ミホんち

2005年から書いてきた「ミホんち」
gooブログに引っ越してきました。
よろしくどうぞ!

今週の一冊

2008-10-29 19:32:27 | 本の話
  野菜屋さんで見つけた 朝倉瓜やったかな 糠漬に

 今回の本はこれといった一押しがなかったのでダラッと。

 「しかたのない水」 井上荒野
 井上光晴の娘で昨年直木賞を受賞していたので、一度読んでみようと手に取った。あるスポーツクラブのプールに通う人々の物語が短編で6作。えーっと、主題は何だったんだろう?読みやすいけど何が残ったかと聞かれるとハテサテ。寝る前にちょっと読むには最適。

 「モラルの罠」 夏樹静子
 日常生活の隅っこにちょいと潜む恐怖など。こちらも短編5作品でチャチャッと読めてしまう。どうもいかんね。短編ばかりに慣れてしまうと長編を読み通す根性が低下する。秋なんだから、少し考えながら読む本も開かんと。

 「恋の手紙 愛の手紙」 半藤一利
 古今の人の恋文が30通。芥川龍之介とか山本五十六とか小林一茶とかの有名どころばかりが並ぶ。堅物の見本のような人の手紙が甘えん坊のやんちゃ手紙だったりおもしろい。しかし、何だね。有名人っていうのも大変だね。亡くなって何年たっても、こんな形でさらされちゃってさ。墓場から手紙を焼きに出てきたくなったりするっちゃないの。

 「野菜のおかずは無限大」 ESSE別冊
 いや、うちではメインのおかずになりそうな料理ばかりですが。3点ほどメモ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする