『＜暴走老人＞は 奔って居る途中で死ぬかも知れない。それでもいいと思った！みんなでやろうよ！！』石原慎太郎都知事の言葉です。
何だか悲壮感すら漂う気構えです。それでも 確かに今迄の石原さんには無い空気が感じられます。
石原さんの言うとおり、膠着した官僚達の支配する日本の政治は、最早避け難い袋小路に嵌って居ます。そして 此れから抜け出して新しい局面に向かって脱出するのには今の政治家・官僚達には出来ません。
旧弊を破り 新制を取り入れる事は、思い切った勇気が必要です。其れには民主党・自民党と言った＜前例習い＞＜世襲＞等のカビの生えた政治家センセイではもう駄目です。ひょっとすると＜暴走老人＞が何かやって呉れるかも知れません。
＜怨念＞と言うものが本当に有るのでしょうか？ 御近所にお住まいのＡさんは、四年ほど前に家を新築されて引っ越して来られました。その前にその土地は別の人が立派な家を構えて、かなり派手な生活をして居られましたが、其の家の御主人が不幸にも病気で亡くなりますと、後は坂道を転がり落ちて行くが如くで、御主人の経営して居た会社は倒産、そして其の奥様も病気で亡くなり、息子夫婦も何処かに行って仕舞いました。風の便りに 夜逃げをして東京へ行ったとか聞きましたが、其の広い土地・屋敷は銀行の手に亘り、間も無く解体されて整地されて仕舞いました。
其の跡地をＡさんが購入して家を新築されて入居して来たのです。そして其れから暫くすると、其の家のお爺ちゃんが病気で亡くなりました。更に お嫁さんが病気になり、余りにも不幸が続きますので色んな噂が立ちまして、御近所の奥様達の口づてに、あの家の前の住人の＜怨念＞が祟って居るとか、その前の住人の＜怨念＞が・・・と 他人の口に戸は建てられませんから、段々エスカレートして行きました。
そもそも此の地域には 鎌倉時代 幕府創建の立役者 梶原景時が、仲間の讒訴に逢い、この土地で無念の最期をむかえた と言う話が伝えられて居ます。 だから 梶原景時の＜怨念＞まで話が言って仕舞いました。偶然とは言え恐ろしい話です。
ドラフト会議 今日のドラフト会議で 高校球界の目玉 大阪桐蔭高校の藤波くんが、憬れの阪神タイガースに指名権が決まりました。良かったですね。あの長身から投げおろす速球は、甲子園のマウンドが一番似合います。春の選抜・夏の高校選手権と、彼の活躍した姿は未だに瞼に焼き付いて居ます。
花巻東高校の大谷君が、大リーグに行くと言って居ますが、藤波君は日本のプロ球団なら、１２球団の何処にでも行くと言って居ました。私は 其の彼の了見の大きさが気に入りまして、甲子園の彼の活躍を見た時とは違った印象を持ちました。
ともすれば 自分の力量を過信して、＜逆指名＞をして「此処じゃなきゃ嫌だ！」などと言う選手も居ましたが、そんなダダを捏ねる事無く、素直に自分を運に任せる事の出来る＜男＞だと思いました。藤波君頑張れ！！
イタリアで 地震学者等７人に禁固６年の有罪判決が出ました。其の記事の内要は以下の通りです。
『３００人超が死亡した２００９年のイタリア中部ラクイラの地震で、「安全宣言」が被害を広げたとして過失致死罪に問われた学者や政府の担当者７人に対し、ラクイラ地裁は２２日、いずれも禁錮６年の有罪判決を言い渡した。
求刑の禁錮４年を上回る重い判決となった。執行猶予はついていない。被告側は控訴する方針を示した。ＡＦＰ通信によると判決は、市民に地震のリスクを伝えられなかったことを重くみた。
被告は、マグニチュード（Ｍ）６．３の地震が発生する直前の「高リスク検討会」に出席した７人。イタリアを代表する国立地球物理学火山学研究所のボスキ所長や、記者会見で事実上の安全宣言をした政府防災局のデベルナルディニス副長官（いずれも当時）が含まれる。 』
日本では 先日 地震学会が、「現在の技術では 地震の事前予知は極めて困難」と言う声明を出しました。イタリヤの此の事案を見ての予防線かな？ と思われます。
それでは 今迄のあの横柄な態度は いったいなんだったのでしょう？「先生！先生！」と 崇め奉られて、静岡を始めとする地震発生危険地帯で、＜講演＞と称して大名旅行をして、ホテルのスイートに泊まり、夜の宴席でドンチャン騒ぎをして、法外な講演料をせしめ、手土産まで持って帰りながら、今頃になって「今の技術では・・・」なんて言い出すとは＜盗人甚だしい！＞とは此の事です。
現在の日本には ノーベル賞を取る程優秀な学者さんも居れば、地震学者みたいに他人の不安に付け込み、尤もらしい嘘八百で金品に在り付こうと言う、軽蔑すべき輩が多いのです。
「おい 小池！」の 小池俊一容疑者が死亡しました。以下 其の報道に依れば
『両県警によると、小池容疑者は今月１９日夜に岡山市内の潜伏先のマンションのトイレで倒れているのを同居人の女性（６７）が見つけ、１１９番通報した。同午後１０時１４分に病院で死亡が確認された。死因に不審な点はなく、岡山県警は「事件性はない」と判断。小池容疑者と気付かなかった。
小池容疑者は「小笠原準一」の偽名を使っており、翌日、身元を不審に思った葬儀業者が警察に通報。県警が指紋と掌紋を調べた結果、２０日午後に遺体は同容疑者と判明した。岡山県警が司法解剖する。』
何と 潜伏していた場所は 交番から３００メートル、警察署から８００メートルと言う眼と鼻の先だったのです。いったい警察は何をして居たのでしょう。テレビのコメンテーターが「警察には もう少し頑張って貰いたい」と言って居ましたが、本当に警察の信頼失墜ですね。
指名手配のチラシを１０４万枚も刷って、１１年間も追いかけて此の始末です。本当に警察は何をして居るんでしょう？
花巻東高の大谷翔平君 米大リーグに入る事を決めた と言う事です。矢張り日本のプロ野球ではもの足りないのでしょうか？
でも やっぱり日本のプロ野球で、１６０キロの剛速球を投げる所を見たかったですねぇ～ 然し 大谷君の選んだ道です。遠く離れた日本から応援しましょう。
アメリカでの生活は 水も食べ物も変わるし、環境も変わります。チームメイトも監督・コーチも違います。花巻東高校の時とは大いに違うので、その辺のメンタル面の管理が大丈夫かな？ と 老婆心ながら心配です。
松坂選手の様に 最初は良かったけれども段々駄目になっちゃった・・・てな事にならない様に大リーグのスタッフに、大切に育てて欲しいとお願いしたい所ですが、あちらはその様な甘い所じゃありませんからねぇ～
中国からの観光客が激減しているそうです。旅行業界は例年比の９０％減と言う事態に悲鳴が挙がって居ます。確かに 経済的影響は大きく まことに憂慮すべき事態です。今までうなぎ上りに増えて居た収入源の殆どが消滅して仕舞ったのですから、観光業界は死活問題でしょう。
一方で 私の様な個人旅行者には、有り難いと言うと変ですが、あの中国人の団体さんには少なからず迷惑を蒙って来ましたので、何だかホッとします。
何処へ行っても 大声で叫ぶような話し声や、横暴で無遠慮な行動、お行儀の悪さ等々、我々日本人だけでなく、他の外人さん達にも顰蹙される振る舞いは、日本全国の観光地を一変させて仕舞いました。
だから 静かな旅行を楽しみたいと思っても、いきなりワイワイ・ドヤドヤと入って来て、まるで鶏小屋に豚が飛び込んで来た騒ぎになります。以前 大阪のオバチャン達の団体とホテルのレストランでバッティングした事が有りますが、其のお行儀の悪さと、喧しさはいい勝負ですが、中国の人は＜旅の恥はかき捨て＞との意識で全く臆する所がありません。
だから 観光業界の方々には申し訳ありませんが、できれば 此の侭 中国の団体さんには御遠慮願うと有り難いのであります。
ヤンキース 遂にワールドシリーズへ出られません。何と言ってもジーターの負傷と、主砲のロドリゲス、グランダーソン、ロビンソン・カノの極端な不振で、イチローひとりが奮闘しても流れを引き寄せる事は出来ず、タイガースに四連敗と全くいい所無しでした。
折角 マリナーズから移籍したイチローの、ワールドシリーズでの活躍を期待して居た我々ファンはガッカリです。
其れに 来年はイチローはどうするのでしょう？今季またフリーエイジェントになるので、又 移籍先を探す破目になりますが、噂では ヤンキースは、３０％～４０％の年俸ダウンでなら再契約を考えている様です。果して イチローは 其の条件を呑んで再契約に応ずるでしょうか？ 日本のオリックスも食指を伸ばしているとも言われて居ますが・・・
田中慶秋法相とうとう 辞任の意向を固めた と今日の夕刊が報じてます。
『外国人企業からの献金や過去の暴力団関係者との交際を認めた田中慶秋（けいしゅう）法相（７４）が辞任する見通しとなった。田中氏は１９日午前、体調不良を理由に東京都内の病院に入院した。野田政権は政権運営に支障があると判断しており、野党側の出方を見極めて事実上の更迭に踏み切る方針だ。』
野田総理は また＜野党の出方を見極めて・・・＞と 毎度の事ながらもの事を決めるのに、何かと言えば此の体たらくです。自分では何も決められないんですね。此れで総理大臣だと言うのですから、情けなくて言葉になりません。野党の顔色を見て、また自党の身内のご機嫌を覗いながらの政治では、国民は堪りません。まさにドジョウの様に周りの追及をノラリクラリと逃げ回っています。逃げ切れる勝算なんか無いのに、其れでも逃げ回るところは矢張りドジョウです。
そして 其のドジョウに任命された田中法相は、一体なんでしょう？
沖縄で又しても米兵に依る女性暴行事件が発生しました。仲井真知事が森本防衛大臣に、再発防止を厳しく申し入れる様に要請しました。
然し 多分 防衛大臣はアメリカに対して申し入れはするでしょう。が アメリカが其れを重く受け止めて呉れません。其れは戦後何度となく日本が言って来たにも拘らず、全く履行されませんでした。
アメリカは 日本人の抗議などは、蚊に刺された程にも感じて居ません。ましてや沖縄は今尚アメリカの占領下に在る と思い込んでいるか の如き振舞いようです。
基地問題にしても、オスプレイの配備にしても、まるで日本人の切なる気持ちをせせら笑うかのような仕打ちです。
仲井真知事も もう幾ら日本政府に厳しい申し入れを要請しても、無駄だと言う事は充分分かって居る筈です。アメリカは聞く耳を持ちません。だから 直接行動に出るべきです。アメリカから門前払いを受けようとも、日本政府がメンツがどうのこうのと叫ぼうが、沖縄県民の血の叫びを、知事の体を張って行動するべきです。此の侭では日本政府とアメリカ政府の馴れ合いごっこが続くだけです。
ソフトバンクの孫正義社長が １兆６千億円をかけて 米携帯電話会社スプリント・ネクステルを買収するそうです。すると ソフトバンクは日米で９千万件の契約を抱える世界で有数の通信事業者になります。
国内ではＮＴＴドコモが約６千万件、ＫＤＤＩが三千六百万件で、圧倒的な首位になります。 孫社長の得意満面の顔が＜ドヤ顔＞になって居ます。
然し 問題が有ります。先ず １．６兆円の買収資金は全部銀行からの借金です。そして買収するスプリント社は、多額の借金を抱えて経営不振です。孫さんにどの様な秘策が有るのか判りませんが、通信事業がどれ程の利益を齎すのか？ また 携帯電話の利用者は、最早頭打ちで、通信会社同士の奪い合い・泥仕合状態です。
其れでも１．６兆円も投資して果して大丈夫かな？と言うのが国内外での正直な感想です。
孫さんは 自分の能力を信じての事でしょうが、言うまでも無く事業はどんなに優秀な人間でも一人では出来ません。＜社長が優秀な人材をどれだけ集められるか＞が社長の能力です。
古来 中国でも日本でも、天下を伺う人物には有能な人材が大勢必要です。其の人材群が有ってこそ大望を為し得るのですが、孫さんの周辺には其れが見当たりません。何時でも孫さん一人が発案して、計画・実行する独壇場です。だから この大勝負は心配です。
吉田紗保里選手 国民栄誉賞受賞決定です。当然の事ながら吉田選手の凄さは他のアスートの群を抜いて居ます。世界大会（五輪+世界選手権）１３連覇は恐らく世界中で誰も成し遂げて居ない記録です。それでギネスブックに認定されました。
２００１年 日本選手権で日大の山本聖子選手に判定負けをするまで、１１９連勝をして、国内でも無敵、また 昨年５月東京でロシアのワレリヤ・ジョロボア選手に負けましたが、今迄 国内・国際試合で彼女が負けたのはたった２回でけです。
此の強さは超人的と言うか、女性で肉体的にも、精心的にもこれ程の強い人はいません。背筋力が２００キロ超と言いますから、成人男子の平均よりも遥かに鍛えられて居るからこそ此の偉業が達成出来たのでしょう。日本のオトコ達よ！しっかりせい
！！オトコ達よ！君達は世界中から舐められて居るのだよ
！！
清水エスパルスが今年は好調です。Ｊリーグ発足以来いいメンバーを揃えて居ながら、仲々結果を出せませんでした。そして此の数年は殆どＢクラスの成績で、エスパルスショップも閑古鳥が鳴いて居ました。。
岡崎に期待してましたが、ヨーロッパに行って仕舞い、ことしも駄目か！と 落胆して居ましたが、此の処 俄然成績が上がって来ました。
今年は ナビスコカップで予想外の進撃を見せ、これはひょっとすると優勝するかも知れません。地元ファンとしても、此の頃下火になって来たサッカー熱をもう一度燃え上がらせたい所です。ガンバレ！！エスパルス！！
中国 西安にある阿倍仲麻呂の碑がペンキで汚されました。其の事を悔やんだ中国の知識人の皆さん達が、「もっと理性的な行動を・・・」と 中国民に呼べかけて居ます。其の中心になって居るのは、ジャーナリストの崔衛平氏、胡佳氏、賀衛方氏、各地医師達、報道関係者、其れに多くの学生達です。
中国の人達は 本来は冷静で、個人的には本当に暖かい心の持ち主です。それが ＜領土問題＞とか言う＜政治的問題＞として政治家が介入して議論をすると、ややこしくなって纏らないのです。
阿倍仲麻呂（６９８～７７０）と言う 奈良時代の遣唐留学生は、中国で時の皇帝玄宗に其の優秀さを愛され、また 李白・王維と言う当時の中国の有名な詩人たちとも交友が有り、その名を今日に残しました。其の偉人を記念した碑を汚した行為を、中国人自身が恥ずかしく思って 自制を求める発言が挙がったのは、まことに嬉しい事です。 必ず日中関係は穏やかに治まるでしょう。
中東事情に詳しい 元拓殖大学教授 佐々木良昭先生（写真）が、将来の中東情勢に就いて、我が国にとって耳寄りな話題を提供して居ます。其れは以下の通りです。
『GDPが7％台で推移。富裕層が増加し、たとえば高級外車・フェラーリの予約台数がうなぎ上り。イスタンブールの地価もここ5年間で3倍に急上昇。「第二ボスポラス海峡」の建設計画にともない、海外からの大規模な投資マネーが流入中。
第一次世界大戦終了後、オスマン帝国に代わってトルコ共和国が誕生するに当たり、ヨーロッパ諸国との間に「ローザンヌ秘密協定」が交わされた。トルコは今後100年間、地下資源の開発を行わないというものだ。
「その協定が、2023年には期限切れを迎えるのです。となれば、特にトルコ南東部の豊富な原油や天然ガスが脚光を浴びるはずです」
10年後には、トルコは世界的な資源大国としてクローズアップされる可能性が大きい』
今や ヨーロッパはガタガタですし、アメリカも頼りないし、将来はトルコと仲良くすべし と言うわけです。１１年先を見越して 政府も商社も此の際＜国運＞を懸けて頑張って貰いたいものです。
