今日は 静岡市の総合病院にMRI検査に行きました。今度で二度目です。最初は何年か前に交通事故に遭った時以来ですから、久し振りにあの不気味な機械にお目にかかる訳です。
目的は 前立腺癌の検査の前検査です。私は 以前にも言いました通り、世界一の臆病者ですから、「ヤリタクナァーイ」と散々頑張ったのですが、妻が友達から強力に吹き込まれて来まして、「どうしてもやらなきゃ離婚するっ」と脅迫されまして、渋々行かされました。(これってドメスティック・バイオレンスじゃないでしょうか)
いよいよ ベッドに寝かされ、あの狭いトンネルに入れられて約二十五分、変な音がボコボコしたり、息止め24秒を三度もやらされたりの恐怖の時間でした。其の時 新しい発見がありました。 私は「高所恐怖症」だけでなく「閉所恐怖症」でもあるのだ・・と。
この検査の前、待合室で待って居る時、一人の若い女性患者が入って来ました。聞けばMRI検査は三度目だそうです。前の二回は検査の結果患部が発見出来なかったと言う事ですが、見れば顔色は酷く青黒く、明らかに病人に見えました。可哀想にまだ若くて顔立ちも美しい人でしたのに。そんな事を思いながら「恐怖」に耐えたのであります。