくれましたのでホッとしました。

このバロン君は 我が家に来て以来 私に様々な幸運をもたらしてくれました。中でも この度の入院・手術では美人女医先生に巡り合えたし、優しく綺麗な看護婦さん達にも逢えたし、それぞれの皆さんに本当に親切にして頂いて、順調な回復をする事が出来ました。病室ではまさに牢名主の様に言いたい放題、やりたい放題させて貰って・・・手術後の二日間を除けば快適な入院でした。これも バロン君が幸運をもたらしてくれたおかげです。

バロン君 有難う これからも宜しく 


入院報告 4

2007-02-19 14:41:11 | 不老愚の仮眠愚アウト

病院の事情と看護婦さんの苦労,そして被保険者の負担


私が入院していた病棟の4Fは泌尿器科と神経内科の患者さん達が居ました。泌尿器科は勿論 年配の男性だけですが、神経内科はどう言う訳か相当な高齢の女性ばかりで、其の人達はどんな病状なのか判りませんでしたが、殆どの人が車椅子に乗って目だけが矢鱈とギラギラ異様に光って居ました。そして極端に我が侭な人が多くて、看護婦さん達が可哀想なくらい振り回され、10人程の内7人はこのお婆さん達にかかり切りでした。


婦長さんに聞きましたら、「ナースコールは鳴りっ放しで、看護婦たちは食事をする暇も無い」そうで、「少しでも行くのが遅いと物凄いヒステリーを起こして大変です。大声で怒鳴ったり、食事のトレーをひっくり返したりと、赤ん坊より始末が悪い」だから先生が診て、「もう何処も悪くないから退院されては・・・」と言うと、今度は家族が「退院させないで下さい」とねじ込んで来るのだそうです。つまり厄介払いってやつです。更に聞けば この厄介者達は、静岡の大きい病院や老人ホームを何軒も渡り歩き、始末に終えない人々と言う事でした。


病院としては、この人達の入院を断ればいいのですが、最近全国チェーンの大手病院が近くに出来て患者を奪われているし、病室は空いているしで、苦渋の選択で入院させた結果がこの有様です。また この病人達は介護保険をフルに活用していますから、経済的負担は少ないし、もっと言えば 其の介護保険は我々が負担して居る訳ですから大いに腹が立ちます。


おそらく 全国にはこの様な厄介な人達が大勢いるでしょう。折角の制度を悪用して、要領よく立ち回る悪い奴らが・・・


入院報告 3

2007-02-18 11:20:36 | 不老愚の仮眠愚アウト

美しい女医さんにたしなめられました。


前立腺の手術で入院したついでに、左腹に直径4cm位の皮膚腫瘍がありましたのを、いいチャンスだから切除しようと皮膚科に行きました。まぁ先生に相談して見ようくらいの軽い気持ちでした。


ところが 診察室に入ってビックリ、そこには美しい女医さんが優しい微笑みをたたえながら座っていらっしゃいました。ワォーラッキー もう其の瞬間に「この先生に切ってもらおうと決めました。先生は「今すぐ切りますか」 私「お願いしますっ」ってな訳で即座に部分麻酔・切除・縫合で、見事な手際と美しい表情、その間僅かに20分でした。


1週間後 抜糸に行きまして、女医先生に言いました。「先生 泌尿器科病棟で、先生の事が評判になってますよ」  先生「えっ どうして」  私が「皮膚科に凄い美人の先生が居る。と私が喋りまくったから」  すると それをそばで聞いて居た看護婦さん(この人もスラリと背の高い美人でした)に「あら 私の事は喋ってないの」と言われて、シマッタと思い、「喋った喋ったイッパイ喋ったよ」と慌てて言い繕いました。看護婦さん「もし 喋ってなかったら、絆創膏を思いっきりバリッと剥がしてやろうか、と思ったけど、赦してあげる」と言って優しく剥がしてくれました。


抜糸が終わって、帰りしな デジカメで写真を撮らせて欲しいとお願いしましたら、先生から優しく一言「此処は病院ですから・・・」たしなめられて ハッと我にかえりました。 そうです此処は病院でした。サイレンを鳴らした救急車が昼夜を問わずに来ますし、ストレッチャーに載せられて救急救命室へ搬送される人、その手前に有る「家族休憩室」で、不安・心配で黙々と待って居られる人々、既に泣き崩れて居る人など、思えば、私はなんと言う不謹慎な人間かいい歳をして恥ずかしい


優しくたしなめて下さった○○八重子先生 有難う御座いました。


 


入院報告 2

2007-02-17 15:34:25 | 不老愚の仮眠愚アウト

我が家の入り口階段のコンクリートの隙間に咲いたスミレです。こんな厳しい場所で一所懸命に花を咲かせています。

さて今日も入院報告です。今日は看護婦さんに感動させられた話です。

手術後 麻酔が切れて痛いのと、ベッドに括られて寝返りを打てないので腰と背中が痛くて堪りません。聞けば翌日の8時過ぎまでこの状態をしていなければいけない、とか・・・其の時時計を見れば未だ夕方の6時です。ヒェーッあと14時間もこの苦痛との戦いをしなくてはならないとはトホホホ    「神様 お願いします。傷口の痛いのは何とか我慢します。でも 腰と背中の痛いのは我慢できません。以後決して悪い事は致しませんから、どうぞお助け下さいと必死になって祈りました。すると 其処へ現れた看護婦さん。(2/09の写真の人です)「腰が痛いでしょう。さすってあげましょう」と言って、体とベッドの隙間に手を入れると逞しい手でさすってくれました。もう其の時の気持ちのいい事まるで女神様の手でした。然し 其の楽な状態はおよそ1時間くらいしか続きません。又痛み出した腰をもてあそび、ナースコールを押して女神様を呼びたいのですが、申し訳ないし、気が弱いし・・・と悩み苦しんで居ると又サッと女神様の手が現れてさすってくれたのです。結局一時間おきに朝八時まで来て私の苦痛を取り除いてくれました。あーぁ女神様有難う御座います。

私が何度も「有難う。すみません」と繰り返し言うのに 彼女は「気にしないで下さい。これがあたしの仕事ですから」とケロリと言いました。 これですこれこそ日本女性本来の優しさです。 感動しました。


入院報告 1

2007-02-16 11:21:01 | 不老愚の仮眠愚アウト

前立腺除去手術

担当医は安部先生と言う男の先生でした。この先生は笑顔のとっても可愛い優しさイッパイの先生で、この分野では結構有名な先生でした。この可愛い優しさに溢れた笑顔で「簡単な手術で痛くも何ともありませんよ」と言われて、それにまんまと騙されまして「ハイ お願いします」とやっちゃったわけです。手術の時、普通は下半身麻酔ですが、私は特に先生に「私は気が小さいので、全身麻酔でお願いします」と言っておきましたから手術そのものは全然知らない内に済んで、気が付いたらもう病室のベッドの上で点滴をイッパイぶら下げて寝て居ました。

問題は手術の常として、麻酔が切れたあとでした。それに尿道に管を挿入されていまして、その痛みと違和感は耐え難いものでした。それに寝返りをすると管が抜ける恐れが有る、と言うので一晩ベッドに縛り付けられて、腰や背中が痛いし、一晩中痛み止めの点滴を打ちっ放しでした。其の時つくづく思いました。「安部先生のあの優しい笑顔に騙された

然し 其の時に看護婦さんが、一晩中にわたり献身的に看護をしてくれました。特に腰と背中をさすって楽にしてくれたあの親切は忘れられません。退院の時には其の看護婦さんに特に厚くお礼を言うとともに、婦長さんにも其の事を報告してお礼を言いました。私は 看護婦さんの仕事ほど大変な仕事は、恐らく他には無いのじゃないかと思った次第です。 本日の報告はこれまで。


退院しました。

2007-02-15 18:59:20 | 不老愚の仮眠愚アウト

お蔭様で今日退院しました。2月1日入院。2月15日退院ですから、丁度半月間の入院で、当面の問題疾病を治療しました。病室での滞在期間が永くて、後から来た人が先に退院して行くので、「牢名主」の栄誉を拝命しました。

一通りのご報告を致します。

1.前立腺肥大。 完全に除去しましたので、再び肥大したり、癌になる心配はなくなりました。

2.左側腹の腫瘍。 切除して癌検査の結果、良性である事が判りました。

3.不整脈。 24時間監視装置による検査の結果心室性期外収縮と言う難しい名前のもので、心臓が10万回打つ内に、3,000位不整脈が発生するけれど、あまり気にしなくていい、と言うものでした。そして何より嬉しいのは、早朝山歩は大丈夫だとの先生のご託宣です。

以上 今回の15日間のマイン・カンプ(我が闘争)の結果報告です。あと 美しい女医さん、可愛い看護婦さん、同質の同病相哀れむのエピソードは沢山有りますが、それは明日以降に掲載しますので、お楽しみに・・・


迷惑メール(続)

2007-02-11 10:27:31 | 不老愚の仮眠愚アウト

昨日 400通有った迷惑メールを必死で処理しました。何しろ、この他にメル友などの本来の連絡メールが「お見舞い」とかで20通ばかりありまして、それとの仕分けが大変でした。

大まかに分別すると

1.宣伝・セールスメールが220通。

2.出会い系のが120通。

3.エッチメールが60通。

然し よくもまあ此れだけのメールを発信する事が出来ますね。聞けば コンピュータでアドレスを検索して自動的に打って来るらしいので、此れを防ぐにはアドレス変更しかないそうです。三年ほど前 YaHooの懸賞に応募した所、やはり猛烈なメール攻撃に遭いましてアドレス変更をした事がありました。其の時はYaHooから450万人分の個人情報が漏洩した事件がありました。それに就いてソフトバンクの孫社長は「退職した派遣社員がやりました」で片付けましたが、大嘘です。

大体450万人分の個人情報を持ち出すなどと言う膨大な作業が、一個人の力では到底不可能です。この時の噂ではYaHooの正社員・それもトップクラスの人間達に拠る組織的犯罪だと言うものでしたが、そうかも知れないっと思われました。

この業界は 未だ揺籃期ですから「儲けて大きくなる為には何でも有り」ってところでしょう。気を付けましょう。