始まりましたライブドア裁判。 ライブドアが詐欺的粉飾決算をして来た事はみんなが事実として認めている所ですから、この裁判の争点は詐欺的粉飾決算をホリエモンの指示命令でやったか否かです。
常識で考えても、会社組織が社長の指示命令なしで、何事と言えども実行するなんて有り得ません。もし、ホリエモンの言う通りだとすれば、社長は必要ないのですから。
こんな幼稚な言い逃れで頑張って居るホリエモンは、何を狙っているのでしょう。ひょっとして、リクルートの江副さんを真似て居るのかなと思いますが、空しい努力です。江副さんは、政治家の中曽根を始めとするセンセイ方に政治献金のつもりでお金をばら撒いたのに信頼する腹心の者に刺されて贈賄で逮捕されてしまいました。おまけに頼みの政治家のセンセイ方には「オラ 知らねぇ~」と逃げられてしまって、江副さん一人が全責任を負わされ、裁きの場に晒される身となってしまいました。彼は何とかにも一部の意地とばかりに全て否認を貫き通し、今尚戦っています。空しい・勝ち目の無い戦いですが、彼にすれば逃げた奴等と自分を裏切った奴等に対して戦っているのです。だから勝ち・負けよりも、時間をかけて自分の意地を彼等に忘れさせない事に意義があるのです。
ホリエモンもたぶん其の真似をするでしょう。それと、其の時間を稼ぎながら次の自分の道を探すのです。そう簡単に見つけられる程世間は甘くないでしょうけど。
それより もっと悪い奴等はホリエモンを絶賛した政治家のセンセイ方と、ジャーナリストの皆様です。今では「そんな事 言ったっけ」とばかり涼しい顔をしてますが・・・
卑怯者め