ミホんち

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今週の一本

2008-10-16 19:28:05 | 映画・テレビの話
 うふふさんが試写会に誘ってくれたので、連れてってもらう。もうあれだね、天神はすっかり秋模様だね。夏日やし暑いので半袖で行こうかと思ったのをやめといて良かった。もう半袖で天神歩いてるのは佐川急便のお兄さんくらいじゃないの。 

  

 「P.S.アイラブユー」 米国 2008年 ★★★ 
 監督 リチャード・ラグラヴェネーズ
 主演 ヒラリー・スワンク

  夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)を35歳の若さで亡くしたホリー(ヒラリー・スワンク)は失意のどん底にいた。ジェリーは陽気で情熱的で歌が好きなアイルランド男。ふたりの生活は決して裕福とはいえず、些細なことでよく喧嘩もした。けれど、最後は必ず仲直りをする、そんな日々がずっと続いていくと信じていたのに。

 夫の死から3週間後に巡ってきたホリーの30歳の誕生日。そこへ贈り物が届く。箱を開けてみると、ジェリーからの<ハッピーバースデイ>のメッセージ入りのケーキとテープレコーダーが入っていた。 おそるおそるテープレコーダーのボタンを押すホリー。そうして、翌日からジェリーからの手紙がいろいろな形でホリーの元に届くことになる。手紙の最後を必ず<PS アイラブユー>と結んで。

 何度でも書くけど病気の隣に愛情物語を持ってくる映画が嫌いだ。感動の無理強いはやめとくれよ、と思う。この作品では、病気については一切語られることはなく、失ってのちをどこへどう生きるのかと話しかけてくれるので、素直な気持ちで見ることができた。アイルランドの風景も本当にきれい。

 ママ役のキャシー・ベイツのファンやし。普通にどっしりと現実的に画面の真ん中を引き締めていて相変わらずの貫禄である。スティーブン・キング原作の「ミザリー」でミステリー作家の狂信的なファンを演じたのはすごかったよね。背筋ゾクゾクもん。あと、ドラマ「グレイズ・アナトミー」に出ていたジェフリー・ディーン・モーガンが同じような伊達男風で出演していておかしかった。

 ここ4作品、連続でラブロマンスもんを見に行っているわ。私にしちゃあ珍しいな。現実があまりに枯れているせいだろうか。

コメント
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